Ⅱから登場する、入ると一瞬の内に他方の別の場所に移動出来る仕掛け。
基本的に双方向から移動できるが、たまに一方通行のものもある。
DQⅡ
初登場。
かなりあちこちに配置されており、しかも旅の扉が3つ並んでいるだけと言う祠が複数ある(そしてどの祠も似たような見た目)ので、どことどこが繋がっているのか迷うこと必至。
たくさんある割にストーリーで必ず利用しなければならない扉は殆どなく、
【ベラヌール】から
【ロンダルキア南のほこら】まで飛ぶ扉だけが必ず通るものとなっている。
それ以外は遠隔地の移動に利用するショートカットとしてのものばかり。中には、
【ローレシア】から
【ザハン】近海へ飛ぶような、遠隔地に飛びはするが特に意味が無いものもある。
Ⅱでは
【ルーラ】の行き先選択ができなかったため、遠隔地に飛べるショートカットは利用価値は一応あった(船等がついてこないので微妙だが)。
ただ、携帯アプリ版ではルーラの行き先選択が出来るようになり、ほぼ意味がなくなってしまった。
なお、
【ロンダルキアの祠】?から下界へ戻る扉だけは一方通行なので注意。ここでセーブし忘れてしまうと、あの超難関の洞窟を再度登って来なければならない。
DQⅢ
引き続き登場。
Ⅱほどあちこちに配置されてはおらず全体数が減った上、何の目印も無く扉が3つ詰め込まれている不親切な祠も無くなった。
ここから
【ルーラ】が行き先選択式になったため、遠隔地へのショートカットルートと言う意味合いもなくなったのだが、相変わらず遠隔地ワープ用の扉は存在する。
必ず通る扉は2ヵ所に増えており、まず
【アリアハン】大陸から外に出るのに旅の扉を使う事になる。
他には
【サマンオサ】地方は旅の扉を使わないと入る事が出来ない。
なお今作には一方通行の扉は無い。
DQⅣ
さらに数は減ったが一応存在。
【サントハイム】領と
【エンドール】領を繋ぐポイントに旅の扉が設置されている。
別に川を挟んで向こう側に渡るだけなのだが、船でも橋でもトンネルでもなくわざわざ旅の扉が置いてある。
DQⅤ
さらに数が減り、2ヵ所だけになってしまった。
1つ目は
【ラインハット】城内と
【神の塔】近くの森の祠を繋ぐ扉。
神の塔へ行く事になった直後に
【ラインハットのカギ】を渡されこの扉が使用可能になり、扉の行き先がまさに神の塔なので殆どの人はここを通るだろうが、通らなくても神の塔には徒歩でも行ける。
なおこの扉は夜間は使用不可能。ラインハット側は城の中なので当然として、森の祠側も夜になると爺さんが立ちふさがって使わせてくれなくなる。
2つ目は
【海の神殿】と
【魔界】を繋ぐ扉。
海の神殿側は3つのリングを捧げないと入り口が開かない上、開いても空中に開いた黒い穴と言う全く旅の扉っぽくない見た目だが、魔界側は普通に旅の扉なので、これも旅の扉の一種なのだろう。
リメイク版では1つ増えており、青年期後半に行ける迷いの森の奥の神殿から妖精の世界のフィールドに繋がっている。
DQⅥ
あえなくリストラ。
なお旅の扉のようなものは上記の1つしか無いが、類似品である
【夢見る井戸】はストーリーに関わっているのもあり、大量に登場する。
DQⅦ
一気に復活。
【謎の神殿】に4つの扉が設置されている。
これらは
【四精霊】に縁深い地へとそれぞれ繋がっており、行き先の地域を封印から開放すると使えるようになる。
使えるようになった時点ではただのショートカットでしかなく、特に利用する事はない。
ストーリー後半になり世界が再び封印されると
【船】もルーラも使えなくなるため、貴重な移動手段として活躍する。
ただし封印直後はこの旅の扉も機能を失ってしまうので、まずは旅の扉を復活させるところから話が始まるという大掛かりさである。
また、各種石版から行ける過去の世界から戻ってくる時のワープも、過去ユバール編の
【キーファ】のセリフからするに、旅の扉の一種らしい。
言われなくても明らかにそれっぽい見た目をしているが・・・。
DQⅧ
砂漠地方の井戸の中に存在し、砂漠中の4つの井戸を相互移動できるが、特に使うことは無いだろう。
DQⅨ
とうとう消滅…と思われたが、クリア後に自由に使えるようになる天の箱舟の後方車両の閉ざされたドアの中の空間にある。
但し、クエストをクリアしてしまうと消滅してしまう。
その他
「小説ドラゴンクエストⅣ」では太古の文明の力を受け継ぐ番兵により守られており、どこの国にも属さず中立であると言われている。