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1907●京都アニメーション放火殺人事件

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 2019年7月、アニメ制作会社・京都アニメーションの第一スタジオ(京都市伏見区)で放火殺人事件が起きた。午前10時頃、正面玄関から侵入した男がバケツでガソリンをまいて火をつけたとみられる。中にいた京アニの役員と社員ら36人が死亡、33人が重軽傷を負った。3階建のスタジオの玄関付近に吹き抜け構造の螺旋階段があり、炎と煙の回りが早く、逃げようとした人たちが折り重なるように倒れていたという。
 犠牲者数としては戦後最悪の殺人事件で、また京アニは、その作品が高い評価と熱烈な支持をファンから受けているアニメ会社であり、その社員の4割近く(20代・30代がほとんど)が死傷したということで、社会に大きな衝撃を与えた。
 自身も火傷を負って現場近くで身柄を確保された犯人は、さいたま市在住の無職・青葉真司41才で、事件3日前に京都入りして、犯行直前に現場近くのスタンドでガソリンを購入していた。監視カメラにはガソリンを台車に載せて運ぶ青葉の姿が写っていた。青葉は事件後入院、皮膚の移植手術などを繰り返し、簡単な会話やリハビリが可能となった段階で逮捕された。
 青葉は、京アニが小説やシナリオを公募する「京都アニメーション大賞」に作品を応募して落選となっていたが、自作のアイデアが京アニに「パクられた」と話しているといい、京アニに一方的に恨みを募らせたと見られる。

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