数あるシミュレーションゲームの中でも屈指の「理不尽度」を誇るこのゲームには、ちょっと知っておくだけで有利なことがあります。
だいたいはプレイしているうちになんとなく身についていくものですが、意外と言われてみるまで気がつかないことも多いです。
プレイヤーユニットよりも強い敵がうじゃうじゃ出てくるこのゲームで(進むにつれてトルーパーに恐怖を感じるようになります笑)
勝ち進んでいくために知っておきたい「
フェーダ2の基本方針」をお教えしたいと思います。
OPMは気にするな!!
前作と違って、このゲームでは称号がまったく意味を持ちません。仲間は固定で、ロウか
カオスでのみ仲間になるユニットなんてものはいません。
しかもエンディングは1種類で、前作のように称号によってエンディングが変わることもありません。
(これは皆さん嘆かれている改悪点の一つです)
なので強力な兵装や、アイテムを多く持ち出すとその分OPMを消費しますが、これはマイナス状態でも問題ありません。
いやオレはそれでもフェダーインを目指すんだ、というのも結構ですが、
そのエネルギーはもっと他のことに注いで頂きたいので(笑)
個人的にロウプレイはまったくオススメできません。
いかに先手を取るか、いかに敵の攻撃を受けないか
このシリーズには、シミュレーションゲームによくある「反撃」というシステムがありません。
なのでこのゲームでは兎にも角にも先手必勝、攻撃を受ける前に潰すことが重要になってきます。
部隊を分散することはせず、潰したい1体を集中的に攻撃しながら、ヒット&アウェイを駆使して、他の敵とは距離を置くようにします。
1ターンで潰すのが難しい場合には、マヒさせるか眠らせるかで放置しておきましょう。
とにかくステージの開始時には、自軍から攻撃を受けることのないよう距離を調節し、毒持ちや魔術師などを率先して潰す。
コイツはちょっと手こずりそうだな、って敵はマヒ or 眠りにしてあと回し。
部隊全員で集中攻撃、集中カバーが基本。
この理不尽なゲームをクリアするために、一番頭に入れておきたいことです!
敵の思考は単純
今作では敵の思考アルゴリズムがかなり単純になりました。
前作ではブライアンとアインを優先して狙う傾向がありましたが、今回はハーベイもトムも他の仲間も平等に狙われます。
そしてまぁとにかく身近な味方目がけて、一心不乱に突撃してきます。おかげで距離の調整や囮作戦、もとい先手を取ることは容易です。
それと敵が行動する順番に関しても単純になり、誰から行動するのかは決まっています。
(トルーパー系がフォアスラストを撃てるチャンスになったら真っ先に行動する、などの優先度がないということです)
なので、敵が行動する前に潰す、という計算が非常にしやすくなっています。
敵は強いけど、ハンデがある
今作の敵の能力値を見ると、なんとビックリ!!
ほとんど味方キャラと変わらないどころか、それよりも強いことが多いんです!!(しかもそれが複数出てくる)
トルーパーなんてハーベイよりも使えるんじゃないかと思うほど強く、それが5~6体出た日にゃ心が折れそうになります。
ですが上の「敵の思考は単純」ということを含め、よくよく考えればこっちが圧倒的に有利なのです。
向こうにはない「戦略」という武器を以ってすれば、いかなる兵力差も跳ね返すことが可能なのがこのゲーム。
そう考えれば理不尽なゲームバランスも、ちょうど良く思えてくるくらいです。
何より、「敵はヒット&アウェイを使ってきません」。
・・・って当たり前だろ、って思う方も多いと思いますが、これって改めて考えてみると、かなりのハンデだと思いませんか?
これを「戦略」という武器として使えるかどうかはあなた次第。
ここに気づけるか気づかないかが、このゲームを「理不尽」と捉えるのか、「面白い」と感じるのかの分かれ目だと思います。
MPを消費する特殊攻撃は防御されない
これまた何を当たり前のコトを言ってるんだとお思いの方も多いでしょうが、このゲームにおいてはすごく重要。
というのもクリティカルディフェンスされる確率が異常に高い今作においては(50%ほどとも言われる)、通常攻撃はバクチに近い。
攻撃を受ける前に潰すのが鉄則のこのゲーム。
それは味方キャラの耐久力が軒並み低いためであり、今そこで潰せなければ、次の瞬間にはこちらが一撃で沈められる可能性もあるわけで。
「これでトドメだ!」と意気込んだらガードされて返り討ちにされるコトほど、ストレスがたまることはナイ!!…プレイヤーの計算も狂うしね。
つまり相手のHPが1しか残ってないときでも、慎重を期すなら特殊攻撃を使ったほうが確実ということ。
安物買いの銭失い、なんて言いますが、MPをケチっても結局は大きな損失を受けることが多いんですよ、FEDA2は…。
最終更新:2011年05月07日 10:10