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第3話 前編
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dmps_fun
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ストーリー
| あれから時は過ぎ ついにタイムリミットは訪れた | |
| 魔導具調査部隊のメンバーは ホウエイルを出発し 地上へと降り立つことになった | |
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いいか、お前ら! ついに訓練の成果を見せる時だ! |
| ラウド | |
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俺達は今までの奴らと 違うと闇文明の奴らに見せつける時だ! |
| ラウド | |
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おおーー!! |
| 生徒達 | |
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(結局、一度も 連携がうまくいくことはなかった) |
| ディナ | |
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(闘うという意味では 個々の戦闘力は上がったけど……) |
| ディナ | |
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(地上でどこまで通じるのかな) |
| ディナ | |
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(いや、違う G・W・Dの言うとおり アタシが力を示すんだ) |
| ディナ | |
| 地上に降りてみて初めて体感する 形容しがたい嫌な空気 | |
| 魔導具調査部隊のメンバーは こう思わずにはいられなかった | |
| 自分達が体験した幻影魔法は 本物とは程遠い『作り物』だった、と | |
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なぁ……凶鬼って こんなにいないものなのか? |
| 火文明の生徒 | |
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もっと大量に いるものだと思ってた |
| 火文明の生徒 | |
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地上に降りてから しばらく歩いているけど 全然見かけないね |
| 自然文明の生徒 | |
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馬鹿、凶鬼に会わないに 越したことはないんだ むしろいなくてラッキーだろ |
| ラウド | |
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そ、そうだよね…… |
| 闇文明の生徒 | |
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凶鬼が動いているような音もしない |
| ディナ | |
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何かイレギュラーなことが 起きてるのかも…… |
| ディナ | |
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地上の空気が汚染されているって いうのもあるけど…… 何か嫌な雰囲気だ |
| ディナ | |
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警戒したほうがいいと思う |
| ディナ | |
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相変わらず後ろ向きな奴だな 凶鬼がいないに越したことはないだろ |
| ラウド | |
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報告にあった 魔導具があると思われる場所まで もうすぐだしな |
| ラウド | |
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それと、この部隊のリーダーは俺だ お前が指図するな |
| ラウド | |
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アタシはチームのことを考えて…… |
| ディナ | |
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そんなこと言って ビビッてるだけじゃないのか? |
| ラウド | |
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今までもそうだったよな 消極的でやる気がない |
| ラウド | |
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俺は未だに、何でお前が この部隊のメンバーに選ばれたのか 不思議でならねーよ |
| ラウド | |
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………… |
| ディナ | |
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さぁ、ペースを上げるぞ! 魔導具を持ち帰れば、俺達は英雄だ! |
| ラウド | |
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ずっと憧れていた マスター候補生になるチャンスだ! |
| ラウド | |
| そうして、魔導具調査部隊が ペースを上げて移動しはじめて 間もなくのことだった | |
| 大型の凶鬼が 目の前に現れたのは | |
| ! | |
| ラウド | |
| 皆、クリーチャーを召喚しろ! | |
| ラウド | |
| ラウドの合図に 部隊のメンバーは素早く カードを取り出す | |
| デュエリスト達の手元は光り輝き―― やがて英霊達を具現化させた | |
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教科書通りなら こういうデカい奴は 魔導具を守るためにいることが多い! |
| ラウド | |
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ってことは、報告通り 魔導具はこの周辺にあるってことね |
| 水文明の生徒 | |
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ああ、相手は一体だ 俺達が束になってかかれば余裕だ! |
| ラウド | |
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こいつを倒して魔導具の位置を 確認したら任務は終了だ! |
| ラウド | |
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ついでに、奪えそうなら 魔導具を持ち帰って、 みんなで英雄になろうぜ! |
| ラウド | |
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待って! 大型の凶鬼、あっちにもいない? |
| 闇文明の生徒 | |
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おい、小型の凶鬼も ワラワラ出てきてるぞ! |
| 火文明の生徒 | |
| ……大丈夫だ! シミュレーションを思い出せ! | |
| ラウド | |
| シミュレーションでは 大型の凶鬼は複数いなかったよ!? | |
| 火文明の生徒 | |
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(もしかして、今までの道中に 凶鬼がいなかったのは ここに凶鬼が集まっていたから?) |
| ディナ | |
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(でも、凶鬼が意思を持って ここまで動くものなの?) |
| ディナ | |
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(凶鬼じゃないとしたら――影の者?) |
| ディナ | |
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ラウド! ここは撤退したほうがいい! 守備の陣形を組んで、それから―― |
| ディナ | |
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馬鹿、何言ってやがる! ここは闘う場面だろうが! |
| ラウド | |
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撤退はしない! 凶鬼を蹴散らして魔導具を持ち帰り 俺達は英雄になる! |
| ラウド | |
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行くぞ、お前ら! |
| ラウド | |
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おおおおおおお! |
| 生徒達 | |
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マズい……! このままだと、全滅しかねない |
| ディナ | |
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ディナ、まだ迷ってんのか! |
| G・W・D | |
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アイツらはやる気だ! どうせ言うことも聞かない! |
| G・W・D | |
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だったら力でわからせるんだ! 誰が上かをな! |
| G・W・D | |
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待って、G・W・D! |
| ディナ | |
| 仲間達は凶鬼と闘いはじめるも 凶鬼の数は一向に減る様子はない | |
| むしろ凶鬼は未だに増え続けていた | |
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(際限なく音が増え続けてる 数は……もう数えきれない) |
| ディナ | |
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クソッ 倒しても倒しても 湧いて出てきやがる……! |
| G・W・D | |
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きゃあああああ! |
| 火文明の生徒 | |
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おい、大丈夫か! |
| 火文明の生徒 | |
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ねぇ、マズいよ…… こっちにも負傷者が出た……! |
| 火文明の生徒 | |
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クソッ、このままじゃジリ貧だ…… ラウド、指示をくれ! |
| 火文明の生徒 | |
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………… |
| ラウド | |
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ラウド? |
| 火文明の生徒 | |
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む、無理だ…… こんなの……勝てるわけがない! |
| ラウド | |
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逃げるぞ! 撤退だ! |
| ラウド | |
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待って! 凶鬼に囲まれて、そっちに行けない! |
| 火文明の生徒 | |
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負傷者もいるんだぞ! 撤退するなら仲間も―― |
| 火文明の生徒 | |
| ラウドの耳には 仲間の声は届いていなかった | |
| 生き残らなければ――その一心で もつれそうになる足を動かして | |
| 仲間も、自分が召喚した クリーチャーさえも置いて 一心不乱に走る | |
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ラウド! 地上でバラバラに 逃げたら駄目! |
| ディナ | |
| ディナの必死の声すら ラウドには届いていなかった | |
| 来るときは凶鬼に会わなかった この場から逃げることさえできれば 無事にホウエイルに帰れるはず | |
| ラウドは、そんな淡い期待を胸に 振り返ることなく ただひたすらに大地を蹴る | |
| 取り残された仲間は 呆然とその後ろ姿を 見ていることしかできなかった | |
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わ…… 私達はどうすればいいの? |
| 火文明の生徒 | |
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お、終わりだ…… ここで凶鬼に溶かされて 終わっちまうんだ…… |
| 火文明の生徒 | |
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! た、助けて――! |
| 自然文明の生徒 | |
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大丈夫か! |
| G・W・D | |
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あたしが逃げ道を確保する! てめぇらは、さっさと逃げろ! |
| G・W・D | |
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駄目だ…… 腰が抜けて、動けねぇ…… |
| 火文明の生徒 | |
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チッ……ディナ! あんたは動けんだろ! |
| G・W・D | |
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ここはあたしと 他の奴らのクリーチャーで食い止める 仲間を連れて、逃げろ! |
| G・W・D | |
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それは無理 |
| ディナ | |
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は!? 何でだよ! |
| G・W・D | |
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仲間は散り散りになってる 今、ここにいるのが全員って わけじゃない |
| ディナ | |
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仮に全員見つかって ここから逃げられたとしても |
| ディナ | |
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負傷者を連れた状態で 地上からホウエイルに帰るには 時間がかかる |
| ディナ | |
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帰還まで時間がかかる以上 道中でまた凶鬼に襲われる可能性は かなり高い |
| ディナ | |
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戦力を分散させた状態で 凶鬼に襲われたらどちらにしろ全滅する |
| ディナ | |
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じゃあ、あたしだけで凶鬼を食い止める それならいいだろ? 仲間のクリーチャーも一緒に連れていけ |
| G・W・D | |
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それも考えた……でも、無理 いくらアンタでも 一人でこの数は足止めできないでしょ |
| ディナ | |
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無理無理無理って―― じゃあ、どうすんだよ! |
| G・W・D | |
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G・W・D、アタシに策がある |
| ディナ | |
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策、だって? |
| G・W・D | |
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この策がうまくいくかどうかは 全てアンタにかかってる |
| ディナ | |
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これ以上の策がどこにあんだよ! |
| G・W・D | |
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あたしは言ったよな 弱気な策ってんならあたしは―― |
| G・W・D | |
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いいから聞いて! アタシは勝ちにいくよ |
| ディナ | |
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! |
| G・W・D | |
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(勝ちにいく……? こいつ……今、そう言ったのか?) |
| G・W・D | |
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仲間を見つけて、生きて帰る これがアタシ達の勝利条件だ |
| ディナ | |
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アンタは全力で できるだけ多くの凶鬼をぶっ潰して それ以上は要求しない |
| ディナ | |
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おい、そんなもんが指示なのかよ? |
| G・W・D | |
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………… |
| ディナ | |
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(こいつの目…… 今までと光が違う) |
| G・W・D | |
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(本気の目だ ガチで勝とうとしてやがんじゃん) |
| G・W・D | |
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ハッ……何だそれ そんなの指示されるまでもねーっつうの |
| G・W・D | |
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さっきまでのアンタは 仲間の位置を気にして狭く闘ってた |
| ディナ | |
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あれじゃ、せっかくのアンタの スピードとパワーが活かせない 本来なら、凶鬼をもっと倒せたはず |
| ディナ | |
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だから、広く闘って |
| ディナ | |
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試験のときみたいな感じじゃない アンタが一番強い闘い方をするの |
| ディナ | |
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ひとまず、仲間は気にしなくていい そっちはアタシが何とかする |
| ディナ | |
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…………! |
| G・W・D | |
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広く闘うのは構わねーけど うっかり仲間を轢き倒しちまっても 知らねーぞ? |
| G・W・D | |
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アタシを信じて アンタの邪魔になるような状況は作らない |
| ディナ | |
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ハッ……やっとエンジンかかってきたな |
| G・W・D | |
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うん、巻き返そう ここからはエンジン全開で行くよ |
| ディナ | |
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まだやる気のある奴らは アタシに従って! |
| ディナ | |
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――勝つよ! |
| ディナ | |
| G・W・Dは、ニヤリと口元に 笑みを浮かべ―― | |
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Yeahーー!! ぶち上げていくぜェー!! |
| G・W・D | |
| 轟音を響かせ、フルスロットルで 凶鬼の大群へと突っ込んだ |


























