概要
仲間になった
【スライムナイト】。
非常に仲間になりやすく、そして終始にわたって使い勝手がよい
仲間モンスターの代表格。
特にⅤでは多くの人が最後まで連れて行ったことだろう。
DQⅤ
仲間になる確率
一匹目 |
二匹目 |
三匹目 |
1/4 |
1/64 |
1/64 |
仲間になったときの名前
|
一匹目 |
二匹目 |
三匹目 |
四匹目 |
SFC版 |
ピエール |
アーサー |
ちゅん |
タイーチ |
PS2版 |
DS版 |
覚える呪文・特技
ステータス
|
Lv |
力 |
素早さ |
身の守り |
賢さ |
運のよさ |
最大HP |
最大MP |
初期 |
1 |
44 |
20 |
45 |
20 |
25 |
40 |
6 |
最大 |
99 |
255 |
180 |
120 |
110 |
130 |
500 |
250 |
耐性
無効 |
なし |
強耐性 |
ギラ、炎、イオ、バギ、デイン、ラリホー、メダパニ、マヌーサ、マホトーン、マホトラ |
弱耐性 |
ザキ、麻痺、ルカニ |
無耐性 |
メラ、ヒャド、吹雪、毒、1回休み、メガンテ |
解説
ラインハット周辺やラインハット地下洞窟、神の塔内部などで仲間にすることが出来る。
SFC版では馬車購入後に真っ先にラインハット大陸へ移動し、彼を勧誘したプレイヤーが続出した。
リメイクでは
【サンタローズの洞窟】をクリアしない限りラインハットの関所を突破できず、加入は遅くなりがちだが、
実はラインハットに行かずとも、ラインハット関所から少し南東の川沿いの森でラインハット周辺の敵が出るという抜け穴がある。
また、神の塔でも扉は開けられずとも外周でもエンカウントするのでこちらでももちろん可能。
1/4という超高確率で仲間になるため、特に粘るでもなくすんなり加入してくれる。
仲間に出来る時期にしては珍しく仲間にした直後から命令に従ってくれる。
同時期に仲間にできる
【スラりん】?や
【ブラウン】より圧倒的に強く、即戦力として活躍してくれるだろう。
攻撃役として十分な火力、前衛として十分な耐久力を兼ね揃える上に、お金を掛ければ騎士らしく重装備も可能。
また、攻撃一辺倒にならずに各種回復呪文やキアリー、キアリクを習得してくれるのは嬉しい。
さらに耐性も優秀で、攻撃呪文、状態異常共に高い耐性を誇り、装備品も数多く身につけられるので守備面においても強い。
特にギラ系やイオ系、炎系に耐性を持つのは大きく、
【ようがんげんじん】戦などでその実力をフルに発揮する。
序盤に仲間になるモンスターは途中で頭打ちになりがちだが、彼の場合は別。
中盤どころか終盤、果てはクリア後も安心して使える。
序盤から中盤にかけてはイオ系呪文で呪文攻撃も担ってくれるが、イオラ止まりなため終盤では使えないだろう。
気が付けば攻撃とベホマ要員になっていることも少なくない。
とは言え、Ⅴでは終盤になると極端な打撃偏重となるのであまり問題にならないはず。
弱点としては、メラ系、ヒャド、吹雪系に弱い点。
狙わなければ大丈夫なメラ系はともかく、ヒャド系と吹雪系は使用してくるモンスターが多いので、装備品の採択で上手く補いたい。
また序盤のモンスター故にザキも効きやすいので、命の石やエルフの
お守りなどで可能な限り防いでおきたい。
ちなみにザキ系に弱い耐性とは裏腹にミミックキラーとしても活躍する。
マホトラを覚え、自身はマホトラが効かないためミミックにザラキを使わせずに倒すことが出来るためである。
ステータスの伸びはやや晩成型なので、後半になると力不足になることもあるが、耐性と装備の強さで安定して活躍できる。
さすがに
魔界組と比べると肩身が狭くなるものの、彼らを仲間にしていないうちは第一線で使っていけるだろう。
スペックでは彼を凌駕する者もいるが、使用期間や仲間になりやすさを含めた総合的な使い勝手の良さは作中ピカイチであり、DQⅤにおける仲間モンスターの代名詞とでも言うべき存在。
使い勝手の良さと愛らしさから、「Ⅴのキャラといえばピエール」という声も強い。
そのせいか小説版やCDシアターにも出演。
小説版では元々は若き日のマーサに恋するスライムであったが、彼女を守るためにスライムナイトとなることを目指す。だが「騎士の芽」による数年の苦痛に耐えてスライムナイトとなった時には、既にマーサはパパスによって連れだされた後だった。
その後は魔物達の頭領であった年老いたソルジャーブルに拾われ、後継ぎとして育てられる。マーサを奪った人間への憎しみを携えたまま魔物の軍勢を率いて戦い続け、魔界にまで知られるほどの歴戦のつわものとなった。だが戦いの最中、マーサの面影を残す主人公に出会い仲間となる。
ゲーム中のコミカルなイメージとは違い、落ちついた物腰と深い知識は熟年の騎士を連想させる。同じく年長者のマーリンと共にパーティーの頭脳役、また参謀としての役割もこなし、時には主人公を叱咤することもあった。
だが魔界でのマーサとの再会時には、赤ん坊のように泣きじゃくっている。
非情な策を使い義父の仇であるゴンズを倒し、ゲマには主人公や王子と共に必殺の一撃をくわえ、劣勢の中イブールにも起死回生の一撃をくわえるなど、メインキャラクターのひとりと言えるほどの活躍を見せている。
SFC版の公式ガイドでは主人公と一緒にようがんげんじんと戦うイラストや、主人公と一緒にルーラで着地しているイラストが描かれている。
半ばメインキャラクターと言ってもよい存在だが、
【ドラゴンクエスト 天空物語】にだけは登場していない。
話し掛けた時の返し言葉は「そりゃっ!うりゃっ!」
スライムナイトの台詞はこれだけ。街・城にいてもダンジョンの中でもこの言葉以外返さない。
言葉から察するに、戦いの腕が劣らないよう、あるいはいつでも敵と一戦を交えられるよう剣を振るっているのだろう。
非常に仲間になりやすい彼なので、ほとんどのプレイヤーは見た事があると思われる。
想像すると和む図である一方で、小説版を始めとして理知的で聡明なイメージの強い彼とのギャップに戸惑いとショックを受けたプレイヤーも珍しくないとか。
DQⅥ
仲間になる確率
一匹目 |
二匹目 |
三匹目 |
1/4 |
1/256 |
1/256 |
仲間になったときの名前
一匹目 |
二匹目 |
三匹目 |
四匹目 |
ピエール |
タイゾー |
ハヤーカ |
ジュン |
覚える呪文・特技
ステータス
|
Lv |
力 |
素早さ |
身の守り |
賢さ |
かっこよさ |
最大HP |
最大MP |
初期 |
1 |
44 |
20 |
45 |
25 |
15 |
40 |
6 |
最大 |
99 |
300 |
250 |
230 |
240 |
60 |
660 |
630 |
解説
SFC版
Ⅴに引き続き
【スライムナイト】の1匹目として続投。
装備品の多さは相変わらずだが、耐性はギラ、イオ系を3割ほど軽減できるだけになり、自力でベホマも覚えない。
前衛としても
【ハッサン】には遠く及ばないステータスである上に、ⅥではⅤと違い優秀な人間キャラが多いため、下手すると酒場送りにされることも少なくない。
全体としては「可もなく不可もなく」といった印象であり、Ⅴでの崇められようが嘘のような平凡な強さに落ち着いた。まぁこれが適正な強さだろうが。
だが、スライム系の中では唯一重装備が可能な点を買われ、格闘場制覇に使われることが多い。
また
【ベストドレッサーコンテスト】の鬼門と知られる七回戦(モンスター限定・かっこよさ260以上)は、プラチナ系フル装備+おしゃれなバンダナで
Lv1で突破できるなど、活躍の場は多い。
ただし仲間になる時期が遅い点に注意。
ダーマ復活直後は
【夢見の洞窟】に出現するが、何故かここではモンスターが仲間にならない。
最速で仲間になるのは、空飛ぶベッドを入手した後に行ける上の世界のアモール周辺となる。
早熟型なので戦力として使えないことも無いが、Ⅴに比べると使い勝手の面でどうしても見劣りするのが残念。
それでも格闘場制覇やベストドレッサーを突破するのには役に立つので、仲間にしても損は無いだろう。
DS版
スライムスカウトが採用されたDS版では、最初に仲間になるスライムとして登場。
騎士道精神に溢れる男で、「騎士として王家に仕えたい!」という夢を持っているが、向かった先がよりにもよって
【ホルストック】。
案の定ホルス王子の悪戯によって城の外へと閉め出されていたところを主人公一向に拾われ、以後恩義を感じて主人公に仕えることになる。
成長テーブルや覚える特技はSFC版と変わらないものの、
「仲間モンスターの耐性が敵としてのものと同一」という仕様変更を受け、ヒャド系以外の全攻撃呪文に耐性を持ち、
うちメラ系(25%減)以外は50%減の強耐性という、強力な耐性を引っさげて登場。
仲間モンスターの削減、人間キャラの耐性消滅などで相対的に地位が上がったことに加え、
SFC版に比べて仲間になる時期が早いこともあり、格闘場はもちろん実戦でも十二分に主力として活躍してくれる。
また、格闘場を制覇した際には全スライム中ただ一匹だけ専用の台詞が存在するなど、色々と優遇されている感が強い。
SFC版同様に早熟型のため中盤以降は他の前衛に見劣りし、
格闘場制覇後かドランゴ先生加入辺りで引退させるのがベターではあるが、
全体的にはⅤ以来久々に「頼れるピエール」が戻ってきたと言えるだろう。
最終更新:2014年03月09日 01:21