DQⅤ
Ⅴに登場する国。
【主人公】と国王である父
【パパス】の祖国。周囲を山と森に囲まれた王国。
ヨーロッパなどに見られた城郭都市のように、城下町も城の中に作られているのが特徴で、国民を魔物から守るためのつくりなのだという。
国民が増えて増築するようになった時は大変だと思うのだが、それも含めての王の優しさなのかもしれない。
辿り着くには
【チゾットへの山道】を登り
【チゾット】を経由し、
【グランバニアへの洞窟】を下りて行くという、うんざりするほど長い山道を乗り越える必要がある。
船旅で世界を回った末に前述の長い山道を越えて行くので、到達すると相当なカタルシスを得られる。
城の横にある小屋に
【サンチョ】が住んでおり、感動の再会
イベントが待っている。
城内には国王代理を務める叔父の
【オジロン】、その娘の
【ドリス】、怪しげな
【大臣】などがおり、
主人公は王位継承者として、城の東にある
【試練の洞窟】まで
【おうけのあかし】を取りに行くことになる。
そして無事国王に就任すると、嫁の出産、さらに誘拐など、物語は急展開を見せる。
世界を回って行く内に祖国だと分かってくる期待感、数々のイベントも相まって、プレイヤーのモチベーションが高まっていくこと請け合いである。
なお、サンチョとの感動の再会後は無料で宿泊ができるのだが、時期により宿泊場所が微妙に違う。
石化前は外出して帰宅後、妊娠により離脱した妻に話しかければ、そこの王族の寝室で宿泊。
妻とダブルベッドで添い寝である。おそらく臨月間近なので
いかがわしい事は行われないだろうが。
夜に帰宅した場合はサンチョの小屋。
また、サンチョとの再会前及び再会後の昼間は1階の宿屋に泊る事も可能である。
金を払わなきゃならんので普通は泊らないと思われるが。
石化解除後は城下町1階の宿屋で宿泊。妻と添い寝なのかは不明。
それよりか、何で王族なのに宿屋で休まないとイカンのかと(;´Д`) 。
リメイク版の場合、夜だと王族の寝室の前にいるおばさんに話しかけることで、ちゃんと寝室で寝る事が出来る。
この場合、起きた時に後ろにいるキャラがまとめて飛び起きるので、まとめてダブルベッドで寝てたらしい。
息子・
娘・妻の4人構成だと微笑ましいものがあるが、 種類にもよるがモンスター3匹と寝てたり、サンチョや
【ピピン】が混じってたりすると結構カオスである。
妻と2人ならもちろん添い寝可能。
余談ながら、最初にサンチョと再会する際に妻が死んでいると、サンチョを訪ねていたシスターが生き返らせてくれる。
その後のイベントに妻がいないと進行できないという配慮からであろう。
「なにかとおこまりでしょう」とか言いながら、その場で祈ってポンと復活させてくれる様は、さすが神の使いという他ない。
…が、SFC版では死んでいない時にサンチョの家を訪ね、シスターが去ったのを見てから引き返し、改めて死んでからサンチョと再会すると、死んだままイベントが進行する。
DQⅣでは想定済みだったらしいが、こちらでは想定が甘かったようだ。どうした堀井。
その後は棺桶のまま喋ったり、棺桶を「美しい女性」と言われたり、軽いホラーになってしまう。
小説・CDシアターによると、王である主人公が石化から帰って来るや否や国を挙げてのお祭り騒ぎ、
王妃である妻が帰ってくればお祭り騒ぎ、そして
【ミルドラース】を倒してお祭り騒ぎ。
宴・祝い事好きな国民が多いようである。あるいはそれだけ王族が慕われているのか。
最終更新:2014年02月21日 18:38