DQⅤ
【グランバニア】の大臣。
先代王であるパパスが旅に出た後、オジロンが王に即位してからは、彼の人柄を利用して実質的には国の実権を握っていた。
しかしパパスの息子である主人公が国に帰還、オジロンが主人公に王位を譲ると言い出したために彼は焦り、
試練の洞窟で主人公を抹殺しようとカンダタを雇ったり、さらにはグランバニアを乗っ取ろうとするジャミの手引きをしたりと暗躍する。
しかし彼は魔物のいいように利用されていただけで、最後にはデモンズタワーで殺害されてしまう。
その最期の瞬間には主人公に謝罪している。
死ぬ間際に、自身ではなく国の運命を心配していた辺り、国を乗っ取る野心こそあれど、国に対する愛着はそれなりにあるようだ。
主人公が8年間石化してしまったことの元凶。
ちなみに10年間ドレイにされた元凶はラインハットの太后であり、
どちらも魔物ではなく人間が元凶となっているのはなんとも皮肉な話である。
また、
【ドラゴンクエスト 天空物語】は彼が死亡後数年経った後の話。
その中で天空物語の主人公である
テンたちは因縁のデモンズタワーを登り、既に白骨化した大臣の遺体と対面することになる。
最終更新:2013年02月21日 00:49