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紅茶探偵 チュリン 中編
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dmps_fun
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ストーリー
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僕はここの近くで 小さなカフェのオーナーを やっていまして…… |
客A | |
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ああ! どこかで見たと思ったら あのお店のオーナーさん だったんですね |
カスミ | |
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ということは…… お店で出したいから 幸せの紅茶が欲しいんですか? |
ルピコ | |
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そうなんですが…… 二杯分……それだけでいいんです |
カフェオーナー | |
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二杯分だけでいいの? といってもカスミから貰った分は 全部飲んじゃったからなぁ |
自然の守護者 チュリン | |
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何か事情がありそうですね とりあえず私達に 話してみませんか? |
カスミ | |
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この前うちに来たお客さんが 結構な年齢の紳士で シティの外から来たらしいんです |
カフェオーナー | |
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で、その方が幸せの紅茶を飲んで 「故郷の味がする」って 気に入ってくれたんです |
カフェオーナー | |
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何か「微妙に違う」とも 言ってましたけど…… |
カフェオーナー | |
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良かったじゃないですか |
ルピコ | |
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それが、良くないんですよ…… 週末にまた来るっていうんです それも、奥さんを連れて |
カフェオーナー | |
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もちろん目当ては あの幸せの紅茶です |
カフェオーナー | |
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なるほど…… そのお二人に出す分なんですね |
カスミ | |
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わざわざシティに来て お目当ての紅茶がなかったら がっかりしちゃいますね…… |
ルピコ | |
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何だ、良い話じゃん ちょっと見直したよ |
自然の守護者 チュリン | |
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ははは……でも チュリンさんに見直されても 何も解決しないんですよね…… |
カフェオーナー | |
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そんなこと言っていいの~? |
自然の守護者 チュリン | |
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せっかくボクが 一肌脱いであげようと思ったのに |
自然の守護者 チュリン | |
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えっ、解決できるんですか!? |
カフェオーナー | |
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ボクを誰だと思ってるの? デュエマシティの守護者だよ! |
自然の守護者 チュリン | |
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ただの子どもと思ったら 大間違いさ! |
自然の守護者 チュリン | |
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お、お願いします……! 今までの無礼はお詫びします! どうか、助けてください! |
カフェオーナー | |
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……ま、許してあげる |
自然の守護者 チュリン | |
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じゃあ、さっそく行動開始だね |
自然の守護者 チュリン | |
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どこかアテでもあるんですか? |
カスミ | |
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まずはさっきのお店かな 話を聞かせてくれるといいけど |
自然の守護者 チュリン | |
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あ、君は自分の店に戻って もらったほうがいいと思うな |
自然の守護者 チュリン | |
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あのお店の店主さん たぶん君にいい印象は持ってない と思うんだよね |
自然の守護者 チュリン | |
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確かに…… では、ご面倒をおかけしますが よろしくお願いします |
カフェオーナー | |
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うん、ボクに任せといて きっとなんとかなるよ |
自然の守護者 チュリン | |
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……なんとか、なりますかね? |
カスミ | |
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大丈夫大丈夫~ |
自然の守護者 チュリン | |
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どうしても手に入らなかったら さっきうちで使った茶葉を 乾かして使ってもらえばいいし! |
自然の守護者 チュリン | |
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それって 出涸らしじゃないですか!? |
ルピコ | |
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ああ、守護者様! さっきはありがとうございました |
販売店店主 | |
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気にしなくていいよ~ みんなが楽しく暮らせるために 守護者はいるんだからね |
自然の守護者 チュリン | |
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あ、そういえば 幸せの紅茶って 次はいつ入荷するの? |
自然の守護者 チュリン | |
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すみません、未定です 在庫があるときに連絡が入るので こちらは待ってるだけなんですよ |
販売店店主 | |
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二杯分だけでも 何とかなりませんか? |
カスミ | |
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難しいですね…… |
販売店店主 | |
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じゃあ仕入先を教えてくれない? こっちで連絡してみるからさ |
自然の守護者 チュリン | |
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それは困ります こちらも苦労して 仕入れてるんですから |
店主 | |
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それもそうだね ところで、話は変わるけど…… |
自然の守護者 チュリン | |
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何で、紅茶じゃないお茶を 『幸せの紅茶』だなんて言って 売っているのかな? |
自然の守護者 チュリン | |
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あ、わかる人にはわかるんですね それ、私達は紅茶だなんて 一言も言ってないんですよ |
店主 | |
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え……? |
カスミ | |
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『幸せの紅茶』っていうのは お客さんが言い出したんです |
店主 | |
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そのおかげで人気が出た という面もあるので、どこの店も あえて否定しないだけなんです |
店主 | |
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そ、そうだったんですか…… |
カスミ | |
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まさか、『幸せの紅茶』が お客さんが勝手に言い出した 言葉だったなんて…… |
カスミ | |
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まぁ、それはともかく 仕入れ先を教えてもらえない となると、お手上げですね…… |
カスミ | |
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まだ一軒だけじゃないか 他の店でも聞いてみようよ |
自然の守護者 チュリン | |
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でも、一軒一軒聞いて回るのは さすがに手間じゃないですか? |
ルピコ | |
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大丈夫! ボクに考えがあるから |
自然の守護者 チュリン | |
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カスミ、最近管理局に来てる 食品販売店でのトラブルの報告は 確認できる? |
自然の守護者 チュリン | |
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あ…… さっきみたいな騒ぎですね? |
カスミ | |
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そういうこと あと、定点監視カメラの映像で 人の動きも確認できるよね? |
自然の守護者 チュリン | |
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さすがチュリンさん こういうときは頼りになります! |
ルピコ | |
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まあね~……ん? こういうとき「は」って どういうこと!? |
自然の守護者 チュリン | |
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……っと、わかりました! こちらになります、チュリンさん |
カスミ | |
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ありがとう、どれどれ…… うん、この5軒が候補だね 行ってみよう! |
自然の守護者 チュリン | |
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幸せの紅茶? ええ、一度だけ入荷しましたけど |
とある店の店員A | |
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駄目駄目! 入荷先は秘密にする約束なんです |
とある店の店員B | |
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次回の入荷? こっちが知りたいぐらいですよ |
とある店の店員C | |
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うーん 皆さん口が堅いですね |
ルピコ | |
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無駄足になっちゃいましたね |
カスミ | |
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そうでもないよ どのお店にも同じ匂いがあった |
自然の守護者 チュリン | |
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きっと、あれが 店に紅茶を卸してる人の 匂いだと思う…… |
自然の守護者 チュリン | |
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本当ですか!? 全然気が付きませんでした…… まるで警察犬みたいですね! |
ルピコ | |
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せめて名探偵みたいって 言ってよ! |
自然の守護者 チュリン | |
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あ、さっきのお店からメールてす 幸せの紅茶が入荷したそうです! |
カスミ | |
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ごめんなさい あっという間に 売り切れちゃって…… |
とある店の店員A | |
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ああ……けっきょくダメでした |
カスミ | |
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大丈夫、しっかり残ってるよ 紅茶を持ってきた人の匂いがね この匂いを辿れば…… |
自然の守護者 チュリン | |
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路地裏にいるって…… 怪しい人じゃないですよね? |
カスミ | |
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だといいんですけどね…… チュリンさん、匂いの主は もう近いんですよね? |
ルピコ | |
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見つけた! そこの君! |
自然の守護者 チュリン | |
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ん……? 誰だ? |
忍者 コタロウ | |
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って、ええっ!? コタロウ、君だったの!? |
自然の守護者 チュリン | |
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チュリンさん? ルピコとカスミさんまで…… |
忍者 コタロウ | |
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まさか! 幸せの紅茶はコタロウさんが 作ってたんですか!? |
ルピコ | |
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……! なるほど、そういうことか…… |
忍者 コタロウ | |
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さては俺から 幸せの紅茶の在処を 聞き出そうって訳だな |
忍者 コタロウ | |
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だが、それはお断りだ! 俺は何も話さない! |
忍者 コタロウ | |
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え!? コタロウさん! |
カスミ | |
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逃げちゃうんですか!? |
ルピコ | |
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逃げる忍者と追う名探偵か! うん! 探偵っぽくなってきた! |
自然の守護者 チュリン |
勝利時
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チュリンさん相手に逃げるなんて やっぱり無理だよな…… |
忍者 コタロウ | |
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あのお茶を作ったのは コタロウ……君じゃないね 君はただの運び屋……違う? |
自然の守護者 チュリン | |
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はい、そのとおりです…… |
忍者 コタロウ | |
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じゃあ、お茶を作っているのは 誰なんですか? |
カスミ | |
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それは……答えられません そういう約束なので…… |
忍者 コタロウ | |
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コタロウさんも答えられない となると、困りましたね…… |
ルピコ | |
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いーや、コタロウはちゃんと 教えてくれたよ |
自然の守護者 チュリン | |
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えっ? |
ルピコ | |
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匂いは口ほどに物を言うってね |
自然の守護者 チュリン | |
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そんなことわざ ありましたっけ……? |
カスミ |
敗北時
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待てー! 逃がすかーっ! |
自然の守護者 チュリン | |
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なっ…… 俺の足の速さに ついてくるとは……! |
忍者 コタロウ |