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第2話 侵食する支配
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dmps_fun
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ストーリー
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エイル 【プレイヤー】達の 行動をサポートしてくれ |
| レヴィ | |
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僕は学園へ戻る 頼んだよ |
| レヴィ | |
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【プレイヤー】 エイルはちょっと抜けている奴だが その能力は信頼してくれていい |
| レヴィ | |
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うまく使ってやってくれ |
| レヴィ | |
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あ! レヴィさん、お気をつけて! |
| ルピコ | |
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……逃げるように行ってしまいました |
| ルピコ | |
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初めましてエイルさん 私達はデュエマシティから来たルピコと 【プレイヤー】さんです |
| ルピコ | |
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ご丁寧にありがとうございます |
| エイル | |
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ずっと見ていたので、貴方達のことも カノンさんのことも知っていますよ |
| エイル | |
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う……やっぱり監視は されていたんですね |
| ルピコ | |
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監視、というか |
| エイル | |
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私、シャコガイル様が作った 都市を載せて動く巨鯨 『ホウエイル』そのものですから |
| エイル | |
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ホウエイルそのもの、って どういうことですか? |
| ルピコ | |
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言葉のとおりです 私がホウエイルなんです |
| エイル | |
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私ほど巨大だと、細かなことに 気を配ることが難しい |
| エイル | |
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そんな私に、シャコガイル様は こうして人の姿も取れるように してくれたんです |
| エイル | |
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貴方達がいる土地もホウエイルだし 私もホウエイルだとややこしいので エイル、って呼んでください |
| エイル | |
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私達の仲間で言うと、Q.E.D.さん のような形でしょうか |
| ルピコ | |
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あの人の姿も コミュニケーション用の インターフェースですもんね |
| ルピコ | |
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似たようなことをしている方が いるんですね |
| エイル | |
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――さて、私のことはこの辺に しておきましょう |
| エイル | |
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王立アカデミー・ホウエイルは 現在、危機に瀕しています |
| エイル | |
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インテリエイルが主導権を握っている今 これを覆すために、外から崩すのが 貴方達の役目となります |
| エイル | |
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そこで、まずは向かう文明の拠点を 選ばねばなりません |
| エイル | |
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(ホウエイルでのナビゲーター って感じみたいですね) |
| ルピコ | |
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(ちょっとキャラ被りというか ナビゲーターとして何かの 危機を感じちゃいます) |
| ルピコ | |
| そうして、エイルの手元から 地図のようなものが現れ―― | |
| ――ることはなく、なぜか レヴィの写真のようなものが 大量に表示された | |
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あ、あれっ!? ま、間違えてしまいました! あわわ、坊ちゃんに怒られる……! |
| エイル | |
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こ、こっちです! こっち! |
| エイル | |
| 慌てて手を閉じるとレヴィの写真は消え 今度は学園の周囲にある拠点が浮かび上がる | |
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(……ナビゲーターとしては 私のほうがしっかりしてるかも ですね!) |
| ルピコ | |
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王立アカデミー・ホウエイルの外に 色んな文明の拠点がある……というのが このホウエイルなんですね |
| ルピコ | |
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ええ そして、この広大なホウエイルを歩み 各文明の拠点に辿り着くのは至難の業 |
| エイル | |
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ご存じのとおり、今のホウエイルは インテリエイルによって 混乱に包まれています |
| エイル | |
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それは学園の外も同様 今まで信頼していたものが疑念に包まれ 外からの来訪者を受け入れないでしょう |
| エイル | |
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――ですが、そこはこの私 エイルが拠点の近場まで 運ぶことができますのでご安心を! |
| エイル | |
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(さっきのを見ると あんまり安心できない気が……) |
| ルピコ | |
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ただし、他の文明も 不信感と疑念にさいなまれている状況は 変わりがありません |
| エイル | |
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貴方達は異世界の民 まずは今の文明の状況を教えましょう |
| エイル | |
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――まずは、水文明 これは王立アカデミー・ホウエイル 学園のある地を指します |
| エイル | |
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智と探求を主とし、世界を生き抜く術を 磨く文明です |
| エイル | |
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しかし、言わずもがな インテリエイルに掌握されています 事実上の機能停止状態です |
| エイル | |
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――森林地帯にいる自然文明 |
| エイル | |
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自然を愛し、王のために生きる文明 その愛のあまり、地上の状況に 打ちひしがれ、怒りに満ちる文明でもある |
| エイル | |
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自然文明のマスター候補生が現在 不在なこともあり、現体制への 怒りと不満が張り詰めている状況です |
| エイル | |
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――火山地帯にいる火文明 |
| エイル | |
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音楽を愛する荒くれ者達 機械を操ることを得意とし その団結力は他の追随を許さない文明 |
| エイル | |
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仲間を大事にするが故に この状況に門を閉ざしています |
| エイル | |
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――鉱石地帯にいる光文明 |
| エイル | |
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法を司り、ホウエイルの治安を担う文明 全ての文明の中で最も優れていると自負し 故にホウエイルを守護する文明 |
| エイル | |
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この事態に陥ってから 結界の守りを強めており 私でも観測不能の状況です |
| エイル | |
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インテリエイルの影響を防ぐためか それとも……何か企てているのか |
| エイル | |
| 最後に、闇文明 こちらはエリアとして存在するものの 勢力と呼べるものはありません | |
| エイル | |
| 地上から逃げてきた わずかなクリーチャーが存在するのみ | |
| エイル | |
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う……どこも取り付く島も ない状況ですね |
| ルピコ | |
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そのとおりです |
| エイル | |
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状況が状況ですし、貴方達はまず 各文明の信頼を得るために下積みを―― |
| エイル | |
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もし可能性があるとしたら…… 火文明、ですかね |
| ルピコ | |
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い、いきなり向かうと言うんですか!? しかも、よりによって火文明!? |
| エイル | |
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ノリと勢いで行動する荒くれ者達ですよ! 束縛を嫌うあまり なかなか言うことも聞かない者達です |
| エイル | |
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本当に向かう気ですか? 今行っても、インテリエイルの 手の者だと疑われるだけでは…… |
| エイル | |
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正直、私達が部外者である以上 どの文明に行っても門前払いだと思います |
| ルピコ | |
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でも、信頼を得るために 何かをしている時間がありません |
| ルピコ | |
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レヴィさんもリュミエさんも 一人で学園の中で闘っています 一刻も早く状況を変えないと |
| ルピコ | |
| ……私の知る火文明と似ているなら 束縛を嫌うだけでなく、自由を愛する クリーチャー達のはずです | |
| ルピコ | |
| インテリエイルが支配しようとする この状況に対抗するために 力を貸してくれるかもしれません | |
| ルピコ | |
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これでも私は火文明ですし 話くらいなら聞いてくれるかも |
| ルピコ | |
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火文明の所には マスター候補生のディナさんもいます 他の所より可能性はあるはず! |
| ルピコ | |
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どうやら、軽い気持ちで言っている わけではないようですね |
| エイル | |
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わかりました 案内しましょう |
| エイル | |
| エイルがそう言い終わると 【プレイヤー】達の 足元に―― | |
| ――――穴が、開いた | |
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え、えぇ~~!? |
| ルピコ | |
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はあ……はあ…… び、びっくりしました…… |
| ルピコ | |
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いきなり穴が開いたから 空から落ちちゃうのかと |
| ルピコ | |
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さすがにそこまではできません |
| エイル | |
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私の身体に穴を開けることに なりますから |
| エイル | |
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(そういう「できない」なんだ……) |
| ルピコ | |
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ここは……どういう場所なんです? ホウエイルの地下? |
| ルピコ | |
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地下と言えば、地下ですね 即席で作ったものですが |
| エイル | |
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地上は貴方達の捜索が行われて いるようですし 移動もままならないでしょう |
| エイル | |
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貴方達用の移動する地下空洞です これで火文明拠点付近へ 最短経路で向かいます |
| エイル | |
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この空間そのものが 火文明の元へ向かうので 今のうちにお休みください |
| エイル | |
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即席で、ですか? そんなことまで……! |
| ルピコ | |
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シャコガイル様が 魔法で作られた都市ですから 管理権限を私は与えられています |
| エイル | |
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ホウエイルの上に限ってなら 通常のクリーチャー以上のことが 私には可能です |
| エイル | |
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ただし、さすがに火文明拠点の中へは 無断で入れません |
| エイル | |
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精々近くの街の郊外へ繋げるのが限度 そこからは地上を行くことになります |
| エイル | |
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十分すぎます エイルさん、ありがとうございます! |
| ルピコ | |
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こんなことまでできる方が 味方なんて心強いです |
| ルピコ | |
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今は、少しでも味方が欲しい状況ですし |
| ルピコ | |
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……私はホウエイルであるが故に 特定の勢力に肩入れすることはできません |
| エイル | |
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それがたとえ 王立アカデミー・ホウエイルで あったとしても |
| エイル | |
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ホウエイルであるが故に? それって、どういうことなんですか? |
| ルピコ | |
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私はあくまで皆を乗せて進む箱舟 生命のゆりかご |
| エイル | |
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貴方達がホウエイルの背の上で 正常な生活を送るための管理が 私の役目なんです |
| エイル | |
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たとえ、闘争が行われたとしても それも貴方達生命体の 営みの一つに過ぎません |
| エイル | |
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これは、私がホウエイル上の全てに 干渉できるが故の誓約なんです |
| エイル | |
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そうなんですね…… |
| ルピコ | |
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確かに、この土地そのものを管理 してるって、神様みたいなものですもんね |
| ルピコ | |
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そんな方がどこかの勢力に 直接的に手を貸してしまうと 不公平が生まれてしまいますよね |
| ルピコ | |
| そんな神の如き力を持つ存在が 即席で作ったという ホウエイルの地下空洞 | |
| この場所自体が移動しているというが 振動などは感じない | |
| 洞窟のような見た目なのに 妙に居心地がよく、眠気が襲ってくる | |
| 何でもできる、とのことだったので もしかしたら疲れている自分達に 気を遣ってくれているのかもしれない | |
| ノインを助けるために地上を奔走し マスター候補生のクリーチャーと闘い 魔凰と遭遇した……疲れていて当然だ | |
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……今、生徒の方々は大変そうですね |
| エイル | |
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異世界からの来訪者である貴方達も 今はホウエイルの生徒、なのですよね |
| エイル | |
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はい オクトーパさんやシャコガイルさんに 編入生として迎えてもらっています |
| ルピコ | |
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私達、行方不明になった 仲間を探しにここへやってきたんです |
| ルピコ | |
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そうしたら、手掛かりが見つかるまで ここにいて良いと言ってくれたんです |
| ルピコ | |
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まだこの世界に来たばかりで 不安の種になるかもしれない私達を 生徒に迎えてくれたんです |
| ルピコ | |
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最初はレヴィさんも 私達を闇文明の手先だと勘違い していましたが…… |
| ルピコ | |
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そうなんですね ……坊ちゃんらしい |
| エイル | |
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思い込むと一直線に 突き進んでしまうクセは変わりませんね |
| エイル | |
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あはは……それは 私達も人のことは言えないんですけどね |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さんは 特に、デュエマデュエマ! だし |
| ルピコ | |
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今もエイルさんとデュエマしたくて カードを見せつけてるくらいですよ |
| ルピコ | |
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似たタイプなのかもしれませんね 坊ちゃんが気にいるわけです |
| エイル | |
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エイルさんは レヴィさんをよく知っているんですね |
| ルピコ | |
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はい、私は昔から 坊ちゃんのお世話係でした |
| エイル | |
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シャコガイル様は よく長期間お眠りになられるので その間、坊ちゃんのお世話をしていました |
| エイル | |
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人間の子どもをお世話する なんて初めての経験だったので 大変苦労しました |
| エイル | |
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シャコガイル様を頼ろうにも 眠っておられますし…… |
| エイル | |
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(何だか、レヴィさんにとって もう一人のお母さんって 感じなのかもしれませんね) |
| ルピコ | |
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(レヴィさんのことを話すエイルさん 何だか楽しそうに見えます) |
| ルピコ | |
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ふぁ…… |
| ルピコ | |
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ご、ごめんなさい 疲れと眠気で、あくびが…… |
| ルピコ | |
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お疲れでしょう 少しお休みください その間に目的地まで運びますから |
| エイル | |
| エイルがそう言うと、目の前に この場には不釣り合いなベッドが現れる | |
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わぁ……! いいんですか!? |
| ルピコ | |
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はい、お休みください 到着したら起こしますから |
| エイル | |
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これから先、何が起こってもいいように 体力をしっかり回復させてください |
| エイル |
勝利時
| ――きて…… | |
| 起きてくださーい…… 朝ですよ~…… | |
| どこかから遠慮がちな 声が聞こえてくる | |
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ふぇっ? も、もう朝ですか!? |
| ルピコ | |
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あたっ!? |
| エイル&ルピコ | |
| 慌てて飛び起きたルピコは なぜかベッドの上にいたエイルの頭と 衝突し、二人して悶絶する | |
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いたた……すみません 距離感を間違えたようです |
| エイル | |
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こちらこそ、飛び起きちゃって すみません…… |
| ルピコ | |
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そろそろ郊外です 浮上しますよ |
| エイル | |
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わわっ!? 身体が浮いて―― |
| ルピコ | |
| ぐえっ | |
| ルピコ | |
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だ、大丈夫ですか? |
| エイル | |
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あいたた……大丈夫です ちょっとお尻から落ちちゃっただけで |
| ルピコ | |
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ご、ごめんなさい~! あまり人とこういった移動をすることが なくて、塩梅が……! |
| エイル | |
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次! 次からはもうちょっと優しく 浮上させてくれるとありがたいです! |
| ルピコ | |
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しかし……学園内の街と比べると かなり閑散としてしまっていますね |
| ルピコ | |
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お店のシャッターは全部下りていますし 人も出歩いていません |
| ルピコ | |
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学園の外にも インテリエイルの手が及んでいるからです |
| エイル | |
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アレを見てください |
| エイル | |
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あれ? ……張り紙が色んな所に貼ってありますね 何でしょうか |
| ルピコ | |
| 『公の場で謀反人シャコガイルを 擁護する発言を禁止する』 | |
| 『反逆者との商取引を禁止する』 | |
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この反逆者って 私達やノインさん マスター候補生の皆さんのことでしょうか |
| ルピコ | |
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加えて、インテリエイルに反抗する者や それにくみする者のことでしょう |
| エイル | |
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こんな……関係ない人達にまで |
| ルピコ | |
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インテリエイルの方々の狙いは いったい何なんでしょうか…… |
| ルピコ | |
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こんなことをしたって 反発を生むだけなのに |
| ルピコ | |
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シャコガイル様の 力を削ぎたいという意志が強く見えます |
| エイル | |
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これまで築いてきた シャコガイル様の全てを リセットしたいのでしょう |
| エイル | |
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そうなれば、クリーチャーと人間が 共に世界の救済に勤しむ世界は崩れ去り |
| エイル | |
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人間は、クリーチャーのために 生産される道具となる世が訪れます |
| エイル | |
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遥か昔、この世界の人間は そういった存在でした |
| エイル | |
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そんな状況になったら ホウエイルがめちゃくちゃに なっちゃいますよ……! |
| ルピコ | |
| ルピコとエイルが話をしていると 近場の店から誰かが出てくるのが見える | |
| おや? 生徒さんじゃないか 今はお店はどこもやってないよ | |
| 街に住むクリーチャー | |
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あ……ごめんなさい うるさかったですよね |
| ルピコ | |
| こちらは構わないが 大丈夫なのかい? | |
| 街に住むクリーチャー | |
| 魔法学校は今、大変なんだろう? | |
| 街に住むクリーチャー | |
| シャコガイル様が我々に嘘をつき 魔導具を私物化しようとしていたとか | |
| 街に住むクリーチャー | |
| 闇文明と繋がりを持つ者まで 現れたそうだし、どうなることやら…… | |
| 街に住むクリーチャー | |
| 優しかったシャコガイル様が 悪事に手を染めているなど 信じられませんが | |
| 街に住むクリーチャー | |
| インテリエイルのお方達が ここまでの大鉈をふるうからには 何かがあるんでしょうな…… | |
| 街に住むクリーチャー | |
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そう、かもしれませんね…… |
| ルピコ | |
| ホウエイル側は 反乱を企てているという噂もある | |
| 街に住むクリーチャー | |
| それらを取り締まるために インテリエイルの監査隊が うろついているらしいよ | |
| 街に住むクリーチャー | |
| ここのところ平和だったのに どうなってしまうのかねぇ…… | |
| 街に住むクリーチャー | |
| クリーチャーがそう言い終わる前に 何やら、路地から大きな物音が聞こえる それだけではなく、言い合うような声も | |
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一体何の騒ぎでしょう? |
| ルピコ | |
| まさか…… | |
| 街に住むクリーチャー | |
| 学生さん達 悪いことは言わないよ 早く身を隠すことだ | |
| 街に住むクリーチャー | |
| 住民のクリーチャーはそう言葉を残し 店の中へと再び戻っていく | |
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争うような音…… |
| ルピコ | |
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先ほどのクリーチャーさんが教えてくれた 情報から考えると、インテリエイルの 監査隊でしょうか? |
| ルピコ | |
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だとしたら、誰かが襲われているのかも! 見にいきましょう! |
| ルピコ | |
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ああ、待ってください! そう考えなしに動いては――! |
| エイル |
敗北時
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……疲れ切っている様子 |
| エイル | |
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よほど地上で大変な思いをしたんですね |
| エイル | |
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せめて今は ゆっくりとお休みください |
| エイル |


























