魔法を神の恩寵として貴族の資格とする
ヤーヴェ教(オリゾンテ大陸)において
唯一の例外が魔族の使う
闇魔法であり、
闇魔法の才能のあるものは出自を問わず「魔性の者」として差別されている。
かつての英雄帝
クライスは異教徒や異種族すら仲間に加える平等主義者だったため、
当然「魔性の者」も差別せず味方にしており、
側近の
バルトロウ侯爵テオドールは魔性の者であった、
しかし、平和な時代になると魔性の者への差別は再び強まり、
名族であるバルトロウ侯爵家すら派閥対立の過程で皇帝
リードにより取り潰されてしまう。
バルトロウの末裔である
キアンは剣術師範として生き延びていたが、
それも魔性の者であることが発覚すると家族ともども民衆による私刑に遭い追放。
なお、魔性の者であることにより差別された中には
サフェーナがおり、
彼女の場合は
銀の教団の信仰に救いを見出し教主に上り詰めている。
最終更新:2024年04月27日 10:59