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【マホカンタ】 - (2013/05/05 (日) 19:04:14) の編集履歴(バックアップ)


本編

Ⅲ以降に登場する補助系呪文。
呪文を跳ね返す光の壁を作り出し、対象を【呪文反射】状態とする。
名前の由来は恐らく「魔法(呪文)」を「カウンター(跳ね返す)」から「マホカンタ」だろう。
跳ね返すのはあくまでも呪文だけなので、けんじゃのいしやハッスルダンス等のアイテム・特技はこの呪文の影響を受けない。
一部作品には下位種となる【マホターン】、同じ効果を持つ【ミラーシールド(特技)】も登場している。

対象は基本的に使用者本人のみとなっている。FC版ⅣとⅤのみ、味方一人を選んでかけることができる。
リメイク版のⅥやⅦでも自分以外にかけられるようになっており、自分対象から任意の味方一人対象に変わりつつあるようだ。

Ⅲでは【さざなみのつえ】、ⅣとⅤでは【てんくうのたて】、Ⅶでは【さざなみの剣】を道具として使用すると同様の効果がある。
また、【ミラーアーマー】【ひかりのドレス】なども一定確率で呪文を跳ね返す効果が付いている。

Ⅷまでは味方からの補助・回復呪文も跳ね返してしまう為、あまり使い勝手がいいとは言えない。
自分自身に向けて唱えた呪文は跳ね返らないので、自力で回復できるキャラに使わせたいところなのだが、この呪文を覚えるのは揃いも揃って魔法使い系キャラばかり。
肝心の僧侶系キャラは使えない場合が多いのだ。回復呪文を使えるキャラが使えばそれなりに有用な呪文だったはずなのだが…。
ただ、うまい使い方としては、ローテーション攻撃をするボス戦で呪文を使うターンに合わせ、【におうだち】で跳ね返して大ダメージを与えるという上級テクがある。
Ⅶのメディルの使いなどはこれで瞬殺できる。
ちなみに、パーティアタックができる作品でも、跳ね返った呪文はキッチリ詠唱者に返るので、FFのリフレクのようなデルタアタックは不可能。
なお、FC版Ⅲではメガンテをこれで跳ね返すと激しくバグるので注意。

Ⅸでは敵の呪文のみをはね返すようになったため、使い勝手が大幅に上昇した。
呪文攻撃をメインに行うボスに対して非常に有効。
使えるのが魔法使いとスーパースターに限られているため、ミラーシールドと使い分けていくことになるだろう。

このように、味方側から見ると使い勝手はイマイチなのだが、敵に使われると一転してかなり鬱陶しい呪文と化す。
使われるといてつくはどう等を使うか、ターン経過による解除を待つ以外なく(作品によっては使われてしまった時点で解除の手がない場合もある)、中にはⅤのガメゴンロードやⅥのしれんその2、キラーマジンガといった戦闘開始時から自動でマホカンタがかかっているタチの悪い奴もいる。

DQMシリーズ

1、2ではLv20で、キャラバンハートではLv14でステータスが一定以上だとマホターンがこれに進化する。
消費MPはいずれも4。
呪文がいまいちぱっとせず、強力特技が目白押しな1、2では、それに伴って日の目を見ないだろう。
しかし、キャラバンハートではそんな特技が軒並み削除され、呪文の出番が増えたため、同じくこれにも出番はあるだろう。

ジョーカーシリーズでは【つねにマホカンタ】という特性が登場している。

トルネコ2

魔法使いのときに覚えられる呪文として登場。
消費HPは10で、効果は10ターンの間敵から放たれた魔法の効果を打ち消し、仕掛けてきた相手を混乱させるというもの。
本家と違って相手に効果をそのまま反射するという性質ではないが、受けると呪文を忘れてしまう危険性がある魔法攻撃を無効化しつつ、しばらく相手を混乱して無力化できるという点は魅力的。
ただし、【おおめだま】【にらみつけ】のような「技」に分類される攻撃には対応していないので、後半は他の呪文やアイテムなどと併用したい。