概要
Ⅳ以降に登場する武器。
全作品共通で道具で使うとギラの効果がある武器。
形状はオリジナルⅣ~Ⅵまでは取っ手の両側に金色のヒルトが付いていて
刃にも同様の金色の妙な飾りが付いている。
どう見ても斬りつけるのに邪魔になりそうなのだが、
元々聖職者用に作られて 所謂無慈悲に「ぶった切る」行為を慎ませる為の枷みたいなものなのだろうか?
ちなみにたまに「
【覇者の剣】」という当て字を使っている人を見るが、こちらはダイの大冒険に登場する武器。
正しくは「破邪の剣」である。お間違えなきよう。
DQⅣ
攻撃力45。勇者、ライアン、トルネコの他、リメイク版ではピサロも装備可能。
五章では
【ミントス】や
【スタンシアラ】等で買える普通の武器だが、一章では
【湖の塔】で拾える他、
三章では
【レイクナバ】の武器屋で店番をしているとたまにこれを売りに来る客がいる。
一~三章の時点では圧倒的な攻撃力を誇り、ライアンとトルネコの二人にとっては章内での最強武器の上、
呪文が使えない中でのギラは重宝する。
3章のレイクナバの武器屋にコレが売られると、武器屋の商品に破邪の剣が追加される。
客が破邪の剣を購入すると1本しかない破邪の剣は商品レパートリーからなくなってしまうので、
三章では入荷した時点で間違って売ってしまわないようにバイトを中断し、以降はバイトしないのが吉。
なぜかトルネコが買う場合は1本しかないハズの破邪の剣を何本でも買うことができる。これが重要。
どの章でも同じことだが、アイテムは5章に持ち越せても所持金は持ち越せないため、
章移行前にありったけ高値で売れるアイテムを買い漁るのが基本である。
3500Gというこのアイテムの価格は、三章で2番めに高いアイテム
【せいぎのそろばん】(1600G)の倍以上。
よって、防具を売り払ってでもアイテム欄をこれ一色にすれば、21000Gものカネを5章に持ち越せる。
なお、その際
【てつのきんこ】が邪魔になるので、全滅しない自信があれば鉄の金庫は放置して構わない。
DS版では1~4章でも袋が使用可能になったので、破邪の剣を99コ持ち越すことが可能になった。
袋に99コ放り込めば346500Gになるが、流石にこれだけ稼ぐのは3章でも大変だし、5章の金銭感覚がなくなってしまう。何事もほどほどに。
「3章で破邪の剣」はFC版で非常に有名になったためか、リメイク版でトルネコにこの剣を鑑定してもらうと「この剣には個人的に特別な思い入れがある」と語る。
意外にもトルネコシリーズには名前すら登場していない。
小説版の三章では、旅人がレイクナバの武器屋にこの剣を売りにくるところから始まる。
破邪の剣を見たトルネコは子供の頃の冒険心を思い出し、夢を叶えるためにこの剣を手に旅立つ。
「破邪」の名は伊達ではなく、戦いの素人のトルネコはただ振り回しながら逃げているだけだったが、
自分から邪なる魔物を倒していき、トルネコの旅を支え続けた。
そして五章でトルネコが勇者達と合流すると、
天空の剣でこそないものの、優れた力を持つ名剣としてこの剣を勇者に捧げている。
DQⅤ
【パパスのつるぎ】を持つ主人公の前に現れる第2の誘惑。
攻撃力45と、パパスの剣との攻撃力差は5(=2.5ダメージ)しかないため、攻撃力+5のために4400Gはたくのはあまり効率が良くない。
主人公はパパスの剣で我慢し、この剣は
【ピエール】等仲間モンスターに与えてやるのが良いだろう。
なお、ⅤのAIは頭が良いので、仲間モンスターに装備させるとピンポイントでギラを使ってくれて効率が良い。
DQⅥ
漫画版ではレイドックに伝わる宝剣になっている。
聖を生かし、邪のみを断つ剣で人間は斬れない。
これを使いこなす事がレイドックの正当後継者の証なんだとか。
鋼鉄の剣を失った主人公=ボッツの新たな愛剣となる。
ラミアスの剣を打ち直す際に、足りない分の地金となった。
流石に柄に収める為か、割とシンプルな形状になっている。
DQⅦ
攻撃力42、かっこよさ23。
現在のリートルードや最高ランクの移民の町等で5400Gで購入可能。
主人公、メルビン、アイラが装備可能。
攻撃力38で4000Gのてつのオノとの性能差があまりないので微妙。
ここでカネを使うよりも、さっさと
【バロックタワー】をクリアして過去ハーメリア地方へ行った方がいい武器が買える。
DQⅨ
DQMBⅡ
第1章から登場。
上昇するステータスは力+42 身の守り+12。使える技は灼熱斬りと破邪の炎。
前者は灼熱をまとった剣で敵1体を斬りつけ、後者は剣から灼熱の炎を放って敵全員を攻撃。
灼熱に強い敵がいるなら会心の一撃狙いでしゃくねつ斬りを。
Vジャンプ2009年1月号の全員サービスでモリセレ化された。