IXの旅芸人の能力値
ステータス |
Lv99能力値 |
12職中順位 |
最大HP |
480 |
9 |
最大MP |
179 |
7 |
力 |
246 |
8 |
素早さ |
359 |
5 |
身の守り |
237 |
8 |
器用さ |
304 |
3 |
魅力 |
245 |
2 |
回復魔力 |
195 |
5 |
攻撃魔力 |
161 |
4 |
解説
IXで初登場した職業。主人公は最初この職業に就く(というかいつの間にか旅芸人にさせられている)。
かつての
【遊び人】や
【笑わせ師】の代わりとして登場したものと思われる。
ステータス上ではどの能力も平均的で、どれが突出して高い、低いと言ったものはない。
魅力と器用さが比較的高いが、あまり戦闘に大きく影響するわけではない。
習得呪文は主人公の初期職業だからか、攻撃、回復をバランスよく覚える。
最初はホイミから始まり、ヒャド、リレミトなど実用性の高い呪文を早く覚えるためパーティのリーダーとして頼りになる。
回復系は2段階目のべホイミまで覚え、ザオラルも習得するので本編までなら回復役としての適性もある。
攻撃呪文も氷系はヒャダルコ、風系のバギクロスまで習得できるが、MP自体はそこまで高くない。
一見なんでも出来るように見えるが、よく見ると補助系の呪文をほとんど覚えない。
しかし主人公は「おうえん」を覚えることや、旅芸人は比較的素早さが高いのでサポート適性自体は高い。
所持スキルは剣、鞭、扇、盾、きょくげい。
序盤から剣と盾を装備できるため、あまり悩まずスキルを振り込めるのは長所。
防具面も優秀で、重装備こそ出来ないがコーディネートの幅が広く、装備に困ることはないだろう。
全職業で見ても極めて優秀な部類。戦士系の鎧やガントレット、魔法使い系のローブも装備できる。
最初から装備出来る武器はそれぞれ方向性が違うが、旅芸人で最後まで進むことは考えず、先を見据えた育成を考えよう。
クリア後以降は敵の強さのインフレに真っ先において行かれる職業である。
旅芸人はあくまで下積みの職業と考えよう。あるいはサポート役として育てるのも悪くはない。
旅芸人の必殺技の
【アクロバットスター】は6ターンの間みかわし率とカウンター率を大幅に上げる効果がある。
魔法戦士の証や必殺の扇で必殺技のチャージ率を上げればそこそこ使いようが出てくる。
これを利用しての回避盾としての役割を受け持つことが出来る。しかし呪文や特殊技には無力なので注意。
上手くすればカウンターで反撃も可能だが、あくまで確率なので安定しない。
他職業との比較
ステータス |
最大HP |
最大MP |
ちから |
すばやさ |
身の守り |
きようさ |
みりょく |
回復魔力 |
攻撃魔力 |
ランク |
D+ |
D+ |
D+ |
C+ |
C |
C+ |
B |
C |
D+ |
(E:最も低い D:低い C:平均程度 B:高い A:最も高い +:そのランクではやや高い -:0)
ほぼ全ての能力がC+~D+というやたら無個性なステータスを持つ。
バランスはいいといえるが、HPや力など直接戦闘に関わる能力がやや低い。純粋に戦士系として見たら貧弱もいいところ。
レベルが上がるごとに他の職業の差が見えてくるようになるので、力不足を感じたら強化するなりしてスキルで補っていこう。
また、回復呪文や攻撃呪文を覚えるがどちらも中途半端でMPもD+と後衛職には遠く及ばないため連発はできない。
万能職としての宿命だろうか。その中途半端さはⅡのサマルトリアを思い浮かべる人も多いだろう。
ただし彼ほど多芸では無いし後半も爆発的に伸びたりしない。
このタイプの職業は補助系統の能力に特化してる場合が多いのだが、残念ながらそれは
【魔法戦士】に譲ることに。
しかし、攻撃面の能力はともかく他の能力は総じてバランスが良く素早さも高いため、力を強化すれば素早い前衛として働いてくれる。
器用さや魅力も高く、職業スキルも仲間を補助する特技もあるため、仲間のサポートに回せばいい仕事をしてくれるだろう。
しかし、クリア後以降は敵の能力のインフレも激しく旅芸人で戦い抜くのは厳しくなってくる。
呪文は本編用のもので宝の地図で戦っていけるほどのものでは無い。せいぜい戦闘後の回復要因と言ったところだろう。
装備の制限が緩く、優秀な防具もたくさん装備できるのが旅芸人の最大の強みかもしれない。
所持スキル考察
序盤から旅芸人を使う場合、基本的な攻撃力は所持スキルの武器を伸ばしていくと良い。
範囲攻撃手段は呪文で賄えるが、MPが高くないのですぐにガス欠を起こすので出来るだけ打撃を強化する方向が無難。
戦士系よりはMPはあるので特技の燃費が悪い武器スキルも使いこなせるのはメリット。
最初から装備出来るもので最も扱いやすいのは剣、攻撃力が高く特技のバランスがいい。
単体威力技の「隼斬り」やダメージ+回復技「ミラクルソード」がそれぞれ使いやすい。ギガスラッシュはコストが高いので連発は出来ない。
旅芸人は攻撃力が低めなので、隼の剣よりも攻撃力の高い武器を選ぼう。積極的に剣スキルに振って攻撃力を上げていくといいだろう。
剣に比べて攻撃力が低いものの、グループ攻撃が出来る。後半で覚える「双竜打ち」は打撃系の特技では最強の部類、ただし燃費が悪いのでボス用。
「ヒールウィップ」は回復と攻撃を同時に行える。その他はあまり使い勝手が良くなく、MP消費もあるのであまり使うことは無いだろう。
「花ふぶき」「といきがえし」など補助系の特技を覚える。旅芸人をサポート中心するなら扇も選択に入れるといいだろう。
本編中は扇の種類によって属性を変えて戦うことができるため、上手くすれば攻撃要員としても活躍できる。ただし燃費が多少悪い。
秘伝書の「ハッスルダンス」はコスト0で全体回復を行える貴重な特技。色々こなす旅芸人には色んな意味でお似合いである。
魅力、攻撃魔力、回復魔力が+30、器用さが+50。瀕死時に回避率ひん死時身かわし率アップ。
旅芸人らしくいかにもな技が多いが、結構便利「ツッコミ」は仲間の眠りと混乱を回復させる効果があり、
「キラージャグリング」は攻撃系の特技で、火力の無い武器でもかなりの攻撃力を期待できる。
旅芸人の秘伝書の
【たたかいの歌】は味方全員の攻撃力を上げる非常に強力な特技。パッシブスキルはさほど有用では無いので後回しで良い。
時期別評価
打撃だけ見るとやっぱり弱いが、本編でなら旅芸人の呪文はとても頼りになる。
MPの問題があるが、あえて序盤は何もスキルを振らずレンジャーや魔法戦士に転職できるようになってから弓スキルを極めるとMPの問題は解決する。
下手にあっちこっちスキルを取っていくとスキルポイント不足に陥るので、とりあえず武器スキル一つに集中して育てよう。
攻撃力を手っ取り早く底上げするのは武器スキル取得が一番早い。間違っても杖スキルなどは取ってはいけない。
敵の攻撃力は400以上は当たり前となっていくため、無強化だと下手すると痛恨一撃で即死ということもありえる。
HPや守備力をパッシブスキルで強化し、後衛に配置した方が無難だろう。また敵の守備力も異様に上がるため、力も強化しないと歯が立たない。
パーティメンバーに入れるなら、きょくげいスキルの「たたかいの歌」を持たせておこう。無いとスライムマデュラなどで地獄を見る。
しかし出来ることなら転職して他の職業に変えた方が後々苦労が無くて済むのだが。
ぶっちゃけ旅芸人の攻撃力では歯が立たない。フォースや秘伝書持たせてのサポートがせいぜいだろう。
なので、HPや守備力の補強と盾スキルを極めておこう。下手に攻撃するよりは防御を固めておいた方がまだ貢献する。
習得呪文