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別の時間軸 第1話 後編
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dmps_fun
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ストーリー
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チッ……逃がしてしまったか |
ダピコ | |
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さすがデッドゾーン どれだけ弱ろうとスピードは 他の追随を許さないな |
ロイ・マッカラン | |
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君達、ケガはないか? |
ロイ・マッカラン | |
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あのデッドゾーンさんを 撃退してしまうなんて……すごい |
ヴィヴィ | |
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……誇るようなことではない |
ロイ・マッカラン | |
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私達はずいぶん長い間 デッドゾーン達と闘ってきた |
ロイ・マッカラン | |
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強くならざるを得なかったんだ 守護者などという大役まで 背負わされてしまったしな |
ロイ・マッカラン | |
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長い月日をかけて奴の力を削った そのおかげで、多くを失ったよ |
ロイ・マッカラン | |
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そんな…… |
ルピコ | |
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一体、何が起こったんですか? |
ルピコ | |
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私がもう一人いるのもそうですし 私達が知っている街の状況と あまりにも違っていて…… |
ルピコ | |
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あ~……そうなんですね こっちの私達は 全然違う時間から来たんですね |
もう一人のルピコ | |
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こちらは訳あって 君達の事情は少し知っている 別の時間から来たこともね |
ロイ・マッカラン | |
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詳しい話は歩きながらにしようか デッドゾーン達に奇襲されては たまらん |
ロイ・マッカラン | |
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ところで……VV-8 力の調子はどうだね? |
ロイ・マッカラン | |
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え? ええと…… |
ヴィヴィ | |
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なんだか、自分では力が 制御できなくなっちゃった みたいで…… |
ヴィヴィ | |
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そうか、それは困ったね |
ロイ・マッカラン | |
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しかし、安心するといい 君を修理できるパーツがある ジャンクさえ確保できれば…… |
ロイ・マッカラン | |
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悪い知らせだ、マッカラン ジャンクはデッドゾーンに 奪われたらしい |
ダピコ | |
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確保班も蹴散らされたようだ 弱体化しているとはいえ やはり部下では手も足も出んな |
ダピコ | |
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奴め…… そのために戦闘を早々に 切り上げたのか |
ロイ・マッカラン | |
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追跡は出来ているのか? あれを奪い返さなければ計画に 支障が出る可能性があるぞ |
ロイ・マッカラン | |
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あの、ええと……マッカランさん JJお姉ちゃんのパパなんだよね |
ヴィヴィ | |
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JJお姉ちゃんは無事なの? |
ヴィヴィ | |
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JJ? JJとは…… ああ、あの子か…… |
ロイ・マッカラン | |
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あの子はもういないんだ 敵にやられてしまってね |
ロイ・マッカラン | |
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そ、そんな……!? |
ヴィヴィ | |
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どうして!? 私のせい!? 私が……何か間違えて 時間を変えちゃったから……!? |
ヴィヴィ | |
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君が気に病む必要は無い 何の関係もない、赤の他人だろう |
ロイ・マッカラン | |
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全てJJの自業自得だ 弱かったから生き残れなかった ただそれだけだよ |
ロイ・マッカラン | |
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………… |
ルピコ | |
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貴方、本当に…… マッカランさんなんですか……? |
ルピコ | |
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私の知っているマッカランさんは JJさんのことをそんな風に 扱ったりはしないはずです |
ルピコ | |
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何を言っている? いいから来たまえ |
ロイ・マッカラン | |
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ち、近づかないでください! 私達を……どうするつもり なんですか! |
ルピコ | |
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マッカランさんは JJお姉ちゃんを守るために 敵に立ち向かう人だった |
ヴィヴィ | |
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JJお姉ちゃんを 大切に思ってる人だったんだよ |
ヴィヴィ | |
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貴方は……一体何者? |
ヴィヴィ | |
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はぁ……面倒だな どうやら失言を してしまったようだ |
ロイ・マッカラン | |
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君達の時間の私は JJと深い絆を結んでいたらしい |
ロイ・マッカラン | |
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どうせ始末する予定だった |
ダピコ | |
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手っ取り早くていいだろう こいつらのお守りをするのも 手間なんだ |
ダピコ | |
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貴方たちが悪いんですよ 大人しく従っていれば 傷つくこともなかったのに |
もう一人のルピコ | |
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ダメだ ここで始末することは許さん |
ロイ・マッカラン | |
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――拘束しろ 【プレイヤー】を狙え ただの人間だ、人質に丁度いい |
ロイ・マッカラン | |
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本当に私達の知っている みんなとは違うんだね…… |
ヴィヴィ | |
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本当はこんな事したくありません ですが……闘うしかないようです |
ルピコ | |
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【プレイヤー】さん 準備を……! |
ルピコ | |
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気を付けて、この時間の守護者は この人達、って言ってた |
ヴィヴィ | |
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ルカお姉ちゃんレベルの人達と 闘うことになるよ! |
ヴィヴィ | |
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う……想像したくないですね |
ルピコ | |
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伏せろっ! ポンコツ三人組! |
デッドゾーン | |
その声と共に頭上から降ってきた 棺桶のような箱が、目前の地面に 激しく叩きつけられた | |
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ぴぃっ……!? |
ルピコ | |
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こいつ……! ジャンクをぶん投げるとは なんて危険な……! |
ダピコ | |
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コイツが欲しかったんだろ? くれてやる! |
デッドゾーン | |
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混乱中に失礼 煙幕をどうぞ |
アダムスキー | |
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む! いかん! ジャンクは陽動だ! |
ロイ・マッカラン | |
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態勢を立て直せ! 奴らを逃がすな! |
ロイ・マッカラン | |
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え……え!? これは、どういう…… |
ルピコ | |
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ぼーっとするな 助けてやる! こっちへ来い! |
サンマッド | |
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S級侵略者の…… こ、これって一体……? |
ヴィヴィ | |
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なんとか救い出せたな 焦ったぜ、オイ |
デッドゾーン | |
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最初にちゃんと説明していれば こんなことにはならなかった |
アダムスキー | |
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あの箱も、彼らも 両方手に入れられた未来もあった ……はず |
アダムスキー | |
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デッドゾーンは 銀河級のバカ |
アダムスキー | |
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ブハハハハハ! まぁいいだろう、アダムスキー |
サンマッド | |
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こいつらを助け出せただけで 十分な成果だ |
サンマッド | |
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それに、こいつらは三人 箱はひとつ |
サンマッド | |
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同時に確保するのは難しい 三より多くなってしまうからな |
サンマッド | |
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それは貴方が四以上の数字を 処理できないだけ、でしょ |
アダムスキー | |
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………… |
ヴィヴィ&ルピコ | |
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何だこいつら まだ警戒してるのか? |
サンマッド | |
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デッドゾーン お前、こいつらに何をしたんだ? |
サンマッド | |
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何もしてねェよ! 最初っからずっとこんな感じで 俺から逃げ回ってたンだよ |
デッドゾーン | |
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おかげで守護者どもに見つかるし 散々な目に遭った |
デッドゾーン | |
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……この人達が来た時間の デッドゾーンが何かしたんでしょ |
アダムスキー | |
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じゃあ俺は関係ねェじゃねェか |
デッドゾーン | |
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このバカはどうせ何も説明せず 「付いて来い」って迫った そうに違いない |
アダムスキー | |
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ンなこと―― |
デッドゾーン | |
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あった、かも……しれねェ…… |
デッドゾーン | |
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はぁ…… |
アダムスキー | |
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貴方たちは…… 一体何が目的? |
ヴィヴィ | |
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私達が狙いなのに…… 私達の知るS級侵略者と やり口が違う |
ヴィヴィ | |
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私達の居た時間の貴方たちなら 目的のために手段を選ばなかった |
ヴィヴィ | |
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……私達は 傷つけられてすらいない 何が狙いなの? |
ヴィヴィ | |
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あー……何か相当な ゴタゴタがあったみてェだな 別の時間の俺達と |
デッドゾーン | |
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どっから説明したもんか…… |
デッドゾーン | |
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アダムスキー! 任せた! |
サンマッド | |
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私達は「革命軍」 |
アダムスキー | |
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貴方達を狙っていたマッカラン あの侵略者と化した守護者達を 率いるギュウジン丸と闘っている |
革命軍 アダムスキー |