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第3話 魔導具の在り処
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dmps_fun
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ストーリー
――デっちゃんが現れる少し前 | |
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ふぅ……流石に疲れたね 少し休もうか |
ノイン | |
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生徒達の前で力を行使 しなければ、ホウエイルに 留まっておけたものを |
デっちゃん | |
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仕方ないじゃん そうしたくなったんだからさ |
ノイン | |
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魔導具は地上にもある ホウエイルにこだわらなくても 大丈夫でしょ |
ノイン | |
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……ん~~! 歩きっぱなしだから 脚が棒になっちゃったよ |
ノイン | |
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気軽には言うがな 地上は影の者達が 勢力争いをしている土地 |
デっちゃん | |
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そんな中で 魔導具を奪えばどうなるか 分かっているだろう |
デっちゃん | |
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魔導具がクリーチャーを阻むから 自分の領土の証に なってるんでしょ |
ノイン | |
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そんなものを奪われたら 恨みを買って地の果てまで 追われる、だよね? |
ノイン | |
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散々聞いたよ |
ノイン | |
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けど、魔導具を集めれば 私達の力は強くなる 意外と大丈夫かもよ? |
ノイン | |
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その力を使う代償があることを 忘れてはいまい |
デっちゃん | |
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私を解放する前に お前の命が尽きるのは困るのだ |
デっちゃん | |
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はいはい、ありがと 心配してくれてるんだよね |
ノイン | |
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そういう話をしているのでは―― |
デっちゃん | |
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……見つけたぜ、9号 |
クリーチャー | |
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――!! |
ノイン | |
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影の者の追手か……! |
デっちゃん | |
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(デっちゃん、こいつらに 認識阻害の魔術は?) |
ノイン | |
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(無駄だ お前はこいつらと 深く関わりすぎている) |
デっちゃん | |
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(……もう! 本当に思うように いかないなぁ!) |
ノイン | |
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ホウエイルの魔導具を奪う そういう任務を与えたはずだ なぜお前はここにいる? |
クリーチャー | |
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……まだ任務の最中だよ? 今はホウエイルの地上派遣チームに 潜り込んでるの |
ノイン | |
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このチームが学生の中で 最も重要な役割を担ってる マスター候補生にも近づけるしね |
ノイン | |
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魔導具を保管してる場所は そう簡単には見つけられなかった だから機をうかがってるの |
ノイン | |
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へぇ、だから地上に派遣された時 地上の魔導具を奪ったのか? |
クリーチャー | |
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そうだよ 部隊が全滅したら私は ホウエイルに戻れないし |
ノイン | |
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魔導具を学校の連中に渡せば 保管庫まで持って行くはず |
ノイン | |
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保管庫さえわかれば まるっと奪って任務完了 そういう算段だった |
ノイン | |
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……色んな誤算が重なって そううまくはいかなかったけどね |
ノイン | |
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次は成功させるよ |
ノイン | |
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9号 お前の役割は俺達の 命令に従うことだ |
クリーチャー | |
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お前の任務は 地上の魔導具をホウエイルに くれてやることじゃない |
クリーチャー | |
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闇文明にとって 魔導具がどんなものか 知っているだろ |
クリーチャー | |
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お前はそれを忘れたようだ もう一度教育が必要だな |
クリーチャー | |
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ふーん やる気なの? 今の私は昔の私とは違うよ |
ノイン | |
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貴方じゃ私に 勝てないんじゃない? |
ノイン | |
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それと、9号って呼び方は やめて欲しいな あんまり可愛くないし |
ノイン | |
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今の私はノインだよ |
ノイン | |
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……俺じゃ勝てないだろうな |
クリーチャー | |
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だが、生死は問わないと言われてる やりようはあるさ |
クリーチャー | |
医者のようなクリーチャーは 高々と飛び上がり | |
高所へと場所を移して ノイン達を見下す | |
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ノイン……マズいぞ |
デっちゃん | |
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うげ…… |
ノイン | |
医者のようなクリーチャーに 気を取られていた | |
気づけば、森の奥からゾロゾロと 凶鬼が集まってきていた | |
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お前の力は確かに強い |
クリーチャー | |
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だが、お前の持つ闇の力 人間のような脆い体では 耐え切れないだろう? |
クリーチャー | |
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お前の体のことは 俺達の方がよく知っている |
クリーチャー | |
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お前が力も命も使い果たしてから 連れ帰らせてもらうとするぜ |
クリーチャー | |
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……舐められたものだね |
ノイン | |
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ノイン! ここで闘っても 得られるものは何もない |
デっちゃん | |
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今はなんとか身を隠し 魔導具を入手できる機会を 待つのだ! |
デっちゃん | |
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……それは一時凌ぎだよ |
ノイン | |
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地上にいても、天上にいても 私達はいずれ追い込まれる |
ノイン | |
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こうなったら 私達を追いたくないと思わせなきゃ |
ノイン | |
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私達を追えば どうなるのか徹底的に分からせる |
ノイン | |
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――許さん もうお前の力は残り少ない |
デっちゃん | |
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魔導具があれば別だが その魔導具すら手に入れていない |
デっちゃん | |
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こんな無駄な闘いで お前の命を消費することは もうさせん! |
デっちゃん | |
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お前には 私を解放する役目があるのだ! |
デっちゃん | |
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あっ!? デっちゃん、どこ行くの!? 貴方がいないと―― |
ノイン | |
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お前はなんとか生き延びろ デュエリストだろう |
デっちゃん | |
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私が魔導具を持ってくる それまで耐えろ! |
デっちゃん | |
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~~~~~~~~!! |
ノイン | |
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もうっ!! なんなの!! |
ノイン |
勝利時
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……ノインさんがピンチなのは 分かりました |
ルピコ | |
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彼女に魔導具があれば 窮地を切り抜けられる…… というのも、なんとなく分かります |
ルピコ | |
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ノインが私達を助けてくれた時 使っていた力…… 疑似魔導具と言っていたわ |
カノン | |
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あの力を使った後 疲弊した様子だった |
カノン | |
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魔導具を手にすれば あそこまでの疲弊は ないのかもしれない |
カノン | |
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けれど…… 私達は魔導具の在りかなんて 知らないのだわ |
カノン | |
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私達の世界でも起こっている 世界のひずみを解明するきっかけが 魔導具にあるかもしれませんし |
ルピコ | |
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私達も魔導具に興味は あるんですが…… |
ルピコ | |
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流石に、ホウエイルの 方々に迷惑をかけるわけにも いきませんし…… |
ルピコ | |
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貴様ら……! |
デっちゃん | |
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我らから受けた恩を忘れたか! |
デっちゃん | |
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元々、私とノインにとって ホウエイルの者達は どうでもいい存在なのだ! |
デっちゃん | |
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それをお前達が 「助けたい」と言うから ノインは手助けをしたのだ! |
デっちゃん | |
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ホウエイルのためではなく お前達のために、だ! |
デっちゃん | |
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そのせいで ホウエイルから居場所を追われ |
デっちゃん | |
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闇文明の追手に 狙われる羽目になった! |
デっちゃん | |
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ノインはそうなることを 分かった上で助けたのだ!! お前達のために!! |
デっちゃん | |
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だと言うのに、お前達は 自分の安全を優先するのだな!! |
デっちゃん | |
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地上で過ごしていない お前達ならば、と思って 期待した私が愚かだった |
デっちゃん | |
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もういい 私一人で何とかする |
デっちゃん | |
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ま、待ってください! |
ルピコ | |
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私達もノインさんを 友人だと思っています |
ルピコ | |
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本当に魔導具が必要なのかは わかりませんが…… ピンチなら見過ごせません |
ルピコ | |
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……二言はないな? |
デっちゃん | |
ルピコは 【プレイヤー】の 顔を横目で覗く | |
デっちゃんに協力するのは 大きなリスクを伴うが 恩人を見過ごせないのもまた事実 | |
【プレイヤー】は デっちゃんの言葉に ルピコと共に頷く | |
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本当にいいの? |
カノン | |
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ホウエイルのみんなを 敵に回してしまうかも しれないのだわ |
カノン | |
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そうですね だから、条件があります |
ルピコ | |
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用が済んだらホウエイルに 魔導具を返してください それが条件です! |
ルピコ | |
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な、何!? |
デっちゃん | |
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~~~~っ…… |
デっちゃん | |
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……わ、わかった いいだろう |
デっちゃん | |
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交渉成立だ そうとなれば早速 魔導具を探すぞ! |
デっちゃん | |
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デっちゃんさんは なぜ私達を協力者に 選んだんですか? |
ルピコ | |
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私達はまだホウエイルの ことを良く知らないのに 私達は別の――い、いえ |
ルピコ | |
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え、えーっと 私達は…… |
ルピコ | |
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別の世界から来たのであろう 知っている |
デっちゃん | |
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察しはついていたのもあるが 以前、自分の口で |
デっちゃん | |
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「この世界に来たばかりで 右も左も分からない」 みたいなことを言っていたぞ |
デっちゃん | |
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え、えー!? しまった、つい勢いで……! |
ルピコ | |
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確かに、言ってたかも…… 私も気づいていなかったのだわ |
カノン | |
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……この世界では あまり口を滑らさぬことだ どんな目にあうかわからんぞ |
デっちゃん | |
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お前達を選んだ理由は 当然、ノインと関ってなお 敵対しなかった者達だからだ |
デっちゃん | |
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この世界の住民では 闇文明のために 協力などしないだろう |
デっちゃん | |
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そして魔導具の在りかは 生徒達も知らない |
デっちゃん | |
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これは以前ノインと共に ホウエイル内を調査した際に 確認済みだ |
デっちゃん | |
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魔導具の保管場所は 誰にも分からない場所にある この私にすらも |
デっちゃん | |
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そこで異世界の存在である お前達の協力が欲しいのだ |
デっちゃん | |
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我々ですら見つけられなかった 場所、異世界の者ならば 糸口が見つかるかもしれん |
デっちゃん | |
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そ、そんなに私達は 特別な存在じゃないけれど…… 魔法も使えないし |
カノン | |
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(カノンさんは魔法みたいな ことができるけど…… それは置いておいて) |
ルピコ | |
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……やるだけやってみましょう ノインさんのためです! |
ルピコ | |
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その意気だ ついてこい! |
デっちゃん | |
それから、デっちゃんに従い 以前調査からアタリをつけた 場所、というのを探して回った | |
人通りの少なそうな場所 | |
警備が厳重そうな場所 | |
普段、人が寄り付かなそうな場所 | |
様々な場所を探し回ったが 魔導具を保管していそうな 場所など無かった | |
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ダメだ……見つからぬ |
デっちゃん | |
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この私ですら魔導具を 感知できぬとは、よほど 厳重に隠されているらしい |
デっちゃん | |
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ホウエイルは広いですし やっぱり闇雲に探すのは 無理があります…… |
ルピコ | |
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クソ……このままでは ノインが……! |
デっちゃん | |
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……デっちゃん 私達が地上に降りてノインに 加勢するのではダメなの? |
カノン | |
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お前達では話にならん |
デっちゃん | |
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魔術の防御もできないのに 影の者の前には立てん |
デっちゃん | |
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う……やっぱり そうよね |
カノン | |
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――ルピコとやら 壁を叩いて何をしている? |
デっちゃん | |
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あ、えーっと こういう魔法学校って 隠し部屋がありそうだなーって |
ルピコ | |
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壁に仕掛けがあってそれを 探すと開いたり、呪文を 唱えたら開いたり~って |
ルピコ | |
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そんな単純な仕掛けのはずが ないだろう |
デっちゃん | |
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誰かがうっかり押したり 呪文を呟いたら一般生徒に バレてしまうではないか |
デっちゃん | |
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ホウエイルの連中がそのような 仕掛けをするのは考えにくい |
デっちゃん | |
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あるとしたら、本当に 誰も寄り付かない 場所にしかないだろう |
デっちゃん | |
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魔導具というのは 強力な武器なのよね? |
カノン | |
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だとしたら厳重に 警備されているはず |
カノン | |
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……けれど 厳重に守りが固められている 場所なんてなかったわ |
カノン | |
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恐らく 魔法で秘匿しているはずなのだ |
デっちゃん | |
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この私でも気づかないほどに 高度なもので |
デっちゃん | |
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お前達、ここまで探した場所で 何か感じなかったか? |
デっちゃん | |
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いえ、私は特に…… カノンさんは? |
ルピコ | |
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ううん、ダメね 私も何も感じなかったわ |
カノン | |
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【プレイヤー】も 何も感じなかったわよね? |
カノン | |
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となると、あと探していないのは インテリエイル |
ルピコ | |
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ホウエイルの上位機関 という話ですし、重要なものは そちらにあるんじゃないですか? |
ルピコ | |
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ホウエイルとインテリエイルは 別の組織と言っていい |
デっちゃん | |
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ホウエイルが回収したものを インテリエイルに置くとは 考えにくい |
デっちゃん | |
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……それに 我々が近づくのは得策ではない |
デっちゃん | |
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領地に侵入した犯罪者 という名目で何をされるか わかったものではない |
デっちゃん | |
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うーん……じゃあ もうこれしかありませんね |
ルピコ | |
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聞き込み! です! |
ルピコ |
敗北時
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待ってよデっちゃん! |
ノイン | |
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貴方が居ないと 闇の力は使えないんだよ!? |
ノイン | |
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それが狙いだ! |
デっちゃん | |
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私が魔導具を持って 戻るまで召喚の力だけで 何とかしろ! |
デっちゃん | |
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もう~~~~!! デっちゃんのバカーーーー!! |
ノイン |