DQⅤ
【ラインハット】城のボス。青年期前半最初のボス戦である。
「たいこう」とは漢字で書くと太后、つまり「前の王の妻」の事である。
王子
【ヘンリー】が行方不明となり混乱する王国に潜入。
実子
【デール】を王位につけることで権力をほしいままにしていた
【太后】に化け、
本物の太后を
地下牢に幽閉して彼女に成り代わることで王国の実権を掌握した。
国民には重税を課しつつ、未納者は理非を問わず次々と処刑。
一方で富国強兵策を取り、軍備を増強して
【サンタローズ】の村を焼き討ちにするなど、悪政の限りを尽くした。
だが、そんな彼(彼女?)にも年貢の納め時がやってきた。
行方不明の王子ヘンリーとその仲間が
【光の教団】を脱出、密かにラインハットへと帰還していたのだ。
民の生命を弄ぶ邪悪の存在を知った彼らは、魔物の変身を解くという秘宝
【ラーのかがみ】を
【神の塔】から奪取。
ラーの鏡に真実を映しだされ、ニセ太后は遂に醜い魔物の正体を表した···!
SFC版
HP:350 攻撃力:70 守備力:100 経験値:750 ゴールド:320
ドロップアイテム:不思議な木の実(1/8)
大きく息を吸い込む(いわゆる
【きあいため】)の次には攻撃ではなく火炎の息が来るので実質無駄行動。
おそらくバランス調整兼演出。
とはいえ火炎の息はこの時点では強力なので、火に弱い仲間は火炎の息のターンには防御させておこう。
その他に笑い袋と骸骨兵を召喚するなど鬱陶しいが、この時点ではどちらも雑魚なので、放置するなり一気に倒すなり刃のブーメランで削るなりいくらでも方法はある。
攻撃力も高くなくスキも多い。火炎の息+αで誰か殺されたり、笑い袋のメダパニに掛かったりしなければ負けはないはず。
なお、人間キャラ2人(主人公+ヘンリー)が強制的にパーティに加わるため、モンスター枠は一つしかない。
炎系に耐性のある
【ピエール】や
【コドラン】を仲間に入れておきたい。
また、ルカニとマヌーサが確実に効く他、実は休み系が弱耐性しかない。
【イエッタ】がいるならひたすら雄叫びするのも手である。
リメイク版
HP:650 攻撃力:130 守備力:100 経験値:750 ゴールド:320
ドロップアイテム:不思議な木の実(1/8)
4人パーティが組めるようになった代償か、猛烈に強化され一気に強敵となった。
弱い火の息を使わなくなったうえに、30〜40ダメージだった火炎の息の威力が40〜60に上がったため強烈なダメージを食らう。
さらに攻撃力も倍近くなり、気合い溜めの後は普通に攻撃してくるようになった。
軽くビンタするだけで下手すると3桁ダメージを与えてくるその姿は恐ろしいものがある。
HPもあからさまに増えており、SFC版の感覚で攻撃していると削りきれないこともある。
耐性はSFC版とほぼ一緒だが、打撃の頻度が上がったのでマヌーサの有効価値が上がった。
休み系の耐性も変わっていないため、イエッタおたけび作戦も健在である。
火に強いピエールは当然スタメン確定だろうが、新戦力の
【アプール】や
【マッシュ】の攻撃力も中々頼れるだろう。
最終更新:2014年03月09日 01:34