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9711●橋本改革

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9711●橋本改革
 橋本首相は、省庁半減を目玉とする行政改革の構想を打ち出し、96年11月に改革案を審議するための行政改革会議を設置して、自ら会長になった。この会議は、一府十二省庁への中央省庁の再編成、内閣機能の強化、独立行政法人制度の導入などを柱とする行政改革の構想をまとめた。
 さらに橋本は、行政改革に併せて、財政構造、金融、地方分権、社会保障、教育に及ぶ「六大行政改革」を打ち上げた。
 97年4月から消費税が5%に、医療費の自己負担が20%に引き上げられ、国民負担を増やす形での財政や社会保障の改革が始まった。
 行政改革に並ぶ橋本内閣の目玉であった財政構造の改革は、97年11月、財政構造改革法として成立した。この法律では、公共投資を一律削減し、赤字国債の発行を制限、2003年までに財政を健全化するという目標が掲げられた。
2024/10/14記
★1997年
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