DQⅦ

Ⅶのラストダンジョン。
現代に蘇った【オルゴ・デミーラ】が正体を表したときに、【クリスタルパレス】の下からニョキニョキ生えてくる。
それまでのクリスタルパレスの入り口は持ち上げられて届かない高さになってしまい入れなくなるので、
【飛空石】に乗ってクリスタルパレスの屋上から侵入し、下へと潜っていく構造になっている。

クリスタルパレスの部分は不気味に静まり返っており、そこから先へ進むと洞窟のフロア、
そしてうねうねした内臓みたいなキモいフロアへと続く、いろんな意味でラストにふさわしい作り。
このフロアでは、戦闘中にも背景がウネウネと蠢いて非常に気持ち悪い。
出現するのも【だいまどう】【ギガントドラゴン】などの強豪モンスターが多いが、
Ⅶは主人公達を強化しやすいため、十分な準備があればそんなに苦労はしない。

なお、Ⅶのダンジョンの例に漏れずエンカウント率は低い。
しかもラスダンにも関わらずエンカウントしないフロアがいくつもあるので、
【しのびあし】を使えば全く敵に遭わずに突破できることさえある。
洞窟の手前のフロアには地上に続く扉があり、仕掛けを解く事で開けられる。
以降は地上から侵入可能になり、大幅なショートカットができるようになる。Ⅴの【ボブルの塔】を彷彿とさせる。

奥で行き止まりになってしまうが、ここで【四精霊】からもらったアイテムを使う事で道が開ける。
使ったアイテムによって導かれるダンジョンが変わるが、全てを回る必要は無く、
どれか1つを選んで通り抜ければオルゴ・デミーラの元へとたどり着けるが、
これらのダンジョンの中には四精霊に対応した伝説の武具がそれぞれ眠っている。
武具を回収した時点でリレミトを唱えて脱出してまた来れば全て回収することができるので、
オルゴ・デミーラ戦やクリア後のことを考えるのなら、多少手間をかけてでも全部回収するのがベター。


どのルートを通っても行き着く先は変わらず、またどのダンジョンを抜けても
オルゴ・デミーラの玉座の間に入る時点でHPとMPが全回復するのだが、ルートによって難易度が結構違うので注意。
悪名高いあの【れんごくまちょう】と遭遇する危険がある業火の洞窟は危険ルート筆頭。
また烈風の神殿も敵が特別強い訳ではないが立体迷宮で迷いやすく面倒。
激流の洞窟か死地の洞窟を選びたい。

3DS版

あのグロ触手を出すのは憚られたのか、触手のフロアが【時の狭間の洞窟】のようなワープゾーンに変更されている。
また、【滑る床】のフロアが消滅したことでPS版よりかなり楽になっている。
宝箱の配置なども違うが、中身は同じ。

4つの洞窟では死地の洞窟が格段に楽になっており、進むだけならば死地の洞窟一択になっている。

最終更新:2014年02月11日 18:40