デュエプレ ストーリーまとめ@wiki
第2話 後編
最終更新:
dmps_fun
-
view
ストーリー
| サッヴァークの光と チェンジザの水流が衝突した隙に 戦場を抜けた | |
| 光文明の拠点へ辿り着いた時 アハトはデ・スザークの尾を 掴んだままだった | |
![]() |
いつまで掴んでいる! |
| デ・スザーク | |
![]() |
水で流されたり吹っ飛ばされたりしたら ノインに会えなかっただろ |
| アハト | |
![]() |
余計なお世話だ! |
| デ・スザーク | |
| アハトが手を離し 壁へ手をついて荒い息を吐く | |
| 尾を掴んでいた掌は焼け 指先が細かく震えている | |
| デ・スザークの翼も透け 小さな身体へ亀裂が増えていた | |
| 羽ばたくたび 白い粒子となった体が 別々の方向へ零れていく | |
| 背後では今も 巨大な力がぶつかり合い 轟音が響いている | |
![]() |
私の身体が消えるのが先か ホウエイルが消えるのが先か…… 時間は残されていないな |
| デ・スザーク | |
![]() |
どうやら ノイン達はここでも 暴れたらしいな |
| アハト | |
| 鉱石でできた建物は青い炎に焼かれ 守る者の姿はない | |
| 二人は青い炎が揺れる無人の道を 痕跡をたどりながら奥へ進み―― | |
| 神殿の入り口にたどり着いた | |
| そこには一つだけ人影がある | |
| 見誤るはずもない 成長したノインだった | |
![]() |
ノイン! |
| デ・スザーク | |
| ノインが振り向きかけると その前へ、ガ・リュミーズが 青い炎と共に降り立つ | |
![]() |
よくぞここまで残ったものだ 道中の争いに巻き込まれて 消えるものだと思っていたぞ |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
私から滲み出た力の残滓にしては 存外しぶとい |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
貴様、真の狙いは何だ ここまでのことを引き起こした理由が 何かあるはずだろう! |
| デ・スザーク | |
![]() |
既に語ったが? |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
貴様が果たせなかった世界の破壊を このいたいけな少女と成し遂げる |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
ノインが 貴様の望みへ従うものか |
| デ・スザーク | |
![]() |
まだ、自分だけが 理解者だと勘違いしているのか |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
実験体として育てられ 道具として使い潰されるはずだった存在 |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
この人間が世界へ抱いた怒りを 貴様は忘れた |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
かつて世界を焼くと誓った魔凰が 今ではこの人間を守ることに終始し 世界へ停滞を招いている |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
私はこの人間の望みを力へ変える すべて破壊してみせる |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
どちらが、この人間のための行動を 取っているのだろうな? |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
………… |
| デ・スザーク | |
![]() |
黙って聞いていれば……! ノインが、こんなことを 望むはずがない! |
| アハト | |
![]() |
まだ同じ境遇の戦士がいるかもしれない 拠点を破壊するなんて ノインならしない! |
| アハト | |
![]() |
あいつはどれだけ悪ぶっても 冷酷になりきれない奴だ お前がやらせたんだろ! |
| アハト | |
![]() |
これは私が強制したことではない |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
施設を焼いたのも 魔導具を集めたのも ここまで歩いたのも、ノイン自身だ |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
貴様が瓦礫の下に残された時も この娘は振り返らなかった |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
私はこの人間の望みを 叶えているだけだ |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
――これこそが この人間の本質だったのだ |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
嘘だ! ノインが、こんなこと―― |
| アハト | |
![]() |
ククク 嘘だと思うなら、直接聞いてみるがいい |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
この先へ 踏み込む勇気があるのならな |
| ガ・リュミーズ | |
| ガ・リュミーズが指を鳴らすと 神殿の扉が開いた | |
![]() |
ただし、覚えておけ ここから先へ進めば 貴様らは留まるべき時間を失う |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
過去へ戻ることも 現在へ辿り着くこともできぬ |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
既に、時の理は破壊された その根源に近づこうというのだ |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
世界の外へはじき出され 身体が崩れ果てても 死ぬことさえ許されない |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
終わりのない苦しみの中で 何を選び損ねたか 永遠に数え続けることになる…… |
| ガ・リュミーズ | |
![]() |
クハハハハハ! 貴様らが上げる悲鳴を 今から楽しみにしているぞ |
| ガ・リュミーズ |
![]() |
今の話…… |
| アハト | |
![]() |
虚言ではない 私の身体が消えかけているのが その証拠だ |
| デ・スザーク | |
![]() |
それでも行くのか |
| アハト | |
![]() |
……行くぞ |
| デ・スザーク | |
| デ・スザークは 迷わず神殿の冷気へ飛び込む | |
| 輪郭がまた欠けても 速度を落とさない | |
![]() |
待て お前が本当に魔凰なら なぜノイン一人にこだわる |
| アハト | |
![]() |
選ばれし者なら 別の人間でもいいはずだろ |
| アハト | |
![]() |
私もガ・リュミーズも まだ完全に顕現してはいない |
| デ・スザーク | |
![]() |
この世界へ降りるには 魔導具と、それを扱える 選ばれし者が要る |
| デ・スザーク | |
![]() |
ノインは、その条件を満たす |
| デ・スザーク | |
![]() |
……それだけか |
| アハト | |
![]() |
何が言いたい |
| デ・スザーク | |
![]() |
俺じゃだめなのか |
| アハト | |
| デ・スザークは 成長したアハトの身体を見る | |
| 衣服に隠されているが その下は悲惨な状態だ | |
| 深い傷 ひび割れるように漏れ出す魔力 ――器として、壊れている | |
![]() |
お前では、不可能だ |
| デ・スザーク | |
![]() |
無月の門の欠片との適合率が低すぎる 仮に私の力を通しても その身体は耐えられぬ |
| デ・スザーク | |
![]() |
ふふ……死ぬってことか |
| アハト | |
![]() |
俺は、戦士の誰より 優秀だったってのに…… |
| アハト | |
![]() |
ノインには追いつけなかったのか |
| アハト | |
![]() |
………… |
| デ・スザーク | |
![]() |
俺が壊れてもいい あの女と戦う程度はできるだろ |
| アハト | |
![]() |
必要ない ノインと話すことができれば この悪夢のような状況は終わる |
| デ・スザーク | |
![]() |
奴と契約したのは 本来、私なのだからな |
| デ・スザーク | |
![]() |
…………………… |
| アハト |












