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e2309●タイで新政権

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 タイで、タクシン元首相派で第2党のタイ貢献党出身のセターを首班とする新内閣が成立した。総選挙から3カ月半。第1党となった革新系政党、前進党を排除し、貢献党が対立してきた親軍政党など保守派と組んだ大連立政権となった。セター首相は財務相を兼務し、貢献党は国防相、外相、商務相など重要ポストをおさえた。国防相には軍、保守派と対立してきたタクシン氏支持派「赤シャツ」出身のスティン、内務相には第3党の中道政党、タイ名誉党のアヌティン党首が就いた。親軍政党は天然資源環境相、エネルギー相、産業相など経済利権にからむ四つの大臣ポストを獲得した。
 一方、15年にわたって海外に亡命していたタクシンは、8月22日にタイに帰国し、バンコク都内の刑務所に収監され、翌日警察病院に移送されていた。9月1日、刑期を8年から1年に短縮する恩赦が「国に貢献、高齢」を理由に国王から与えられた。
 セターが タクシン元首相派のタイ貢献党に入党したのは昨年のこと。総選挙を間近に控えた今年4月党の首相候補になるまで、不動産開発大手センシリの社長だった。米国でビジネスを学び、家族経営の不動産業をタイ有数の企業に成長させた手腕から、選挙戦では経済政策をアピールした。
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