デュエプレ ストーリーまとめwiki
ハニーを求めて三千里 後編
最終更新:
dmps_fun
-
view
ストーリー
| ハチミツを分けてもらう代わりに リュミエの手伝いをすることになった ゲイル・ヴェスパーは | |
| ラビリンスの一時的な人員として 持ち前の索敵能力を 思う存分に活かし | |
| 異端の容疑がある者や 生徒の失くし物等―― それらを容易に見つけ出した | |
| そうしてラビリンスの 光文明の生徒達からも 一目置かれるようになり | |
| 彼らを束ねる将として 指示を出すまでの存在と なったのだが…… | |
![]() |
ゲイル・ヴェスパー さすがの働きですね |
| リュミエ | |
![]() |
ふふん、そうだろう? そこらのクリーチャーと 私は違うからね |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
確かに貴方はラビリンスで 活躍してくれました |
| リュミエ | |
![]() |
しかし、貴方に指揮権を 与えた覚えはありませんよ |
| リュミエ | |
![]() |
そうだったか? でも、おかげで順調だろう |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
貴方であれば指揮系統が 混乱する恐ろしさが わかるはずでしょう |
| リュミエ | |
![]() |
それと 私が指示していない仕事をしても その分の報酬は発生しませんよ |
| リュミエ | |
![]() |
なっ……そうなのか? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
いいですか ラビリンスにおいては 私が将であり、貴方は兵士です |
| リュミエ | |
![]() |
いかに貴方が将として優秀であろうと 指示や規則に従い 報告も形式通りでお願いします |
| リュミエ | |
![]() |
ひとまず、働いた分の報酬―― ハチミツはお渡ししますが |
| リュミエ | |
![]() |
お、おいおい…… これっぽちしか貰えねーのか |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
指示していないことをやっていた分は 評価対象ではないのですから 当然です |
| リュミエ | |
![]() |
うっ…… |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
まだ続けるようでしたら また明日、同じ時間にこちらに 来てください |
| リュミエ | |
![]() |
では、私はこれで失礼します |
| リュミエ | |
![]() |
このお堅い感じ…… 私はどうも苦手だ…… |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
おまけにとんだ働き損だ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
他の奴より出来すぎるってのも 考えものだな…… ラビリンスは向いていないらしい |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
と、なると…… 最後の頼みの綱に賭けるしかないか |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
………… |
| レヴィ | |
![]() |
……そろそろ 姿を見せたらどうだい? |
| レヴィ | |
![]() |
さすが、シャコガイル校長の お気に入りだね いつから尾行に気付いてた? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
ゲイル・ヴェスパー? |
| レヴィ | |
![]() |
自然文明の マスター候補生のクリーチャーが 僕に何の用なんだ? |
| レヴィ | |
![]() |
警戒するんじゃないよ ちょっとした交渉を しにきただけだ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
アンタが持っているハチミツを 分けてもらおうと思ってね |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
もちろん、それ相応の働きはする どうだい? 悪くない話だろう? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
………… |
| レヴィ | |
![]() |
確かに…… ちょうど、訓練相手が欲しいと 思っていたところだ |
| レヴィ | |
![]() |
訓練相手……? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
クリーチャー相手なら不足はない 僕の訓練相手になってくれ 終わったらハチミツはくれてやる |
| レヴィ | |
![]() |
なるほど、そういうのもあるんだな いいじゃないか、得意分野だ! |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
闘いはクリーチャーの本分! 存分に相手になってやるよ! |
| ゲイル・ヴェスパー |
勝利時
![]() |
ハァ……ハァ…… |
| レヴィ | |
![]() |
(人間のくせに 意外と体力があるな……) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
(私の見立てだと もうとっくに動けなくなってる はずなんだが……) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
体力も限界のはずだ さぁ、もういいだろう? そろそろお終いにしよう |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
何を、言ってる…… まだまだ、だ さぁ、続けるぞ! |
| レヴィ | |
![]() |
(コイツ……) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
はっ……! いいねぇ! ズタボロになっても知らないよ! |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
良い訓練になった 恩に着る |
| レヴィ | |
![]() |
これが約束の品だ 傷薬として使ってるから あまり多くは渡せないが…… |
| レヴィ | |
![]() |
(やっぱり、これくらいの量しか 貰えないのか……) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
(貴重品だということは わかっていたが まさかこれほどとはな……) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
良かったら、明日も 特訓に付き合ってくれ その分のハチミツは提供しよう |
| レヴィ | |
![]() |
あー……まぁ、気が向いたら 付き合うよ |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
(これが毎日続くとなると さすがに一番割に合わない……) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
結局、思ったよりハチミツは 得られなかったな…… |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
ん、ファレナ……? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
鼻の利くお前が 近くにいても気付かないなんて 風邪でもひいたか? |
| ファレナ | |
![]() |
それとも 柄にもなく落ち込んでるのか |
| ファレナ | |
![]() |
もしかして…… 私を捜してたのか? |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
そんなわけないだろ ただ、まぁ…… |
| ファレナ | |
![]() |
俺の訓練にもっと付き合うなら その分、ハニートーストを 食べさせてもいい、と思ってな |
| ファレナ | |
![]() |
ファレナ……! |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
(というか、また訓練か……) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
さっそくこれから訓練だ 終わったら、俺がパンを焼いて ハニートーストを食べさせてやる |
| ファレナ | |
![]() |
お前が貰ってきた ハチミツだけじゃ 腹は膨れないだろうからな |
| ファレナ | |
![]() |
……やれやれ この私に交換条件か |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
まぁ、いいさ この私が特別に訓練に 付き合ってやるよ、坊や |
| ゲイル・ヴェスパー | |
| そうして ファレナと特訓を始めた ゲイル・ヴェスパーだったが | |
| ファレナとの訓練は レヴィに付き合ったときと違って 不思議と倦怠感を覚えなかった | |
| そして訓練に一段落付いたころ ゲイル・ヴェスパーは あることに気付く | |
![]() |
(雑用もしなくてもいいし 息苦しさも感じないし 訓練も気疲れしない) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
(結局、私にとっては あらゆる面でこの坊やの元が無難 ってことか) |
| ゲイル・ヴェスパー | |
![]() |
……何だその顔は? ほら、ハニートーストができたぞ |
| ファレナ | |
![]() |
いつもより量があるからって 雑に食べるなよ 良く味わって―― |
| ファレナ | |
![]() |
って、おい! それは俺の分だ! |
| ファレナ | |
![]() |
うーーーん! ファレナ特製のハニートースト 最ッ高!! |
| ゲイル・ヴェスパー |
敗北時
![]() |
どうした? 手加減されると 訓練にならないぞ |
| レヴィ | |
![]() |
言うねぇ じゃあ、私もちっとばかり 本気でいかせてもらおうか! |
| ゲイル・ヴェスパー |
























