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第２話 新たな世界と出会い
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dmps_fun
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ストーリー
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あ、れ？ |
| ルピコ | |
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だわ～～～！？ 何で空中に！？ |
| カノン | |
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前にもこういうことが あったような気がしますねぇ |
| ルピコ | |
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何で落ち着いているのだわ！？ こ、こういう時は……！ ええっと……！ |
| カノン | |
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【プレイヤー】さん！ クリーチャーを召喚して 着地をお願いします！ |
| ルピコ | |
| ルピコがカノンと 【プレイヤー】の手を 掴み、そう促す | |
| 【プレイヤー】は カードからクリーチャーを召喚し 無事地上へと降り立った | |
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びっくりしたのだわ…… |
| カノン | |
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【プレイヤー】も ルピコも、冷静で凄いわ |
| カノン | |
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突然色んな所に 飛ばされることがありますから ちょっと慣れちゃったのかもです |
| ルピコ | |
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それに 【プレイヤー】さんが いつも何とかしてくれますから！ |
| ルピコ | |
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そうなのね…… 次は私も、慌てずクリーチャーを 召喚できるよう頑張るわ |
| カノン | |
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ところでここは…… 闇文明の土地なのかしら？ |
| カノン | |
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大地が……まるで タール状の何かに 汚染されているみたい |
| カノン | |
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……何か、今まで見た世界とは違う様相ですね |
| ルピコ | |
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破壊された跡……だけじゃない 何か、瘴気のような…… そんな物を感じます |
| ルピコ | |
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まずはここがどんな土地か 調べてみましょうか |
| ルピコ | |
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意味のある信号を発信できるなら 意思疎通できる存在が 居るはずです |
| ルピコ | |
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邪魔だ小娘！ どけー！ |
| ？？？ | |
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ぴぃッ！？ |
| ルピコ | |
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ルピコ！？ |
| カノン | |
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あいたたた…… な、何ですか……？ |
| ルピコ | |
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これは……小鳥？ |
| ルピコ | |
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小鳥ィ？ |
| 謎の小鳥 | |
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……貴様ら！ まさかこの私を 小鳥呼ばわりしたか！？ |
| 謎の小鳥 | |
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この可愛い子は ルピコの種族の子かしら？ |
| カノン | |
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いえ、初めて見た子です |
| ルピコ | |
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かわ……！？ 貴様ら、私を舐めているな！ |
| 謎の小鳥 | |
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挙句ファイアー・バードと 同列に語るとは…… 不遜の極み！ |
| 謎の小鳥 | |
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貴様らには地獄の苦しみを―― |
| 謎の小鳥 | |
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……いや、今は そんな場合ではない！ |
| 謎の小鳥 | |
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どけ！ 私は急いでいる！ |
| 謎の小鳥 | |
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あ、逃げちゃう！ 【プレイヤー】さん！ 捕まえておいてください！ |
| ルピコ | |
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は、な、せ～～！！ |
| 謎の小鳥 | |
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私達、貴方にこの土地のことを 色々聞きたくてですね |
| ルピコ | |
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早く離せ！！ この場を離れないと―― |
| 謎の小鳥 | |
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見て、ルピコ！ あれ―― |
| カノン | |
| 謎の黒い鳥が飛んできた先には うごめく影が複数あった | |
| それはどこか不定形で 形を変えながらこちらに 迫りつつある | |
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ぴ、ピィ！？ クリーチャー！？ |
| ルピコ | |
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早く離せ！ 奴らは目に付くもの全てに 襲い掛かってくる！ |
| 謎の小鳥 | |
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捕まったら一巻の終わりだぞ！ |
| 謎の小鳥 | |
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【プレイヤー】さん！ よくわかりませんが この子を連れて逃げましょう！ |
| ルピコ | |
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そうね 幸いあのクリーチャー達は 足が遅いわ |
| カノン | |
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お、おい！ 離せーー！ |
| 謎の小鳥 | |
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……おい |
| 謎の小鳥 | |
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逃げるのではなかったのか？ |
| 謎の小鳥 | |
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そのはず…… だったんですけど…… |
| ルピコ | |
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………… |
| 謎のクリーチャー達 | |
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……………… |
| 謎のクリーチャー達 | |
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周りを見ろ 囲まれているではないか！ |
| 謎の小鳥 | |
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凄い数よ どこに逃げても逃げた先に このクリーチャー達が居るわ！ |
| カノン | |
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チッ…… 一か所に長く留まり過ぎたか 妙に多い |
| 謎の小鳥 | |
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いや、まさか「奴ら」も ここに……？ |
| 謎の小鳥 | |
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（どうする、ルピコ？ 闘うなと言われているけれど これは流石に仕方ないわよね？） |
| カノン | |
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（そうですね、何もせず やられるわけにはいきません） |
| ルピコ | |
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（けど、この数……どんどん 増えてきています） |
| ルピコ | |
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（あまり派手に闘うと どこからともなく集まって 余計に増えてしまいそうです） |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さ―― |
| ルピコ | |
| 召喚の力を使うべく 【プレイヤー】へ 声をかけようとしたその時 | |
| 目の前で黒い影が迸る | |
| その影はまるで 意識ごと吸い寄せられるような 深い漆黒の奔流 | |
| 背筋が凍るような暗闇だが ルピコ達は目が離せない | |
| 次第にルピコ達の 意識が遠のき始める | |
| ルピコ達の意識が 完全に途切れる直前 | |
| その黒い影はルピコ達を囲む クリーチャー達の壁の一部を 盛大に消し飛ばした | |
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――はっ！？ |
| ルピコ | |
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い、今のは攻撃、ですか……？ |
| ルピコ | |
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ごめん、お待たせデっちゃん！ さあ、早く逃げよう！ |
| ？？？ | |
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貴様……！ 今「力」を使ったな！？ |
| デっちゃん？ | |
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今がどういう状況か 分かっているのか！？ |
| デっちゃん？ | |
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ピンチでしょ！ 今は時間もないし仕方ない！ |
| ？？？ | |
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……うん？ 貴方達、誰？ |
| ？？？ | |
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わ、わ！ 待ってください、私達は 敵じゃありません！ |
| ルピコ | |
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この小鳥さんが私達に ぶつかって来て…… それで一緒に逃げているのだわ！ |
| カノン | |
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……ふぅん |
| ？？？ | |
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地上で危害を加えようとも しないだなんて、珍しい…… |
| ？？？ | |
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デっちゃんを助けてくれたんだね ありがとう |
| ？？？ | |
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助けられてなどいない！ 私だけならとうに逃げていた！ |
| デっちゃん | |
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周りを見ろ 呑気に話しているから 再び囲まれたぞ！ |
| デっちゃん | |
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貴様が力を使って 飛び込んできたせいで 余計に我々は窮地だ！ |
| デっちゃん | |
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………… |
| 謎のクリーチャー達 | |
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……ホントだ ど、どうしようデっちゃん！ |
| ？？？ | |
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もっかい力使っていい！？ |
| ？？？ | |
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馬鹿が……！ 貴様は考えなしに いつもいつも……！ |
| デっちゃん | |
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ダメに決まっている！ 「奴ら」が近くに いるかもしれん！ |
| デっちゃん | |
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説教は後だ ノイン、貴様だけでも早く逃げろ |
| デっちゃん | |
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学校で学んだ魔術の成果を見せろ！ 飛行魔術でも何でもいい！ ここを離れられるならな！ |
| デっちゃん | |
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私にはできないって 知ってるでしょ！ |
| ノイン | |
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そんなことを言っている場合か！ ここを切り抜けなければ 我々は……！ |
| デっちゃん | |
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何かお二人には 事情があるようですね |
| ルピコ | |
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ここは私達に任せてください |
| ルピコ | |
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私達で敵を引きつけるのだわ その隙に逃げて |
| カノン | |
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……何？ 一体何が目的だ |
| デっちゃん | |
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しいて言うなら…… 貴方達とお話がしたいから、かしら |
| カノン | |
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私達、この地に来たばかりで 分からないことだらけなの |
| カノン | |
| この地で、一人でも多くの 友人が欲しい | |
| 【プレイヤー】も そう伝えると | |
| ノインと呼ばれた少女は ひどく驚いたように 目を丸くした | |
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………… |
| ノイン | |
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ここを切り抜けて 再び会うことができたら また、お話ししましょう！ |
| ルピコ | |
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……貴方達は凄く変わってるね |
| ノイン | |
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わかった 私も手伝う |
| ノイン | |
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一緒にここを切り抜けよう |
| ノイン | |
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コイツらを信用すると……！？ |
| デっちゃん | |
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こんな人達は初めて出会った |
| ノイン | |
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それに、「力」を使わないなら 仲間は多いに越したことはない そうでしょ？ |
| ノイン | |
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チッ……どうせ 言っても聞かぬのだろう |
| デっちゃん | |
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ねぇ、貴方達 私に合わせられる？ |
| ノイン | |
| 黒衣を身にまとう少女は カードを取り出す | |
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（カード……！） |
| カノン | |
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（この人、デュエリストです！） |
| ルピコ | |
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ほら、ボサっとしてないで 行くよ！ |
| ノイン |
勝利時
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はぁ……はぁ…… |
| ノイン | |
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あはは 何とか切り抜けられたね |
| ノイン | |
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ここまで来れば 流石に大丈夫かな |
| ノイン | |
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一体……あのクリーチャー達は 何なんでしょう…… |
| ルピコ | |
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……生き物じゃないみたい 形が定まらなくて…… まるで泥のよう |
| カノン | |
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あの泥のようなものに 長く触れたクリーチャーは 溶かされてしまったわ |
| カノン | |
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一体一体の戦闘力は 高くなさそうですが |
| ルピコ | |
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クリーチャーを溶かす あの泥は侮れませんね |
| ルピコ | |
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気付いたら私達のクリーチャーが 溶かされていて…… 何度も召喚しなければなりません |
| ルピコ | |
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油断するとあっという間に 私達の体力が無くなって しまいます…… |
| ルピコ | |
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ふーん……貴方達の所に あのクリーチャー達は 居ないんだ |
| ノイン | |
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ノインはあのクリーチャー達との 闘いに慣れているのね |
| カノン | |
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敵の特性を理解して くれていたおかげで 何度も助けられたのだわ |
| カノン | |
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貴方が居なかったら 私達はやられていたかも しれない |
| カノン | |
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この土地では 嫌ってほど見る クリーチャー達だからね |
| ノイン | |
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とはいえ、普段は あんなに群れることは そうそうないんだけど…… |
| ノイン | |
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そうだ えーっと、貴方達は……？ |
| ノイン | |
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あっ、こういう時は 自分から自己紹介だよね |
| ノイン | |
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私はノイン こっちの鳥さんは 相棒のデっちゃん |
| ノイン | |
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その名で呼ぶことを 許可した覚えはないがな |
| デっちゃん | |
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デっちゃんに 優しくしてくれたんだよね？ ありがとう！ |
| ノイン | |
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貴方達が居なかったら どうなっていたか 分からなかったよ |
| ノイン | |
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ノインさんのお陰で 私達も助かりました |
| ルピコ | |
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私はルピコって言います こっちは 【プレイヤー】さん |
| ルピコ | |
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私はカノン よろしくお願いするのだわ |
| カノン | |
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ルピコに、カノン 【プレイヤー】…… |
| ノイン | |
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……ねぇ、こんな事聞くのは 変かもしれないんだけどさ |
| ノイン | |
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私達、どこかで 会ったことがあるかな？ |
| ノイン | |
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え？ ええと……ないと思いますよ？ |
| ルピコ | |
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だって私達、違う世か――むぐっ |
| カノン | |
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（カ、カノンさん！ それは一旦秘密で！） |
| ルピコ | |
|
（違う世界から来た、という話は 混乱の元になりますし……） |
| ルピコ | |
|
（そ、そうよね ごめんなさい） |
| カノン | |
|
うーん…… ごめんなさい やっぱり気のせいかも |
| ノイン | |
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似た人が出てくる夢でも 見たのかなぁ |
| ノイン | |
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それで、貴様らは一体 何をしていたのだ |
| デっちゃん | |
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我々に危害を加えないのは 何かワケがあるのだろう 目的を話せ |
| デっちゃん | |
|
え、ええと…… その、迷子と言いますか |
| ルピコ | |
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それでそのー…… 行く当てもなく困ってると 言うかなんと言うか…… |
| ルピコ | |
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ちょっと理由があって 家に帰れなくなって しまったの |
| カノン | |
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行く当てもない……？ |
| ノイン | |
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「ここ」で……？ |
| ノイン | |
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（う……怪しんでるのだわ！） |
| カノン | |
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（えぇ！？ そんな変なこと 言っちゃいましたか！？） |
| ルピコ | |
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（この世界、一体 どんな世界なんですか……！） |
| ルピコ | |
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ぷっ……あはは！ 貴方達、嘘が下手だね！ |
| ノイン | |
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そんなのでどうやって 生き延びてきたの？ ってくらいに へったくそ！ あはは！ |
| ノイン | |
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ふふ、いいよ その嘘に乗ってあげる 言いたくないこともあるよね |
| ノイン | |
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ノイン！ 得体の知れない者は切り捨てろ そう教えたはずだ！ |
| デっちゃん | |
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心に惑わされるな それで痛い目にあってきただろう |
| デっちゃん | |
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この人達は良い人達だよ 悪い人があんな下手な嘘 つくわけないよ |
| ノイン | |
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この人達は きっと本当に知らないんだ |
| ノイン | |
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右も左も分からない この子達のために、先輩として 色々教えてあげなきゃね |
| ノイン | |
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貴様という奴は…… |
| デっちゃん | |
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よし、このノイン先輩が 安全な所まで 送ってあげよう |
| ノイン | |
|
やった！ ありがとうございます！ |
| ルピコ | |
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……って言ったものの 安全な所はちょっと遠いんだ |
| ノイン | |
|
時間もかかるし ちょうどいいよね？ |
| ノイン | |
|
移動しながら 貴方達のことを聞かせてよ |
| ノイン |
敗北時
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ひゃ！？ |
| カノン | |
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何ですか、このクリーチャー達 触れたらこちらのクリーチャーが 溶けてしまいます……！ |
| ルピコ | |
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長期戦は危険ね…… 【プレイヤー】 急いでここを切り抜けましょう！ |
| カノン |
