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第2話 前編
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dmps_fun
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ストーリー
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――は……? 今、何て…… |
| ディナ | |
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ディナ君及びG・W・D、この両名は 魔導具調査任務のメンバーに 加わってもらうことになりました |
| オクトーパ | |
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ちょ、ちょっと待ってください! ……アタシが? 何かの間違いでしょ! |
| ディナ | |
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授業もまともに受けてないし この前の試験の成績も悪いはず |
| ディナ | |
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G・W・Dはともかく……アタシは…… 他にもっと相応しい人材が いるでしょう? |
| ディナ | |
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いいえ、貴方の力が必要なのです |
| オクトーパ | |
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貴方の指揮能力と G・W・Dのスピードとパワーは チームに必要不可欠と判断しました |
| オクトーパ | |
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これはシャコガイル校長と 相談した上で決定したことです |
| オクトーパ | |
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シャコガイル校長と……? |
| ディナ | |
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ええ、そうです |
| オクトーパ | |
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今回の任務は別部隊が手に入れた 魔導具の位置情報が 正確なものか確認するという任務 |
| オクトーパ | |
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同じ場所に留まっているとも限りません 早急に準備が必要です |
| オクトーパ | |
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あ、アタシは そんな器じゃない……! |
| ディナ | |
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それに、他の生徒と違って アタシはクリーチャーとも ろくな関係を築けていません |
| ディナ | |
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G・W・Dの戦力が欲しいなら 彼女をうまく扱える奴に渡せば――! |
| ディナ | |
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クリーチャーが召喚に 応じてくれるのは 貴方を認めているからです |
| オクトーパ | |
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能力の高いクリーチャーほど 扱いの難しい存在 |
| オクトーパ | |
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自らが認める存在以外からの 召喚に応じるほど、クリーチャーは 都合のいい存在ではありません |
| オクトーパ | |
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貴方以上に適任な生徒は いないのですよ |
| オクトーパ | |
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………… |
| ディナ | |
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我々が今後生きていくためには 地上の奪還が必要不可欠 |
| オクトーパ | |
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貴方もホウエイルの生徒なら 遅かれ早かれ、この日が来ることは わかっていたはずです |
| オクトーパ | |
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(それは、そうだけど……!) |
| ディナ | |
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貴方が乗り気ではないことも 私達は知っています |
| オクトーパ | |
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貴方にも、仲間達にも 準備が必要なことでしょう |
| オクトーパ | |
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そこで、今回選抜された 他のチームメンバーも交えて シミュレーションを行います |
| オクトーパ | |
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今までの授業や試験と 同じモチベーションで臨んでいては 命の危険がありますよ |
| オクトーパ | |
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力を見せる時が来たのです 貴方には期待していますよ |
| オクトーパ | |
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………… |
| ディナ | |
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(こうならないように 授業をサボってたのに……) |
| ディナ | |
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(アタシが地上に派遣される メンバーに選ばれるなんて!) |
| ディナ | |
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(アタシに、どうしろっての……?) |
| ディナ | |
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皆さん、集まりましたね |
| オクトーパ | |
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(ディナ君も今回は サボらずに来たようで、何よりです) |
| オクトーパ | |
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これから行うシミュレーションは 地上を模したものになります |
| オクトーパ | |
| オクトーパはそう言うと 一瞬にして、景色を地上へと塗り替えた | |
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幻影魔法!? 今度は地形まで…… |
| ラウド | |
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これが……地上? |
| ディナのチームメイト | |
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だとしたら、凄く危険なんじゃ…… |
| ディナのチームメイト | |
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より実戦に近い形式ってことか 燃えるぜ……! |
| ラウド | |
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今回も前の試験と同じように 凶鬼を倒せばいいんですか? |
| ラウド | |
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簡単に言うとそうです しかしただ倒せばいいというわけでは ありません |
| オクトーパ | |
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魔導具回収任務の目標は 当然、魔導具を回収することです |
| オクトーパ | |
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しかし、そのために 貴方達の命が失われてしまうことを 私達は仕方がないこととは思っていません |
| オクトーパ | |
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誰一人、負傷することなく 凶鬼を全滅させること―― |
| オクトーパ | |
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それが このシミュレーションの目的です |
| オクトーパ | |
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何だ、思ったより簡単そうじゃん |
| 火文明の生徒 | |
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前のときは、初めての凶鬼を前にして ちょっとビビっちまったけど さすがに、二回目は楽勝だぜ? |
| 火文明の生徒 | |
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甘いですよ 授業で教えたことを忘れたんですか? 地上では魔法は使いにくくなります |
| オクトーパ | |
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闇文明の力により 地上で遠隔に作用する魔法は 霧散してしまいます |
| オクトーパ | |
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連絡方法も制限され 仲間との連携が難しい中 闘わねばなりません |
| オクトーパ | |
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今回のシミュレーションでは 様々な制限下での戦闘です |
| オクトーパ | |
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そして 凶鬼達は本物に近い強さ |
| オクトーパ | |
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前の試験の時の凶鬼と比べて 十倍は強いと思ってください |
| オクトーパ | |
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え……? |
| 火文明の生徒達 | |
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(……どうりで 前は練度の低いアタシ達でも 倒せたわけだ) |
| ディナ | |
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(今度の闘いは誤魔化しがきかない よりチームとして連携して 闘わないと、任務を達成できない) |
| ディナ | |
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(いや、任務成功どころか 生き残ることすら……) |
| ディナ | |
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! |
| ディナ | |
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凶鬼……! |
| ディナ | |
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なっ……! おい、いつの間にか 凶鬼だらけじゃねぇか! |
| ラウド | |
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シミュレーションは既に 始まっています |
| オクトーパ | |
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各自、連携を取って 凶鬼を全滅させてください |
| オクトーパ | |
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ちっ……数が多いな |
| ラウド | |
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凶鬼がこれで 全てかもわからない |
| ディナ | |
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まずは円になるように陣形を組んで 互いに背中を預け合って警戒を―― |
| ディナ | |
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攻めて制圧するしかねぇ! 俺が前に出る! お前達は俺の後ろで援護を頼む! |
| ラウド | |
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ああ、わかった! |
| ラウドのチームメイト | |
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後ろは任せて! |
| ラウドのチームメイト | |
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そんなやり方じゃ――! |
| ディナ | |
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行くぞ! |
| ラウド | |
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…………シット! |
| ディナ | |
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(勝手に闘いはじめた……! いつもの試験とは違う、ただ敵を倒せば いいってものじゃないのに!) |
| ディナ | |
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――!? |
| ディナ | |
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ディナ、何してんだ! |
| G・W・D | |
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サボってる場合じゃねーじゃん! ここでうまく闘えなきゃ 地上で生き残れねーぞ! |
| G・W・D | |
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どうする!? 何をすればいい!? |
| G・W・D | |
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……とりあえず、ラウド達に あわせて動こう |
| ディナ | |
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アイツらはどうせコントロールできない 無茶苦茶な動きで敵に突っ込んでいく |
| ディナ | |
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アタシ達が勝手に動くと より場を混乱させるだけだ |
| ディナ | |
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(……本当に、それが最善なのか?) |
| G・W・D | |
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(いや、いい! あたしの使い手が そう判断したんだ) |
| G・W・D | |
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ディナ、あんたを信じるからな! |
| G・W・D |
















