概要
人のいない世界に迷い込んだ者の前に現れ、元の世界へ帰す存在。多くは背広や作業着を着た中年男性の姿だが、女性だったり若者だったりする場合もある。決まって、服装は憶えているのに顔は憶えていない。
誰もいない場所に一人残された者に電話をかけてきて、「なぜここに入ってきた」などと怒るというパターンが多い。
起源
2005年頃から、2ちゃんねる「洒落にならない怖い話を集めてみない?」スレ上で「時の番人」および「時空のずれ」として体験談が語られたもの。以降、複数の類似体験談が見られるようになる。
裏世界存在として
初回登場時は、鳥子の部屋が
裏世界の光に飲まれた状態で、部屋の外に出現した。マンションの張り紙が読める文字でありながら微妙に意味のおかしな文章になっており、「表でも裏でもない」中間世界であったと考えられ、おっさんも意味の通じるような発言をしている(が、その言葉は一方的でありコミュニケーションが成立してはいない)。
その後、裏世界に入ってからもふたたび登場しており、空魚の右目で相をずらした結果、まっすぐ立ち上がった茎が途中で二つに分かれ、先端に赤い実が密集した五つの房を持つ植物の姿に変わった。
「
MIBなどと同じく、人の姿に見える怪異現象」ではないかと推測されている。
登場回
最終更新:2021年03月17日 16:06