概要
Ⅱ以降で採用されている通常攻撃や攻撃・補助系呪文の範囲。
ギラ、バギ系呪文、Ⅴ以降のムチなどの
【複数攻撃武器】による攻撃などが主なグループ攻撃である。
主に
モンスターの出現方法を指すものなのだが、一応味方側にもこの
システムは採用されている。
モンスターサイドの場合
複数の種類のモンスターが同時に出現した際は、
スライム 2ひき
アイアンアント 1ひき
といったような表示になるが、この「スライム 2ひき」「アイアンアント 1ひき」がそれぞれ1つの「グループ」である。
プレイヤーは全体攻撃以外の手段で攻撃をする場合、行動を指定した後で攻撃するグループを指定する。
単体攻撃を行う場合であっても、プレイヤーは攻撃するグループまでしか指定できず、
そのグループ内のどのモンスターに攻撃するかは自動的に決定される。
ただし、Ⅷではグループにカーソルを合わせ、方向キーの左右でどのモンスターに攻撃するか決めることが可能。
また、グループはモンスターの種類ごとに分かれるが、
同じ種類のモンスターが別のグループに分かれることもある。
例えば、
しびれくらげ 2ひき
しびれくらげ 1ひき
マーマン 1ひき
といった具合である。
当然、グループ攻撃の攻撃手段を使用しても、全てのしびれくらげを攻撃することはできない。
これではグループ攻撃の効果も薄く、わざわざ同種のモンスターで別グループを組まれるのは結構迷惑。
ただ、
【ワイトキング】や
【いばらドラゴン】など絶対に2匹以上のグループを組まないモンスターなども居るため、
これらのグループ分けはこちらのグループ攻撃に対する敵側の対抗手段の一種なのかもしれない。
モンスターズシリーズではキャラバンハートでのみ採用されており、他のシリーズでは範囲は全体か単体のみ。
ただし、キャラバンハートでも通信対戦のみモンスターがバラバラでもグループ攻撃は全体攻撃の扱いとなる。
プレイヤーサイドの場合
ⅥやⅦでは、「通常のパーティ」と「
NPCキャラクター」とが別のグループという扱いになっている。
そのため、敵が唱えたヒャダルコなどのグループ攻撃系呪文がNPCキャラクターに向かうと、
自身が操作するパーティメンバーは全くの無傷で済むことになる。
ベギラゴンやバギクロスなど、威力の高いグループ攻撃系呪文を使用するモンスターと相対した際には、
盾代わりに精霊などを
召喚しておくとそれらの攻撃を一人で肩代わりしてくれることもあるので、呼んでみてもいいだろう。
Ⅶではほぼ無敵のNPCが数多く登場するため、この仕様の恩恵を受けられる場面も結構多い。
味方サイドから見たグループの範囲は、基本的には戦闘画面にてHP・MPが表示され、非戦闘時にステータスを参照可能でパーティの人数制限の対象となるキャラはメインキャラと同グループ、上記のいずれにも該当しないキャラが別グループと覚えるといいだろう。
なお、モンスターズシリーズにて召喚されるキャラについては性質は後者だが、前述の通りそもそも作品自体にグループの概念が存在しないので意味がない。
最終更新:2013年05月20日 22:44