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0104●総裁選、小泉勝利

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0104●総裁選、小泉勝利
 「加藤の乱」を鎮圧したものの、森政権の人気は下がり続けた。2月10日に起きたえひめ丸沈没事故の際、ゴルフ場で連絡を受けた首相がプレイを続けたことが決定的ダメージを与え、政権支持率9%(朝日新聞)と史上最低を記録した。森総裁で同年夏の参院選に臨むことに対する不安から自民党内で森おろしが始まった。公明党幹部すら、野党が検討している不信任決議案に必ずしも反対しないと表明した。3月10日、森は自民党5役と会談し、9月まで任期がある党総裁を辞任して総裁選を繰り上げ実施する意向を示し、事実上の退陣を表明した。
 森首相の退陣表明を受けて、自民党総裁選が4月に行われた。橋本龍太郎、小泉純一郎、亀井静香、麻生太郎の4人が立候補した。
 小泉は、支援する田中真紀子とともに各地を遊説して独自の改革論を訴え国民的ブームを巻き起こした。国会議員票を見れば最大派閥である橋本派が有利であったが、小泉は、一般党員が投票する予備選挙でほとんどの都道府県を制し(各都道府県に割り当てられた票が今回の総裁選から1票から3票に増やされ、しかもほとんどの都道府県がトップ得票者の総取りとする制度であった)、その勢いを駆って、本選挙でも橋本を退け当選した。
0104●小泉内閣発足
★2001年
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