概要

その名に相応しくゼリー状の身体を持つモンスターで、【ドロヌーバ】【マドルーパー】【マグマロン】の色違い。
ドロヌーバとマドルーパーは泥、マグマロンはマグマ、こいつはゼリーと、色が違うだけなのに素材がバラバラである。

DQⅤ

【試練の洞窟】【天空への塔】【エビルマウンテン】に出現。SFC版では隠しダンジョンの奥でも登場した。
ボスである【ようがんげんじん】を除けば最上位種にあたる。
SFC版では溶岩原人と同じ赤色。リメイク版では溶岩原人はオレンジ色になったが、こちらは真っ赤な身体のまま。
出現する際は1匹、もしくは1匹・1匹の2匹組み。場所にもよるが、後者のパターンでしか出ないところが多い。

Ⅴで唯一の【モシャス】を使うモンスターで、仲間モンスターのどれかに化けてくるが、人間キャラには化けない。
このため、出現したら人間キャラのみに入れ替えればモシャスは使ってこないのだが、試練の洞窟と天空への塔は馬車が入れない。
強力な仲間モンスターが多い為、ついつい頼ってしまいがち。人間キャラでパーティを構成しているケースは少ないだろう。
特に試練の洞窟では人間は必然的に主人公一人だけなので、一人旅などの縛りプレイをしていない限りは化けられることになる。

守備力は低いが、素早い上にHPも400(リメイクでは300)と高いので、下手に強い仲間を連れていると化けられて大苦戦、ということも少なくない(HPとMPはコピーされない)。
【ラーのかがみ】【てんくうのつるぎ】を使えばモシャスを解くことができるので、無力化してから倒した方が無難だろう。
毎ターンこれらのアイテムで変身解除を狙えば、実質的に手数を減らすことも可能。
DS版では、フリーズを誘発するケースが報告されているのでその点でも注意。
【ちいさなメダル】を落とすことがある。

DQⅦ

【発掘現場の洞窟】やその後の【聖なる湖】周辺に出現。
新登場のマグマロンと区別するためなのか、色がライトグリーンになった。
後者の場所では単体出現で出現率も低いので、存在意義が皆無だが。

人間キャラにも化けられ、FC版Ⅳのマネマネと違って戦闘用のグラフィックに化ける。
PS版のⅦはモシャス後のグラフィックがやたらリアルでビビる。
Ⅶではこっちが強化しやすく、発掘現場の直前のダンジョンである【大灯台】では、【はぐれメタル】を狩ることができる。
その後に出会ったら思わぬ強敵。登場時期が絶妙に嫌らしい。
モシャスの他、ダメージが1/5に減る防御をして粘ることも。
そうでなくとも厄介なモンスターであることには変わりないので、ヒャド系とバギ系以外の攻撃で油断せずにさっさと倒すのがいいだろう。MPが10しか無いので、【マホトラ】【マホトラおどり】【ふしぎなおどり】を使ってもいい。
効かないこともあるが、モシャスは消費MP10なので、モシャスさえ使えなくなれば恐れる必要は無い。
落とすアイテムは【シルバートレイ】

3DS版

【すれちがい石版】でヘルバイパーをリーダーにすると、本来出現するハズのジェリーマンと【ばくだんいわ】ではなく、【プロトキラー】【あくましんかん】がお供に出現する関係で、他のプレイヤーからすれちがい石版を貰わない限り、最速で戦えるのは発掘現場の洞窟となる。

DQⅨ

【グビアナ地下水道】と、【宝の地図】の洞窟(火山タイプのKランク)に出現。
モシャスこそ使わなくなったが、【ヘナトス】でこちらの攻撃力を下げてくる上に、防御をして粘ることも多い。
攻守共に平均的だが、戦士系を無力化させられるとちょっと厳しい。
攻撃力を下げられてしまったら、ヒャド系などの攻撃呪文を使って倒そう。
炎と氷属性に弱く、逆に土属性には若干の耐性を持つ。

落とすアイテムは、【溶岩のかけら】【ルビーのげんせき】
旧作に比べると出番は少なく、モシャスが削除されたこともあって、ただ面倒くさいだけの敵になってしまった感は否めない。
なお、ハンマーのクエスト『ハンマーチャンス!』(スキル30以上)では標的となる。

最終更新:2014年01月12日 18:26