「マシュ・キリエライト/性能」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

マシュ・キリエライト/性能 - (2017/12/17 (日) 14:54:31) のソース

何故か新入りの主人公を先輩と慕うカルデアの少女。プレイヤーが最初に使えるようになるサーヴァントであり、現状唯一となるシールダークラス。

シールダーの特性として、あらゆるクラスの弱点を突けない代わりに、どのクラスからの攻撃に対しても必ず弱点を突かれず等倍になるというものがある(ルーラーに対しても互いに等倍)。&br()
ATKは特別高いわけでもないので火力が物足りなく感じるだろうが、敵のクラス構成が複雑な場合でも事故死しにくい。また、バーサーカーから受けるダメージも等倍になるのはルーラーにすらないメリットである。

アタッカーには不適だが、宝具・スキルともに防御に特化した構成となっており、全て味方を守れる効果なので、パーティの生存能力を高めるのが主な役割。&br()
「今は脆き雪花の壁」は味方全体への防御バフ付与と一見地味だが、アクティブスキルでは似た効果を持つキャラが極めて少ない貴重な存在。&br()
4章での第二再臨時に追加される「奮い断つ決意の盾」は1ターン中のターゲット集中スキルであり、この強化を境にマシュの戦略的な使い勝手が上がり始める。&br()
また一緒に付加されるNP獲得量の上昇幅が凄まじく、そのターンにアーツ込みで殴ればあっという間にNPを回収できる。

序~中盤でサーヴァントの数が揃えばスタメンから外す人も多いが、彼女の一番の特徴は''コストが0''であるという点。&br()
現状の最大コストでは高ランクのサーヴァントや礼装を多数組み込むとすぐに足りなくなるが、そんなこと関係ないとばかりにパーティに組み込むことが出来る。&br()
酷な言い方だが、トータルコストが低い/3スキルが揃っていない内はイベント時のドロップ増加礼装などを持たせて最後尾に入れる「荷物持ち」としての運用も可能。&br()

霊基再臨がストーリー進行で行われるのでペースが遅く、経験値素材の補正とフォウくんがALLカードでしか使えないなど、育成面では難が目立つ。&br()
特に最大の転換点でもある宝具進化には第六章の後半にたどり着く必要があるが、ここまで来るとフレンド頼みでもきつい難易度になってくるため、マシュ以外の戦闘能力の高いサーヴァントを育成していなければならず、マシュの経験値はどうしても2番手以降の育成になりがち。

だが再臨素材の心配は不要であるし、スキル強化の素材に関しても他のサーヴァントよりレア種も数も要求されないので強化しやすい。CTが減少し始めるスキルLv6辺りまでは要求素材の希少度も低い。

しっかり育成してスキル・ステータス両面で充実してくれば、彼女がいるだけでパーティの耐久度が段違いに上昇する。
特に[[マーリン]]との組み合わせは耐久パの代表例の一つである。耐久力をマシュでカバーし、削られるHPと宝具を撃つNPをマーリンが補助する。両者とも無敵スキルを持つためどうしても躱せない攻撃をやり過ごすのも間に合いやすい。

#region(close,6章の終盤到達後)
6章のシナリオ進行でレアリティが★3→4となり、それに伴い性能も大幅に向上する。&br()
レアリティ変化後でもLvアップなどに必要なQPは★3時と変わらないので安心。&br()

ステータス面では現状の上限LVでも強化と礼装次第ではATK10000台に届くようになったため、等倍火力しか出せないとはいえエネミー側のクラス混成が当たり前になってきたことを考慮すると非力さはかなりマシになったと言える。弱点を突かれないのも強みと言えば強み。&br()

特筆すべきは第一スキルと宝具開放の性能向上。両方を同時使用した場合は少なくとも&br()
防御50%アップ(3T) + 550ダメージカット(3T) + 2000ダメージカット(1回)&br()
に加えて、自身を除く味方に攻撃30%アップ(3T)をマシュ単独で付与できる非常に強力なものになった。&br()
他の防御アップスキル持ちと併せる事で効果は更にたかまり、バフ中はほとんどダメージを受けないという運用が可能に。&br()
また攻撃力30%UPはかなり高めの倍率になるため、味方の宝具を組み合わせて大ダメージを狙うことも可能。&br()

礼装と第二、第三スキルの併用で宝具効果を二重に乗せることも可能。第一スキル効果中にこれが成功すれば、単独で「防御80%アップ + ダメージカット3000オーバー」という驚異的な瞬間防御性能をPT全体に付与するため、タイミングを合わせれば大半の敵宝具を無敵抜きで微弱なダメージに抑える芸当ができる。&br()

これまでコスト調整の運用あたりが主な役割だったマシュは、6章終盤までたどり着けば役割そのままにスタメン一線級の活躍が見込める進化を遂げる。&br()
大型のダメージカット・防御力上昇は回避や無敵すら通用しない「無敵貫通」、回数制の防御バフをあっさり剥ぎ取ってくる全体攻撃の敵に対する最後の砦。熾烈な難易度を誇る6章以降の戦いには必要不可欠になることもあるだろう。&br()
だが敵宝具に一方的に優位というわけではなく、防御無視系(特に全体対象)の攻撃に対してはマシュの強みが大きく削がれてしまう。こういう場合は無敵や回避持ちの方が有効となるため、敵の性質に合わせた運用を考慮する必要がある。
#endregion()
&br()