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校長先生の指導 第1話 後編
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ストーリー
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こ、こらー！ そこの二人！ 何をしてるんですか！ |
| ガメッシュ | |
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む……やっと来たか |
| マルハヴァン | |
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坊や…… これは何度目の『中断』に なるんだろうね？ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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ちっ…… |
| ファレナ | |
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じゃあな ラビリンスの隊長様 |
| ファレナ | |
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次に会うときは 柔軟な考えを持ってくれていることを 期待するよ |
| ファレナ | |
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ま、待ってください ファレナさん！ |
| 自然文明の生徒 | |
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また決着はつきませんでしたか…… 次こそは屈服させてみせます |
| リュミエ | |
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私達も、この場を離れますよ |
| リュミエ | |
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あ、はい！ リュミエさん！ |
| 光文明の生徒 | |
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こら待ちなさい！ シャコガイル校長に 報告しますからね！ |
| ガメッシュ | |
| それからしばらくして―― | |
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………… |
| マルハヴァン | |
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……………… |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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…………………… |
| マルハヴァン | |
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ゲイル・ヴェスパー…… どうして貴様がここにいる？ |
| マルハヴァン | |
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飼い主の所に 戻らなくていいのか |
| マルハヴァン | |
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飼い主とは言ってくれるね |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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そういうアンタこそ 守るべき軍師の傍を 離れていいのか？ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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リュミエは規律に厳しいほうだろう？ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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気分転換に散歩をしていたんだ リュミエはそこまで 融通が利かない奴じゃない |
| マルハヴァン | |
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へぇ、そりゃ意外だ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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アンタが散歩するタイプってとこにも 驚いているよ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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無意味な闘いに終止符を打つ アイディアを探している |
| マルハヴァン | |
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お前も同じことを考えているんだろう |
| マルハヴァン | |
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……そうだね どうやら同じ気持ちのようだ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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いい加減、アンタとの闘いにも 嫌気が差してきたんだ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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のらりくらりとかわす奴と闘っても スカっとしない |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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お前のような実力者と 正面切って闘うのは こちらもこれ以上はご免だ |
| マルハヴァン | |
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……互いの仕えるべき 主人の事情は一旦置いて |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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一時休戦して 協力しあったほうが良さそうだな |
| マルハヴァン | |
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んで…… アイディアとやらは 見つかりそうかい？ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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私も考えてはいたんだが こういうのはからっきしでね |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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闘いならいざ知らず 人間関係となると クリーチャーには難しい |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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もっとシンプルなことなら 叩き斬って終わりなんだが…… |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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一応、アタリはつけている と言っても…… 策と呼べるほどのものではないが |
| マルハヴァン | |
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ホウエイルで起こる問題は ホウエイルの管理者に 解決してもらえばいい |
| マルハヴァン | |
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ホウエイルの治安を 守っているのはラビリンスだが 管理しているのはまた別だ |
| マルハヴァン | |
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そして、それは ホウエイルで最も強い魔法使いだ |
| マルハヴァン | |
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……そういうことか |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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ホウエイルの管理者―― シャコガイルに会いにいくんだね |
| ゲイル・ヴェスパー | |
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――っくしゅん！！ |
| シャコガイル | |
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……先生、風邪ですか？ 珍しいこともあるものですね |
| レヴィ | |
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体調は悪くないし 部屋も奇麗にしているんだけど…… |
| シャコガイル | |
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誰かが噂でもしているのかしら |
| シャコガイル |
