ハンニバル

ハンニバル

聖戦の系譜に登場する将軍。クラスジェネラル
トラキア王国装甲騎士団を束ねる武人であり、「トラキアの盾」とまで呼ばれる誇り高き名将。
若い頃から戦場で生きてきたため妻子はいないが、孤児を引き取って育ててきた。
  • 聖戦の系譜
初登場は9章。カパトギア城に駐留していたが、解放軍が北トラキアとの国境ミーズ城を陥落させたため、国王トラバントから出撃を命令される。
王に対して戦いの無意味さを説くも、戦いを強行しようとする彼に反対しきれず出陣を決意。
しかしその忠誠を疑ったトラバントにより、養子のコープル(あるいはシャルロー)を人質に取られてしまう。

彼を仲間にするためには、彼を撃破せず、カパトギア城を制圧せず通り過ぎて、一足飛びにルテキア城を制圧することで救出されるコープル(シャルロー)が説得を行う必要がある。
ルテキア制圧前にハンニバルを倒すと、彼に加えてコープル(シャルロー)も仲間とならないので注意。
順当にいけば、聖戦で最後に加入するユニットとなるだろう。
ハンニバル率いるカパトギア兵は重装歩兵中心の部隊であり、  追撃が使えない部分を勇者系の武器で補う形を取る。更にハンニバルの指揮補正範囲内だと指揮官補正により強敵と化する。

味方としてはロレンスポジションで、個人スキルとして連続待ち伏せ、兵種スキルで大盾を持ち、様々な高レベル武器を持てる。が、結局は歩みの遅い重歩兵。
老体故か成長率は低く、神族による成長補正もないため、各キャラが育っている終盤に第一線で活躍するのは難しいだろう。

  • トラキア776
トラ7でもイベントで登場。
マンスター軍が生き残っている間に彼が駐留するミーズ城へユニットを離脱させると、装甲軍団と共に出撃。
「なに マンスター軍がこの城に迫っていると?
 うむっ レイドリックめ わしを侮るか!
 装甲軍団!ただちに出撃せよ!わが軍団の恐ろしさを
 やつらに思い知らせてくれようぞ!!」
これによりマンスター軍は撤退行動を始める。
レイドリックを本気で恐れさせたあたり、「トラキアの盾」の名が伊達ではないことを示している。
第7章クリア後は、ルー・ファリスという偽名を名乗っていたリーフをレンスターの王子だと見抜きつつも見逃したり、レンスター残党(カリオン等)を山荘に匿ったり手元で育てたりと、本来敵のはずの相手に対して陰ながら協力的な姿勢を見せてくれる。
トラキアという国家に対しては忠誠を誓いつつも、トラバントのやり方に対しては無理を感じていたのだろう。

ココからはプレイヤー目線の話。
前作聖戦では仲間にこそなるものの、ロレンスポジションゆえ大した活躍は出来なかった。が、今作では「城に逃げ込めばハンニバルに助けてもらえる」という頼もしい助っ人ポジション。トラ7に慣れていないプレイヤーからすれば第7章における救世主も同然である。
一方で慣れたプレイヤーは経験値を重視して自軍でマンスター軍と戦うワケだが、それでも危なくなったらハンニバルを呼んで敵を撤退させる、という最後の「後ろ盾」として機能するあたり、ぶっちゃけ前作よりも守備の要…壁役として活躍していると言えよう。


聖戦終結後はトラキアへと帰還。
トラキア776のEDによればミーズ城に赴任し、南北統一に貢献したらしい。
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最終更新:2025年01月04日 06:16