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歯車王【はぐるまおう】
AA界の機械化をたくらむ謎のメカ。
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歯車王【はぐるまおう】
AA界の機械化をたくらむ謎のメカ。
歯車といわれてこれしか思いつかなかった。知らない人は[:機械化帝國:]でググろう。
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「大変ウサ! 大変ウサ!!」
その日もいつものように縁側で茶を啜っていた霊夢の平穏は、そんな叫びとともに破られてしまった。
「何だ。誰かと思ったら竹林の兎詐欺じゃないの、どうしたのよ」
「異変ウサ! なんとかするウサ!!」
原作設定を欠片も遵守するつもりもない語尾でわめくてゐを見て、霊夢は小さく溜め息をつく。
異変とあらば博麗の巫女として動かなければならない。平穏な時間もここまでのようだ。
「それで、何よ異変ってのは。くだらないことだったらあんたからしばき倒すわよ」
「あ、あいつに捕まって……みんな機械の体にされてしまったウサよ!」
「機械の体? 最近霖之助さんのところから貰ってきた本にそんな話があったわね。銀河鉄道00⑨とかいったかしらね」
「そんな暢気な話をしてる場合じゃ……きたウサ! あいつウサ!!」
顔を真っ青にして叫ぶてゐの視線を追って上空を見上げた霊夢の目に入ってきたのは……見た目で言うと空飛ぶ茶筒だった。
その日もいつものように縁側で茶を啜っていた霊夢の平穏は、そんな叫びとともに破られてしまった。
「何だ。誰かと思ったら竹林の兎詐欺じゃないの、どうしたのよ」
「異変ウサ! なんとかするウサ!!」
原作設定を欠片も遵守するつもりもない語尾でわめくてゐを見て、霊夢は小さく溜め息をつく。
異変とあらば博麗の巫女として動かなければならない。平穏な時間もここまでのようだ。
「それで、何よ異変ってのは。くだらないことだったらあんたからしばき倒すわよ」
「あ、あいつに捕まって……みんな機械の体にされてしまったウサよ!」
「機械の体? 最近霖之助さんのところから貰ってきた本にそんな話があったわね。銀河鉄道00⑨とかいったかしらね」
「そんな暢気な話をしてる場合じゃ……きたウサ! あいつウサ!!」
顔を真っ青にして叫ぶてゐの視線を追って上空を見上げた霊夢の目に入ってきたのは……見た目で言うと空飛ぶ茶筒だった。
「……あれなの、異変の主犯は?」
「そ、そうウサ! ナメちゃ駄目ウサ、鈴仙も姫もみんなあいつにやられてしまったウサ!!」
幻想郷でも有数の実力者であるその二人の名前を聞いて、さすがに霊夢の顔色が変わる。
「それは……一筋縄じゃいかなさそうね。それで兎詐欺、あいつは一体どんな攻撃を……」
霊夢が最後まで言い終わるよりも早く、茶筒の頭が開きそこから稲妻のような速度で鋼鉄の鞭が唸りを上げて飛び出した。
「そ、そうウサ! ナメちゃ駄目ウサ、鈴仙も姫もみんなあいつにやられてしまったウサ!!」
幻想郷でも有数の実力者であるその二人の名前を聞いて、さすがに霊夢の顔色が変わる。
「それは……一筋縄じゃいかなさそうね。それで兎詐欺、あいつは一体どんな攻撃を……」
霊夢が最後まで言い終わるよりも早く、茶筒の頭が開きそこから稲妻のような速度で鋼鉄の鞭が唸りを上げて飛び出した。
いよう、俺の名前は皇幻也(スメラギ=ゲンヤ)。神社の裏に住み着く超級の毛玉だ。
趣味はマイスゥイーート! 巫女の霊夢たんのストーキング。今日もいつものように霊夢たんを物陰から見守っていたんだが……
なんだか兎が飛び込んできたと思ったら、今度は鋼鉄の鉄の塊っぽい円筒形が飛んできた。
と思ったら、そいつが頭から触手を出しやがった。あの円柱、俺の霊夢たんと触手プレイだと!?
……ちょ、ちょっと見てみたい気もするが。いや、いかんいかん。麗しの霊夢たんの柔肌をあんな金属塊なんぞに汚させてたまるか!!
愛のため、そして生きる意味のため、霊夢たんを守るために俺は飛び出した!
目の前に迫る触手が自分の体に食い込むのを感じながら、俺は霊夢たんに微笑みかけた。
俺はここまでだが、霊夢たん。俺はいつまでも君をそばで見守っているよ。良かったら偶にはキミへの愛に殉じた大馬鹿野郎のことを思い出してくれ。
それと妻と息子たち。すまないな、お父さんは帰れそうにない……。俺の部屋にあるベッドの下の箱は、できれば中身を見ないでそのまま焼いてしまってくれ……
趣味はマイスゥイーート! 巫女の霊夢たんのストーキング。今日もいつものように霊夢たんを物陰から見守っていたんだが……
なんだか兎が飛び込んできたと思ったら、今度は鋼鉄の鉄の塊っぽい円筒形が飛んできた。
と思ったら、そいつが頭から触手を出しやがった。あの円柱、俺の霊夢たんと触手プレイだと!?
……ちょ、ちょっと見てみたい気もするが。いや、いかんいかん。麗しの霊夢たんの柔肌をあんな金属塊なんぞに汚させてたまるか!!
愛のため、そして生きる意味のため、霊夢たんを守るために俺は飛び出した!
目の前に迫る触手が自分の体に食い込むのを感じながら、俺は霊夢たんに微笑みかけた。
俺はここまでだが、霊夢たん。俺はいつまでも君をそばで見守っているよ。良かったら偶にはキミへの愛に殉じた大馬鹿野郎のことを思い出してくれ。
それと妻と息子たち。すまないな、お父さんは帰れそうにない……。俺の部屋にあるベッドの下の箱は、できれば中身を見ないでそのまま焼いてしまってくれ……
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チーン☆
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└┬┬┘ ~ 巛:: ゚皿゚ミ<メカモアイシテ!!
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「な、何よあいつ!?」
偶然目の前にふらふらと表れた毛玉が盾になって霊夢は助かったが、その毛玉は茶筒の中に取り込まれ、再び吐き出された時にはその身は鋼鉄と化していた。
「うちの兎たちもあいつに捕まって機械にされてしまったウサ! なんとかするウサ、巫女!!」
「兎たち……あれ、輝夜やウドンゲインもやられたって言わなかったっけ?」
「ああ、あの二人と師匠は普通にボテくり回されただけウサ。ヘタに機械化なんかしようものならAA作るのがめんど……じゃなかった、あの娘たちが嫁の人に作者がボコられるウサからね」
「既に毛玉が嫁の人にはボコられるの確定な気がするけど……まあ、放っておくわけにもいかないか」
偶然目の前にふらふらと表れた毛玉が盾になって霊夢は助かったが、その毛玉は茶筒の中に取り込まれ、再び吐き出された時にはその身は鋼鉄と化していた。
「うちの兎たちもあいつに捕まって機械にされてしまったウサ! なんとかするウサ、巫女!!」
「兎たち……あれ、輝夜やウドンゲインもやられたって言わなかったっけ?」
「ああ、あの二人と師匠は普通にボテくり回されただけウサ。ヘタに機械化なんかしようものならAA作るのがめんど……じゃなかった、あの娘たちが嫁の人に作者がボコられるウサからね」
「既に毛玉が嫁の人にはボコられるの確定な気がするけど……まあ、放っておくわけにもいかないか」
これが幻想郷最大の侵略者歯車王と、博麗の巫女と仲間たちの数ヶ月にも及ぶ戦いの始まりだった……
続かない。続くわけもない。そもそも続きが思いつかない
どうでもいいけどSSじゃないよね、これ
どうでもいいけどSSじゃないよね、これ