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第4話 光の影
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dmps_fun
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ストーリー
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デっちゃんさん! 待ってください! |
| ルピコ | |
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待てるか! |
| デっちゃん | |
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このままノインのところへ急ぐぞ! |
| デっちゃん | |
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どうする 【プレイヤー】? |
| カノン | |
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このままデっちゃんを追うと レヴィ達と完全にはぐれて しまうのだわ |
| カノン | |
| レヴィ達とはぐれれば、 合流が難しくなる | |
| しかし…… | |
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ノインさんをあまり 放ってもおけない、ですね |
| ルピコ | |
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私達の知るノインさんは 生徒達をあそこまで 傷つけたりはしないはずです |
| ルピコ | |
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一緒に生徒の皆さんを 助けてくれたんですから |
| ルピコ | |
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……本当にそうかしら |
| カノン | |
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私達はまだ ノインのことを深く知らない |
| カノン | |
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命がかかった闘いなら 相手を殺めてしまうことも あるかもしれないわ |
| カノン | |
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……いえ 命がかかっていなくても 使命があったら…… |
| カノン | |
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私だって、そうだったのだわ |
| カノン | |
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カノンさん…… で、でも…… |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】 ルピコ、信じたいのはわかるわ |
| カノン | |
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私も助けたいという気持ちは 変わりない |
| カノン | |
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けれど、私も昔は 人を傷つけることに 今ほど躊躇いがなかった |
| カノン | |
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世界を知らなかったとはいえ ゼニスに従い、多くを傷つけた |
| カノン | |
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貴方達はもし ノインが生徒達を傷つけた 張本人だったらどうするの? |
| カノン | |
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クリーチャーの思惑ではなく 「ノイン自身の意志」で 人々を傷つけていたら |
| カノン | |
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そ、それは…… |
| ルピコ | |
| 【プレイヤー】と ルピコは答えに詰まる | |
| もし、カノンが言うことが真実なら これまで自分達が敵対してきた ような存在と言えるだろう | |
| 目的のために人を傷つけ 自らの意志で混沌を生む | |
| デッドマンやギュウジン丸 彼らのような存在は皆 倒されるまで止まらなかった | |
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……わかりません |
| ルピコ | |
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それを知るためにも 私はノインさんともう一度 会う必要があるんだと思います |
| ルピコ | |
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……わかったのだわ |
| カノン | |
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今は、ノインを追いましょう |
| カノン | |
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――カノンさん 【プレイヤー】さん この音、聞こえますか? |
| ルピコ | |
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これって、戦闘音? |
| カノン | |
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レヴィさん達の戦闘音 とは違うもの…… |
| ルピコ | |
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……ということはノインさん? |
| ルピコ | |
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あまり猶予はないかもしれない 今はデっちゃんを追いましょう! |
| カノン | |
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はぁ……はぁ…… |
| ノイン | |
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っもう! だから警告したって言うのに……! |
| ノイン | |
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私の話を聞かないから…… |
| ノイン | |
| 一旦追っ手を撒くことは できたものの、ノインの心は 喪失感で苛まれていた | |
| すでにどれだけ走ったのか 分からない | |
| この程度の状況 何度も乗り越えてきたはずだ それなのに、妙な疲労感がある | |
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少し、休まないとダメそうだ…… |
| ノイン | |
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デっちゃん……どこに行ったの |
| ノイン | |
| 樹によりかかり 一息つこうとした瞬間 ヒヤリとした感覚に襲われる | |
| 咄嗟に身を翻すと 樹ごと切り裂きながら迫る 赤い刃が、首元を掠めた | |
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っ……!? |
| ノイン | |
| 勘がいいな | |
| ??? | |
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………… |
| ノイン | |
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あっはは…… 偶然頭を下げただけだよ 運がよかった |
| ノイン | |
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貴方……何者? |
| ノイン | |
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答える義理はない |
| ??? | |
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お前を殺す それが俺が成すべき仕事だ |
| ??? | |
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(情報を私に与えない気だね 確実にここで倒す気だ) |
| ノイン | |
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(ということは私の力を 目当てに来た奴じゃない) |
| ノイン | |
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(ホウエイルから来たんだ) |
| ノイン | |
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私はホウエイルの生徒だよ 仲間に何でこんな事するの? |
| ノイン | |
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俺はお前の後を付けていた |
| ??? | |
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言いたいことは分かるな? |
| ??? | |
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あの生徒達を見たんだね…… |
| ノイン | |
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「私だけ生き残ったんだ」 って言っても信じる気はないよね |
| ノイン | |
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お前の戯言に付き合う気はない |
| ??? | |
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お前があの生徒達を殺した これは言い逃れのできない事実だ |
| ??? | |
| 再びノインに向けて 赤い刃―― | |
| 男の手から伸びる強靭な爪が ノインに迫る | |
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――!? |
| ノイン | |
| 男の動きは目で追える | |
| しかし音もなく迫るその動きは まるでノインの意識の間を 縫うように動き | |
| 男の爪が目前に迫るまで 動けなかった | |
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あっぶな!? |
| ノイン | |
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何、今の動き? 見えてるのに反応できなかった! |
| ノイン | |
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(この人は……人間? クリーチャー?) |
| ノイン | |
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(妙な技術を弄してくる所を 見ると人間っぽいけど 様相はクリーチャーだ) |
| ノイン | |
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(姿だけ見ると闇文明 のようにも見えるけど 闇文明のような感じはしない) |
| ノイン | |
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(体を覆っている白いのは…… 金属とは違う まるで石みたい) |
| ノイン | |
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(……光文明か) |
| ノイン | |
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俺の動きに 反応してかわすか |
| ??? | |
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油断ならない女だ |
| ??? | |
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小細工は無しにしよう このまま正面からお前を切り刻む |
| ??? | |
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これでもデュエリストだよ? 私だけを見て判断するのは 早計じゃない? |
| ノイン | |
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貴方が闘うのは私じゃなくて |
| ノイン | |
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私の召喚する クリーチャー達なんだから! |
| ノイン |
勝利時
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ひゃあっ!? あっぶな! また掠ったよ!? |
| ノイン | |
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……チッ |
| ??? | |
| 謎のクリーチャーに追われる ノインは、森の中を再び走る | |
| 逃げ切るためにクリーチャーを 召喚するものの、瞬時に切り裂き ノインの死角から現れる | |
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(逃げ切るのは 厳しいかな……!) |
| ノイン | |
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(体力も少ないし、召喚した クリーチャーの 急所を的確に突いてくる) |
| ノイン | |
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(召喚してもすぐに破壊されて 全然長持ちさせられない 体力だけが削られていく) |
| ノイン | |
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(それに、相手はむしろ集団戦に 慣れているみたい) |
| ノイン | |
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(召喚したクリーチャーで 私の視界を遮って 死角から迫ってくる) |
| ノイン | |
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死ね |
| ??? | |
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うわぁっ!? |
| ノイン | |
| ノインが身体をよじると 背負った棺桶に爪が当たり 身体ごと吹き飛ばされる | |
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(デっちゃんの棺桶が 頑丈で助かった!) |
| ノイン | |
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(これがなかったら今頃とっくに 切り刻まれてるよ) |
| ノイン | |
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(……けど、 集中力が切れたら終わりだ) |
| ノイン | |
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(このまま一般人ムーブして 舐めてかかった隙を 突いて倒すしかないかな) |
| ノイン | |
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デュエリストとはいえ ただの人間がここまで 生きながらえるのはあり得ない |
| ??? | |
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……まぐれじゃないな |
| ??? | |
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(うげ、もう見破られたか……) |
| ノイン | |
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バレちゃった? これでも結構死線を くぐって来てるんだよね |
| ノイン | |
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こんなにしつこいとなると 残りの力を使ってでも 貴方を倒しておくべきかな? |
| ノイン | |
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できると思うか? お前に |
| ??? | |
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話に聞いていた魔導具の力 ここまで使わない所を見ると 使えないんだろう |
| ??? | |
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逆に聞くけど 一対一の闘いの苦手な貴方が デュエリストに勝てると思うの? |
| ノイン | |
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貴方が私に近づけていたのは 小型クリーチャーを複数出して 視界から外れた時 |
| ノイン | |
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不意打ちした時だけだよ |
| ノイン | |
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それさえさせなければ 貴方は私に勝てない |
| ノイン | |
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………… |
| ??? | |
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行って! 私のクリーチャー! |
| ノイン | |
| ノインが召喚した 巨体のクリーチャーが 相手に向かって攻撃を振るう | |
| しかし、その攻撃を受けたのは ノインを狙う男ではなく 別の「モノ」だった | |
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……………… |
| 凶鬼 | |
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凶鬼!? 何で!? |
| ノイン | |
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お前が場慣れしているのは 動きを見て分かった |
| ??? | |
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小賢しい策を弄しているのもな |
| ??? | |
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そして、俺の特性を見抜いて 策を打ってくることも |
| ??? | |
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お前はデュエリストだ それも手練れの、だ |
| ??? | |
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マスター候補生相当と見積もって 俺も策を打たせてもらった |
| ??? | |
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……ここまで 戦闘を長引かせたのって 凶鬼を呼び寄せるため? |
| ノイン | |
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そんなことしたら 自分も狙われるのに? |
| ノイン | |
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――そう思うか? |
| ??? | |
| その言葉を残し クリーチャーは飛びのく | |
| すると樹の陰から凶鬼が 姿を現し、途端に男の姿は 凶鬼達に隠れて見えなくなった | |
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……!? |
| ノイン | |
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気配を隠して姿をくらませる ことで、凶鬼を私に誘導してる って言うの!? |
| ノイン | |
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お前は光の敵だ |
| ??? | |
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光の名の元に―― |
| ??? | |
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このマルハヴァンが ここで確実にお前を打ち倒させて もらうことにする |
| マルハヴァン |
敗北時
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デっちゃんさーん! 待ってくださいー! |
| ルピコ | |
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凄い勢いで飛んで行くわ……! |
| カノン | |
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【プレイヤー】 急がないと 置いて行かれちゃう! |
| カノン |






























