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春の嵐と一足早い新学期 第1話 前編
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ストーリー
| ええと……ここが学校? | |
| 切札勝太 | |
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地図によると、そうみたい…… |
| 滝川るる | |
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近くに来るにつれ まさかとは思ったが…… |
| ダピコ | |
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試練の塔、ですね…… |
| ルピコ | |
| ルピコにダピコ、それに 【プレイヤー】! | |
| 切札勝太 | |
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ああ…… 久しぶりだな勝太 |
| ダピコ | |
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ここに居るという事は 勝太も生徒として 選ばれたんだな? |
| ダピコ | |
| おう! お前達も選ばれたんだな! | |
| 切札勝太 | |
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あ、あの、そちらの方は…… |
| ルピコ | |
| ん? ああ、この子は、 デコちゃん、っていうんだ オレのクラスメイトで―― | |
| 切札勝太 | |
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かっちゃん、それはあだ名でしょ |
| 滝川るる | |
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私は、滝川るる、っていいます かっちゃんが いつもお世話になっております |
| 滝川るる | |
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いえいえ、こちらこそ…… 勝太さんには いつもお世話になっています |
| ルピコ | |
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まるで勝太のお母さんの様な 丁寧さだな…… |
| ダピコ | |
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え、やだっ!? かっちゃんの妻の様だなんて… |
| 滝川るる | |
| ぶはっ! | |
| 切札勝太 | |
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勝太さん!? |
| ルピコ | |
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お、おい、大丈夫か? 今、るるが突き飛ばした ように見えたが…… |
| ダピコ | |
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……20メートルくらい 飛んでいきましたよ!? |
| ルピコ | |
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ご、ごめん、かっちゃん! 私ったら……妻って言われて 恥ずかしくて、つい……! |
| 滝川るる | |
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(いや、お母さんと 言ったつもりなんだが……) |
| ダピコ | |
| だ、大丈夫大丈夫…… | |
| 切札勝太 | |
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本当にごめんなさい コホン、コホン…… |
| 滝川るる | |
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るるさん、 風邪を引いてるんですか? |
| ルピコ | |
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ううん、 私、生まれつきこうなの…… |
| 滝川るる | |
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病弱で…… いつもかっちゃんに 助けてもらってばっかり…… |
| 滝川るる | |
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(本当に、病弱……なのか?) |
| ダピコ | |
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(勝太さんをいとも簡単に遠くへ 突き飛ばしていましたけど…) |
| ルピコ | |
| おい、見たかよ今の…… | |
| ヒッヒーA | |
| 人間はひ弱な種族だと 聞いていたけど あんな力を持ってるなんて…… | |
| ヒッヒーB | |
| ん……? なあ、どうしてクリーチャーも 集まってるんだ? | |
| 切札勝太 | |
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案内書を ちゃんと見てないのか……? |
| ダピコ | |
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私達同様、 クリーチャー世界にいる住民も 生徒として選抜されているんだ |
| ダピコ | |
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人間とクリーチャー…… お互いの事をより深く 理解するための学校ですからね |
| ルピコ | |
| ええっ!? そうだったのか!? | |
| 切札勝太 | |
| その通り | |
| キリコ | |
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キリコさん!? |
| ルピコ | |
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キリコもここの生徒に なったのか? |
| ダピコ | |
| 生徒ではない 私は校長 | |
| キリコ | |
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えええっ!? |
| ルピコ | |
| 新入生の皆 ようこそ、この場へ | |
| キリコ | |
| ここは、 クリーチャーと人間が共に学び 互いを理解するための学校 | |
| キリコ | |
| 皆に案内している通り この学校はクリーチャーと人間の 相互理解のため開校された | |
| キリコ | |
| といっても、これはまだ あくまでも試験的な試み | |
| キリコ | |
| クリーチャーと人間の 今後の関係がどうなるかは 新入生の皆次第…… | |
| キリコ | |
| 理解は、知る事から始まる 同じ空間で学び、話し、 互いの違いを認める事 | |
| キリコ | |
| 力や価値観、生き方の違い それを知り、受け入れる事 | |
| キリコ | |
| それが我々の未来を作る 第一歩であり この学校の役割でもある | |
| キリコ | |
| 種族の違いに優劣はない あるのはただの個性 皆にはそれを忘れないでほしい | |
| キリコ | |
| ここで過ごす日々 その一つ一つが―― | |
| キリコ | |
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(な、長いな……) |
| ダピコ | |
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(そろそろ 足が痛くなってきました……) |
| ルピコ | |
| こ、校長…… そろそろお時間が | |
| アクア・プロフェッサー | |
| ……む、分かった | |
| キリコ | |
| では、これから教師の紹介 | |
| キリコ | |
| 皆さん、ようこそ学びの場へ 私はクリーチャー代表の教師 アクア・プロフェッサーです | |
| アクア・プロフェッサー | |
| この学校を開校するにあたって 皆さんは最初の生徒として選ばれ こうしてここに集った | |
| アクア・プロフェッサー | |
| それは皆さんがそれぞれの世界の 大きな期待を背負っている という事なのです | |
| アクア・プロフェッサー | |
| 皆さんがお互いに尊重しあい、 成長する事を 私は願っております | |
| アクア・プロフェッサー | |
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エレナです |
| 光の守護者 エレナ | |
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人間代表の教師、というと 恐れ多いのですが…… |
| 光の守護者 エレナ | |
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皆さんが共に学び 楽しく学校生活を送れるように 精一杯サポートをしていきます |
| 光の守護者 エレナ | |
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よろしくお願いします |
| 光の守護者 エレナ | |
| うまくやれるといいけど 本当に大丈夫なのかな? | |
| ヒッヒーA | |
| きっとうまく行く みんなそれぞれ推薦されてきた 優秀なメンバーなんだから | |
| ヒッヒーB | |
| どうだか……クリーチャーと 人間が簡単にうまくやって行ける とは思えねえがな | |
| ヒッヒーC | |
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お前達は同じ種族……だよな? 違う種族だと同じクリーチャーの 私でも見分けがつかないな |
| ダピコ | |
| アハハ…… そうだよね | |
| ヒッヒーA | |
| 気にしなくていいぞ 別の種族から見て 見分けが付きにくいのは普通だ | |
| ヒッヒーB | |
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なるほどな…… だが、学校に対する思い入れは 随分と温度差があるようだな |
| ダピコ | |
| ふん…… とりあえず選ばれたからには 付き合ってやるさ | |
| ヒッヒーC | |
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人間とクリーチャーが 共に通う学校…… 私はワクワクしてますが |
| ルピコ | |
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今回の試みを懐疑的に感じている クリーチャーさんも いるみたいですね…… |
| ルピコ | |
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仕方ないわよ 今まで違う世界で 生きてきた者同士だもの |
| 滝川るる | |
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でも、だからこそ この学校を通じて仲良くなれたら いいんじゃないかしら |
| 滝川るる | |
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そ、そうですね……! 私、頑張ります! |
| ルピコ | |
| では、こちらのクラスでは 一緒に体を動かすことから 始めましょう | |
| アクア・プロフェッサー | |
| ——つまり、体育です! | |
| アクア・プロフェッサー | |
| 皆さんには人間の世界にある スポーツ……サッカーという 球技をしてもらいます | |
| アクア・プロフェッサー | |
| ルールはとても簡単 二つのチームに分かれて ボールをゴールまで運ぶだけです | |
| アクア・プロフェッサー | |
| サッカーかぁ やるのは久しぶりやから ちょっとは楽しめそうやで! | |
| スペイ | |
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スペイ……? 生徒として選ばれていたのか |
| ダピコ | |
| なんや 気付かんかったんかい! | |
| スペイ | |
| 何? もしかして私にも気付いてない? | |
| キョウカ | |
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キョウカさんも 同じクラスだったんですか? |
| ルピコ | |
| 私達、そんなに存在感薄い……? | |
| キョウカ | |
| こりゃ、頑張らなあかんなぁ…… | |
| スペイ | |
| こんなちっちゃい球を あのネットに入れるだけで いいのか? | |
| ヒッヒーA | |
| 簡単そうだな…… | |
| ヒッヒーB | |
| 試合に勝つ事も重要ですが この学校の目的を くれぐれもお忘れなきよう | |
| アクア・プロフェッサー | |
| サッカーというスポーツを 通してお互いの親睦を深め 互いをより深く理解するのです | |
| アクア・プロフェッサー | |
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先生、私はサッカーというものを した事がないんだが…… |
| ダピコ | |
| そうですね まずは少し練習して それから試合形式で行いましょう | |
| アクア・プロフェッサー | |
| さて、皆さん練習を通して ルールもわかりましたね? では試合を開始しましょう! | |
| アクア・プロフェッサー | |
| 怪我をさせたりしないよう お互いフェアプレーを 心がけてください | |
| アクア・プロフェッサー | |
| それでは試合開始です! | |
| アクア・プロフェッサー | |
| ピィーーーー!! | |
| アクア・プロフェッサー | |
| よっしゃあ! 行くぜえぇぇっ! | |
| 切札勝太 | |
| オレのドリブル、 止めてみやがれー! | |
| 切札勝太 | |
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ルピコ、そっち行ったぞ! 止めろ! |
| ダピコ | |
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は、はい! |
| ルピコ | |
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――って突破されましたっ! |
| ルピコ | |
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へへっ、どうだ! オレのマルセイユルーレット! |
| 切札勝太 | |
| このままゴールまで…… って、あれ、あ、あれ? | |
| 切札勝太 | |
| 地面が凍ってるっ!? 足が滑って、上手くドリブルが! | |
| 切札勝太 | |
| うわぁ! | |
| 切札勝太 | |
| ひゅう! ボールゲットでガンス! 上手くいったでガンス! | |
| ホルデガンス | |
| フィールドを凍らせてしまえば 俺の敵はいないでガンス! | |
| ホルデガンス | |
| デコちゃん! 止めて! | |
| 切札勝太 | |
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わかった、かっちゃん! ここは私が……きゃっ! |
| 滝川るる | |
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む、無理ー! 足が滑って、上手く動けない! |
| 滝川るる | |
| ひゅひゅう! 俺の独壇場でガンス! | |
| ホルデガンス | |
| ……? いつの間にか、地面の氷が 消えてるでガンス | |
| ホルデガンス | |
| あち! あちち、でガンス! 何でガンスか! この暑さは! | |
| ホルデガンス | |
| ……お前が氷を作り出せるように 俺は炎が吐ける | |
| パラスラッガー | |
| 残念だったな お前の快進撃もここまでだ このボールはもらった | |
| パラスラッガー | |
| 見せてやるぜ 俺様の激しく熱かりし 必殺シュートを! | |
| パラスラッガー | |
| まさかあいつ……あんな距離から シュートを打つつもりか? | |
| 切札勝太 | |
| ファイア・シュート!! | |
| パラスラッガー | |
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ピ、ピィっ!? ボールが炎に包まれてますっ!? |
| ルピコ | |
| うわあああ! | |
| スペイ | |
| ボールの近くにいただけの スペイが吹っ飛ばされた!? | |
| キョウカ | |
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あんなの誰にも止められる訳…… |
| ルピコ | |
| ふんっ! | |
| ジョーオニー | |
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と、止めました……!? |
| ルピコ | |
| この守り屋ジョーオニー様に かかれば、こんなボール…… 止まって見えるね | |
| ジョーオニー | |
| な、なんて…… ハイレベルな戦いなんや…… 死ぬかと思ったわ!! | |
| スペイ | |
| ハイレベルっていうか…… 人間じゃついていけないわよ! | |
| キョウカ | |
| 氷や炎を使ったり…… 反則じゃないの! アクア・プロフェッサー先生! | |
| キョウカ | |
| そ、そうなのですか? すみません、人間世界の事は まだ勉強中の身でして…… | |
| アクア・プロフェッサー | |
| しかし、クリーチャーと人間に こうも力の差があるのは 問題ですね…… | |
| アクア・プロフェッサー | |
| ここでいったんプレイが止められ 本来のルールでは想定外の状況に 対して、追加ルールが加えられる | |
| 魔法や超能力、及びそれに準じる 種族固有の能力は使用禁止となり プレイが再開された後は―― | |
| 体格差や筋力差の問題はあったが 人間とクリーチャーが概ね 対等にプレイ出来るようになった | |
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ダピコお姉ちゃん! ボールいきました! |
| ルピコ | |
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ナイスパス! よし、カウンターだ! |
| ダピコ | |
| させないよ! | |
| モエル | |
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……! 私のドリブルで突破してやる! |
| ダピコ |


























