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第2話 後編
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dmps_fun
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ストーリー
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チッ……凶鬼の強さが 前回のときと比較にならねぇ! おい! 援護を頼む! |
| ラウド | |
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……? |
| ラウド | |
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他のメンバーは 散り散りになったよ |
| ディナ | |
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なっ…… さっきまでいたはずじゃ…… |
| ラウド | |
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凶鬼の攻撃に対応できず 分断されたんだ |
| ディナ | |
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それに気付かず アンタは目の前の凶鬼を倒すのに 固執してた |
| ディナ | |
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闘いの中、何度も ディナは警告したんだ 気付かなかったのか? |
| G・W・D | |
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あんたの動きについてこれたのは あたし達だけだ |
| G・W・D | |
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あ…… |
| ラウド | |
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クソ……! 何でもいいから、とにかく攻撃しろ! 攻撃が最大の防御なんだ! |
| ラウド | |
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……………… |
| ディナ | |
| そして、しばらくして…… 全ての凶鬼は殲滅された | |
| 凶鬼こそ倒せたものの 今回のシミュレーションの結果 負傷者は多数 | |
| チームは壊滅寸前 とても褒められた結果とは言えなかった | |
| タイムリミットは迫っていた 今回の結果がどんなものであっても | |
| 魔導具調査の任務を 与えられたメンバー達は―― 間もなく地上に降りなければならない | |
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こんなこと いつまで続けるつもりなんだよ |
| G・W・D | |
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ここから先は授業とか試験とかじゃない 命がかかってんだ ちったぁ真面目にやれ! |
| G・W・D | |
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……このチームじゃ無理だ 到底生き残れない |
| ディナ | |
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状況をまるで読めず ただ突っ込むだけだ |
| ディナ | |
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アタシの忠告すらも聞く気がない アタシが周りに合わせても―― |
| ディナ | |
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まだんなこと言ってんのかよ! |
| G・W・D | |
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いつまで周りに合わせるつもりなんだ それでうまくいかないってのは もう確信に変わったろ! |
| G・W・D | |
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この世界はそんな悠長なことを 言ってられる場所じゃないんだ! |
| G・W・D | |
| ……あんたに出会う前 あたしもクリーチャー同士で チームを組んで闘ってたよ! | |
| G・W・D | |
| その時 あたしに合わせられる奴はいなかった | |
| G・W・D | |
| だがな! チームは、あたしのおかげで戦果を 得ることができていた! | |
| G・W・D | |
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この前の試験でもそうだったが あたしと連携が取れるほどの 強ぇー奴なんていねーじゃん! |
| G・W・D | |
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それともアレか? あたしが自分より弱い奴に合わせたら 全員生き残れるのか? |
| G・W・D | |
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ちげーじゃん 現実は逆だろ! |
| G・W・D | |
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あたしを使え! あたし達なら状況を変えられる! |
| G・W・D | |
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あたしらが周りに合わすんじゃない あたしらに合わせるように 力を示すんだ! |
| G・W・D | |
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そうじゃないと 地上で野垂れ死ぬことになんぞ! |
| G・W・D | |
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……………… |
| ディナ | |
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わかってんだろ、ディナ ひよって後手に回ってばかりじゃ 状況は変えられねー |
| G・W・D | |
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いつまでもこんなこと続けるつもりなら あたしは好き勝手やらせてもらうから |
| G・W・D | |
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あんたを守るためにもな |
| G・W・D | |
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……アタシだって できるならそうしたいよ |
| ディナ | |
| 元々、アタシは周りが 人よりもよく見える | |
| 厳密にいうと 人より音が聞こえただけ | |
| 音は色々なことを教えてくれる | |
| 足音は居場所を雄弁に語り 会話の声の揺らぎや呼吸のリズムで 相手の心境を予想できる | |
| この力は闘いでも役に立った | |
| 不揃いな音がするときは 統率が取れていない状況 | |
| 指揮官が的確な指示を出せば 途端に音が整って状況を 有利に進められる | |
| 音が整っているかどうかで 状況すら知ることができる おかげでケンカじゃ負け知らずだった | |
| けど、これは良いことばかりじゃない | |
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気持ち悪い! |
| 生徒 | |
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……え? |
| ディナ | |
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アタシ、何も言ってないのに 何でアタシが何を感じているか わかるの? |
| 生徒 | |
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だって今、アンタの声が―― |
| ディナ | |
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そんなこと思ってない! 決めつけないで! |
| 生徒 | |
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嘘、そんなわけ―― |
| ディナ | |
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何で合わせてくんねーの? ノリわりぃな! |
| 生徒 | |
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それに合わせたらこっちが―― |
| ディナ | |
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何だよ、全部知ったような ツラしやがって! 見下してんのか!? |
| 生徒 | |
| 例え善意でやったことでも 内面を知られるということは 普通の人には恐ろしいらしい | |
| 知らない情報を知っている というだけで、嫌悪感を覚えられる | |
| リュミエのように 精神を操ることに長けていれば こんな苦労はなかったのかもしれない | |
| アタシにはたいした力もなく完璧でもない | |
| 当然外れることだってある それが、より他者に不信感を 与える結果を招いていた | |
| 胡散臭い占い師っていうのは こういう気分なのかな | |
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アタシが動くと周りに迷惑をかける そう思っていたけど |
| ディナ | |
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そんなこと言っている場合でも なくなったね |
| ディナ | |
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……そうだね、G・W・D 今度は命がかかってる |
| ディナ | |
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誰に嫌われようが関係ない アタシ達の力で生き抜くために 闘いをリードする |
| ディナ | |
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やってみるよ |
| ディナ |













