「ガイウス・ユリウス・カエサル/性能」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ガイウス・ユリウス・カエサル/性能 - (2019/08/09 (金) 23:11:26) のソース

初期から実装されている★3セイバー。恒常★3以下では唯一の単体宝具セイバーかつセイバー全体でも少ないQuick型。~
シナリオ上では[[第二章>メインクエスト/第二特異点]]に敵として登場する。通称は「DEBU」。

ステータスはATK寄り。★3剣ではスト限で単体宝具持ちの[[ベディヴィエール]]とHPは同じ最下位だがATKは若干低く2位。~
BBAQQのカード構成にQ宝具を持つ。1枚のArtsのNP効率は並以上あるが、2枚のQuickがArtsと同じ2ヒット止まりとNP効率・スター生産能力ともに最低水準にあり、~
通常攻撃での貢献も宝具発動も困難であるため、単騎では使い勝手が悪い。~

属性は中立・中庸・人。〔神性〕〔騎乗〕[[〔ローマ〕>ブーディカ]][[〔愛する者〕>ブリュンヒルデ]][[〔王〕>不夜城のキャスター]]など多くの弱点の特性を持つ。~
**スキル
スキルが全て味方に作用するサポート型スキルが揃っている。~
''【スキル1】軍略 B'' CT:7-5~
1ターン全体の宝具威力をアップする。効果は9~18%アップ。~
使い方はシンプルで、宝具を撃つ前に使う以外にない。~
宝具威力バフと乗算になる「カリスマ」との併用でLv4同士なら23%程度、最大で37%程度宝具ダメージが向上する。~

''【スキル2】カリスマ C'' CT:7-5~
多くのサーヴァントが持つ、全体汎用火力バフ。効果は8~16%アップ。~
味方全体の攻撃力を高めて、ダメージを増やすことができる。~
3ターン効果があるため、宝具を使用するターン含むようにすれば「軍略」と併用できて効果的。~

''【スキル3】扇動 EX → EX'' CT:7-5~
カエサル最大の特徴の固有スキルだが、本人の通常攻撃が2ヒット止まりなせいで恩恵=使い方がわかりづらいスキル。~
スキル強化後であれば、3Tのスター発生率アップさせながらクリティカル威力アップを狙える。~
クリティカルに必要な3要素の内の、スター集中以外をサポートできる。~
メインは強化クエストによって追加されるスター発生アップで、最大では最高クラスの100%と驚異的。~
本来スター獲得が見込めないBuster・Arts宝具でもスターを稼ぎやすくなり、合計Hit数が多くなる全体宝具ではさらに恩恵が大きくなる。~
また、カエサルの宝具に重ねて自己強化することも一応はできるので、ゲージさえ貯まれば無駄札になる可能性が減る。~

防御がダウンするデメリットには注意。そのままクリティカルで敵のHPを削りきってしまえば気にならないが、長引くと。~
気になるのであれば弱体無効付けてから使用したり弱体解除をかけると良いだろう。

**宝具「&ruby(クロケア・モース){黄の死}」
10ヒットのQuick単体攻撃。~
★3のため宝具Lv5にしやすく、自前のスキルで強化して殴ればかなり強い。~
OC100%ではスターの確実な獲得数は5個と微量だが、攻撃でもスターが稼げるため、最終的にはまとまった数になる。~

宝具を含めたQuickブレイブチェインによってスターを大量獲得し、~
次のターン、スター集中持ちの他サーヴァントに「扇動」をかけて連続ラッシュ……という夢も見られる。~

因みにセイバークラスには全体攻撃宝具持ちの比重が異様に大きく、特に初期においては[[沖田総司]]が実装されるまで、セイバークラス唯一の単体宝具持ちだった。~

**総評
サポート性能に優れたサーヴァントで、自身もバフの影響を受けて''殴れるバッファー''。~
ATKアップ、宝具威力アップ、クリティカル威力アップと、ダメージをサポートするスキルで統一されているのが特徴。~
汎用性も高く、組む相手も比較的問わない。~

ただし、通常攻撃が褒められない性能であることは上述したが、防御に関するスキルも一切覚えないことから、場持ちについても期待はできない。~
よってボス戦でバフを使いたいのであれば注意が必要となる。~
&font(#DDD){華々しく戦い、華々しく散るのが終身独裁官の在り方なのだろうか…。}~

一回目の霊基再臨直後で止めても、「軍略」、「カリスマ」と全体の火力を単純に強化するスキルを2種類も覚えるため、~
[[アウトレイジ]]などのターゲット集中礼装を持たせ早期退場させる使い方もできる。~
----
霊基再臨に必要な素材も、ゲーム開始直後では少々厳しい。~
★3ながら最終再臨するまでには[[無間の歯車]]を7個、[[禁断の頁]]を11個、[[混沌の爪]]を5個、とレア素材を要求されまくる。~
但し、成長タイプの都合上最終再臨のステータスの伸びが少ないため、「扇動」のスター発生アップが不要であれば、~
第三再臨までに必要な[[無間の歯車]]7個と[[禁断の頁]]4個だけと見ても良い。~

アタッカーとしては自前だけでは稼げず、サポーターとしては宝具には脆く…と、初期キャラ共通のどっちつかずさが使い勝手としても致命的な欠点といえる。~
もっとも、サーヴァントが揃っていないゲーム開始直後であれば、''取り敢えず育てるセイバー''には適しているとも言える。~
育てた後により良いセイバーのアタッカーを引けた場合は、カエサルをサポートに回すことで活躍を続けられる。~

***相性が良いサーヴァント
誰と組んでもカエサルは火力サポートができるが、「扇動」の性質上、スター集中度の高いもしくはスター集中スキルを持つ者、各種攻撃のヒット数が多い者と相性が良い。~
特に、多段ヒット宝具でスターを発生させ、翌ターンにスター集中をするサーヴァントとは突出した相性を見せる。~
[[源頼光]]、[[イスカンダル]]、[[狂ランスロット>ランスロット]]、[[エミヤ]]、[[子ギル]]、[[ジャンヌ・オルタ>ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]、[[水着信長>織田信長〔バーサーカー〕]]、[[術酒呑童子>酒呑童子/キャスター]]など宝具のヒット数が高くスター集中できるサーヴァントや、~
[[ギルガメッシュ]]、[[新宿のアーチャー]]、[[アビゲイル>アビゲイル・ウィリアムズ]]、[[織田信長]]、[[殺エミヤ>エミヤ〔アサシン〕]]、[[アルテラサンタ>アルテラ・ザ・サン〔タ〕]]などの通常攻撃のヒット数が高いサーヴァントは相性が良い。~
&font(#DDD){余談だが、織田信長は神性・騎乗特攻持ちのアーチャーであるため、カエサルにとっては相性の悪いサーヴァントでもある。}~

同じセイバーではヒット数が多くクリティカル威力アップを持つ[[鈴鹿御前]]、[[剣ランスロット>ランスロット/セイバー]]、[[シグルド]]や~
[[沖田総司]]、[[ラーマ]]、[[剣ディルムッド>ディルムッド・オディナ/セイバー]]などのスター集中を持つアタッカーと相性が良い。~

また、[[スカサハ=スカディ]]や[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]と組ませれば、アタッカーとして活躍することもできる。~
NP供給で宝具を撃てばスターを供給してクリティカルを狙えるため、足りないところを補えて完成した性能になる。~

多くのアサシンなど星出しをこなせるメンバーも、カエサルの戦術を活かすのには欠かせない。~
とりわけ[[クレオパトラ]]は「女神の加護」の弱体解除により「扇動」のデメリットを無効化でき、~
追加のスター発生により「扇動」をかけたターンからクリティカルが期待できる。&font(#DDD){さすがご夫婦。}~

***相性の良い概念礼装
最大の欠点として「''カエサル自身のNP効率やスター発生性能がワーストの部類''」であることから、概念礼装はどちらかを補うものが必要不可欠。~
鉄板の[[カレイドスコープ]]/[[2030年の欠片]]の他、双方の問題を解決してくれる[[至るべき場所]]、[[ゴールデン捕鯉魚図]]が好相性。~

特にサブアタッカーとして起用するのなら初期NPチャージ効果のある複合礼装が事実上必須。~
[[カレイドスコープ]]や[[虚数魔術]]は他のメンバーとの割り振りを考慮する必要があるが、~
最低でも[[龍脈]]や[[聖夜の晩餐]]、[[ゴールデン相撲>ゴールデン相撲~岩場所~]]、[[サマータイム・ミストレス]]などの数の多いNP50%チャージ礼装は持たせておきたい。~

逆にスキルの補正を1度だけと割り切る場合、先述の通り[[ぐだぐだ看板娘]]や[[アウトレイジ]]を持たせて仕事を終えたら退場してもらう使い方もある。~