概要
DQⅦ
ラスダン・
【ダークパレス】の炎ルートである
【業火の洞窟】や、2つ目の裏ダンジョン・さらなる異世界に出現。
通常攻撃も強烈だが、こいつの最大の特長は「煉獄」という名前にある通り、火炎ブレス最強技である
【れんごく火炎】や
【しゃくねつ】を吐く事。これに尽きるだろう。
ダークパレスでは、
【ギガントドラゴン】や
【だいまどう】が吐く灼熱だけでも十分にきついのだが、こいつはそれを遥かに通り越している。
MPは30しかないため1回しか煉獄火炎は吐けないが、
【フバーハ】をかけても相当なダメージを喰らうし、数匹に吐かれると1ターンでパーティは半壊もしくはほぼ壊滅する。
勿論、灼熱も相当にキツい。こいつ2~3体に不意打ちされるというのは、イコール死を意味する。決して過言ではない。
攻撃力や素早さもかなり高く、HPも周囲の敵に比べて2倍近くあるため、その点でもこのモンスターは突出している。
さらに
【メダパニ】までも唱えるが、これはⅦの通常のものとは違い1人が対象で、終盤の耐性装備があればまず引っかからないのでむしろサービス行動に近い。せめてものバランス調整だろう。
2つ目の裏ダン・さらなる異世界にも出現すること、モンスター図鑑でこいつだけダークパレスの他のモンスターと離れていること、そしてその余りある強さから、ダークパレスに出現するのは設定ミスではないかという噂も。
輝く息やギガスラッシュなどの強力な呪文や特技を連発して倒したい。MPを下手にケチるのは危険。
HPも870と非常に高いので、初めて遭遇した時点では1ターンで全滅させることはほぼ不可能。
業火の洞窟へは、全員に転職を繰り返して強力な特技を習得させるなど余程の対策をしてから踏み込んだ方がいいだろう。
倒すと
【プラチナヘッド】を落とす事がある。
DQⅦ(3DS版)
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一匹目 |
二匹目 |
三匹目 |
3DS版での名前 |
フェニー |
スザック |
ホウオウ |
3DS版においても、相変わらず業火の洞窟に出てくる。どうやら設定ミスなどでは無かったようだ。
1度の出現数は最大でも2体までに減少した分だけ楽にはなったが、こいつに遭遇する事そのものが危険極まりないのでさほど意味は無い。
パークに送って、こいつをリーダーにした
【すれちがい石版】を作れば、強力な
【真ふっかつの杖】を入手出来るチャンスが生まれるが、
ボスのこいつは、ただでも強いザコ版に輪をかけた強敵に成り上がってしまうし、入手出来る確率は低いので量産は苦行の連続になる。
余談だが、コイツは前述の場違いな強さなどから、Google検索で「れんごくまちょう」と打つと、
「強すぎ」や「場違い」、「トラウマ」などの言語が予測されている。
DQⅨ
宝の地図の洞窟(火山タイプ)のB~Sランクに出現。
ボスを除けば鳥系では最強のモンスターで、やはりれんごく火炎を吐いてくる。
今作ではブレス攻撃にはMPは関係なくなっており、際限なくれんごく火炎を吐いてくる。
更に、使ってくる呪文もメダパニーマに強化された(MPは40あるため最大で4回も使える)。
扇の特技「といきがえし」を使えば息攻撃を跳ね返してダメージを与えられるが、それでも呪文や直接攻撃のダメージは防げない。
しかも呪文封じは全く効かないため、メダパニーマを封じること自体も不可能。
ブレス攻撃はまだ何とかなるにしても、一斉に複数の仲間が混乱させられると一気に危険な状況に陥ることも。
また、攻撃力も516とまかいファイターやアトラス以上に腕力が高いため、油断は禁物。
ただ、こいつの周囲には2回行動する上に焼けつく息まで吐く
【エビルフレイム】がいる。
HPも648とⅦよりは低くなっているので、それらと比べるとどうも見劣りする感は否めない。
だが強敵である事には変わりないので、スーパーリングやまもりのたてなどで混乱に耐性をつけたり、装備で炎属性のダメージを軽減するといった対策はしっかり取っておきたい。
氷属性に弱いのは見た目通りなので、マヒャデドスや氷結らんげき、アイスフォースで弱点を突き、行動される前に倒すのがベスト。炎属性以外なら有効。
補助系はほとんどが効きにくいが、稀に混乱や即死が効いたりするのでそれに賭けるのも手。
攻撃力低下は効きやすいが、さっさと倒してしまった方がいいだろう。
ドロップアイテムもトリのおうぎ、レアでほのおの盾とどうもしょぼい。
戦歴に登録したらあとは相手にしないのも手だが、こいつは全員がLv99でもこちらを認識すると正確に追跡してくるので、戦闘に入らずに通り抜けるには、ステルスや聖水はほぼ必須となる。
戦闘になってしまったら、みのがすで逃がしてしまおう。
なお、配信
クエスト167『キレイに なるピ!』でターゲットとなるモンスターでもある。クリアすると
【ゾーマの地図】が手に入る。
余談だが、Ⅸには同じ煉獄と付くモンスター
【れんごく天馬】もおり、しかも出現場所も火山マップの地図である。
れんごく天馬はBランクの地図にお供として出現することがあるため、稀にこいつとの共演(同時出現)を見ることができる。
最終更新:2013年11月21日 00:06