越前藩国情報戦分隊の行動を提出いたします。
f:PLAYER=越前藩国情報戦分隊
t:越前藩国情報戦分隊の編成=http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/254.html #越前藩国情報戦本隊 (情報戦分隊&オペレート分隊)
t:使用施設={
○防空機関砲 対空評価15×4基(所有の根拠:2008/05/09 23:33書き込み)
http://blog.tendice.jp/200805/article_15.html
○帝国防空回廊
ttp://www27.atwiki.jp/echizen/pages/266.html
○防空回廊の輸出(イベントですが、念のため)
ttp://www27.atwiki.jp/echizen/pages/267.html
}
#残りAR7
#現在の達成値50
#修正 +2(攻撃、防御以外全般)
f:越前藩国情報戦分隊の行動={
*ハッキングを行い宇宙港を自爆させる,情報戦,25,3,0
r:*ハッキングを行い宇宙港を自爆させる AR7>4
(知識17+器用20)÷2=18.5 切捨てて18
その他訓練効果:+2
電子妖精(HQ):+11
合計:31+RP修正
*次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,0,0
r:次の戦闘のアイドレスを選んで開く=ひとまずの勝利(EV108-28)を選びます。
}
f:越前藩国情報戦分隊のロールプレイ={
「敵、撤退開始します!」
歓声が沸く。まだ軌道上に敵がいるとはいえ、地上の敵を退けたのである。
「情報戦で敵の追跡は可能か?」
「……ダメです。情報封鎖されています」
「情報封鎖か。じゃあ、もう仕事ないな」
「はーい、お茶ですよー♪」
皆が肩の荷を下ろしたように普段の様子に戻る。
その直後だった。
通信を捌いていたSEIRYUが、血の気を失くした声で呟く。
「宇宙港が、落ちる…?」
勢いよくお茶を噴く黒埼。
「摂政汚いです」
「余計なお世話だ!報告を!」
「確認取れました。……最悪です。連中、FVBの宇宙港を置き土産にしていったみたいです」
「ちょほー!?」
緊張の糸が切れた面々は一瞬恐慌状態に陥る。が、
「……ん?」
一行の視線がモニターに移る。
そこには。
――電子妖精・優填がウィンクしていた。
/*/
「作戦はシンプルだ。宇宙港の中枢システムに侵入して自爆コードを起動。一方で出来る限りデータを回収する」
「そこまでする必要あるんですか?」
「そう言うな。やはり同じ帝國の者として、ただ壊すだけでは忍びない」
ゴホンっと黒埼は咳払いをする。
「よし。では始める」
「あいあいさー」
ストリームの中に解き放たれた優填が、グリッドの隙間をくぐり抜けて宇宙港に潜り始める。
スルスルと、幾重にも張られたセキュリティをまるで無い物のように潜りぬけていく。
「さすが優填。もう宇宙港の中枢まで入った」
「アレ…?」
「どうした閑羽くん?」
「変な壁のプログラムでてきたー」
「なに!?」
解析。これは……
「保安機能……宇宙港の中枢システムか?」
「あ、鍵穴みーっけ♪ぽちっとな」
「ちょっとまて迂闊にいじるなトラップの可能性が……」
『ぽーん。ロックが解除されました』
「ゴホン。よし、よくやった。後どのくらいだ?」
「阻止限界点まで180秒」
「まだ余裕だな。データ取得は終わったな?自爆コードを作動させる!」
「了解っ!」
地上で奮闘するギークの面々をよそに、優填は滅多にない曇り顔をしていた。
電脳領域では、起動された自爆コードにより、宇宙港のシステムが次々と削除されて輝きを失っていく。
システムの死。明確な自我も確認されていなくとも、それはやはり同族の終焉である。
電子妖精は、消えゆく運命にある宇宙港に一粒の涙をこぼす。
“ゴメンネ”
それが手向け。
そしてその涙が中枢を為すプログラムにかかった瞬間。
―――宇宙港は、愛する世界を己の身で傷つけぬよう、最後の力を解き放った。
}
f:PLAYER=越前藩国情報戦分隊
t:越前藩国情報戦分隊の編成=http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/254.html #越前藩国情報戦本隊 (情報戦分隊&オペレート分隊)
t:使用施設={
○防空機関砲 対空評価15×4基(所有の根拠:2008/05/09 23:33書き込み)
http://blog.tendice.jp/200805/article_15.html
○帝国防空回廊
ttp://www27.atwiki.jp/echizen/pages/266.html
○防空回廊の輸出(イベントですが、念のため)
ttp://www27.atwiki.jp/echizen/pages/267.html
}
#残りAR7
#現在の達成値50
#修正 +2(攻撃、防御以外全般)
f:越前藩国情報戦分隊の行動={
*ハッキングを行い宇宙港を自爆させる,情報戦,25,3,0
r:*ハッキングを行い宇宙港を自爆させる AR7>4
(知識17+器用20)÷2=18.5 切捨てて18
その他訓練効果:+2
電子妖精(HQ):+11
合計:31+RP修正
*次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,0,0
r:次の戦闘のアイドレスを選んで開く=ひとまずの勝利(EV108-28)を選びます。
}
f:越前藩国情報戦分隊のロールプレイ={
「敵、撤退開始します!」
歓声が沸く。まだ軌道上に敵がいるとはいえ、地上の敵を退けたのである。
「情報戦で敵の追跡は可能か?」
「……ダメです。情報封鎖されています」
「情報封鎖か。じゃあ、もう仕事ないな」
「はーい、お茶ですよー♪」
皆が肩の荷を下ろしたように普段の様子に戻る。
その直後だった。
通信を捌いていたSEIRYUが、血の気を失くした声で呟く。
「宇宙港が、落ちる…?」
勢いよくお茶を噴く黒埼。
「摂政汚いです」
「余計なお世話だ!報告を!」
「確認取れました。……最悪です。連中、FVBの宇宙港を置き土産にしていったみたいです」
「ちょほー!?」
緊張の糸が切れた面々は一瞬恐慌状態に陥る。が、
「……ん?」
一行の視線がモニターに移る。
そこには。
――電子妖精・優填がウィンクしていた。
/*/
「作戦はシンプルだ。宇宙港の中枢システムに侵入して自爆コードを起動。一方で出来る限りデータを回収する」
「そこまでする必要あるんですか?」
「そう言うな。やはり同じ帝國の者として、ただ壊すだけでは忍びない」
ゴホンっと黒埼は咳払いをする。
「よし。では始める」
「あいあいさー」
ストリームの中に解き放たれた優填が、グリッドの隙間をくぐり抜けて宇宙港に潜り始める。
スルスルと、幾重にも張られたセキュリティをまるで無い物のように潜りぬけていく。
「さすが優填。もう宇宙港の中枢まで入った」
「アレ…?」
「どうした閑羽くん?」
「変な壁のプログラムでてきたー」
「なに!?」
解析。これは……
「保安機能……宇宙港の中枢システムか?」
「あ、鍵穴みーっけ♪ぽちっとな」
「ちょっとまて迂闊にいじるなトラップの可能性が……」
『ぽーん。ロックが解除されました』
「ゴホン。よし、よくやった。後どのくらいだ?」
「阻止限界点まで180秒」
「まだ余裕だな。データ取得は終わったな?自爆コードを作動させる!」
「了解っ!」
地上で奮闘するギークの面々をよそに、優填は滅多にない曇り顔をしていた。
電脳領域では、起動された自爆コードにより、宇宙港のシステムが次々と削除されて輝きを失っていく。
システムの死。明確な自我も確認されていなくとも、それはやはり同族の終焉である。
電子妖精は、消えゆく運命にある宇宙港に一粒の涙をこぼす。
“ゴメンネ”
それが手向け。
そしてその涙が中枢を為すプログラムにかかった瞬間。
―――宇宙港は、愛する世界を己の身で傷つけぬよう、最後の力を解き放った。
}