トラバント

トラバント

聖戦の系譜トラキア776に登場するキャラクター。クラスはドラゴンマスター
聖戦の系譜では親世代と子世代の両方に登場する数少ないキャラクターだが、親世代ではほぼイベントのみでの登場となり、対決する事は出来ない。
トラキアの国王で、貧しい国を救うため他国へ傭兵に出たり、北トラキアを侵略したりしている。
貧困事情はトラキア兵の武器にも現れているようで、削り役の兵士は将兵の武器と比較すると貧弱なものばかりではあるが一斉攻撃を仕掛けて一撃離脱を行い、最後に指揮官がトドメを刺す戦術を使う。
3章でシャガールに雇われ、シグルド軍と交戦。5章ではランスリッターを砂漠で奇襲し、キュアンを敗死させる。
9章では領内に進撃してきたセリス軍を迎え撃つも直前にグングニルアリオーンに託し、自害(あるいは特攻)に近い形で戦死する。

祖国に対する感情は非常に強く、国民がセリス軍を侵略者として迎え撃たんとするように支持も高いが、聖戦9章の村を訪れた時の会話などからトラバントのやり方を不安に思っている国民も少なからずいるようである。
また、リーフにとってはキュアンの仇ではあるが、セリスは当初トラキアを敵対視していなかったようでトラキアとの戦争を渋っているなど、悪役と言うよりは第三勢力な色が強い。
結局はマンフロイに利用された人物の一人であったようで、レンスター陥落のために砂漠を渡航中だったキュアン・エスリンの部隊を奇襲もマンフロイの助言によるもので、その後も南北のトラキアの勢力が潰し合いを行う事になる。

トラキア制圧後も一度は帝国と争うも、レイドリックの裏切りによって敗戦してしまい、トラキアにとって不利な和議によって、ベルドを中心としたロプト教団トラキア支部を作り出す要因となってしまっている。
砂漠でキュアンを奇襲したり、コープルを人質にとってハンニバルを戦わせたりと周到で冷酷なイメージがあるが、国に対する感情やアルテナを実子のように育てるなど敵以外には寛大と言える。
ユニットとしては基本能力の優秀さは勿論追撃見切り待ち伏せとスキルが豊富なため正面から戦うと被害が大きくなるので、魔法の間接攻撃が有効。
因みに5章と比較すると下がっているステータスが存在する。

余談だが、親世代の若い頃から一人称が「儂」
精神的に老けているのだろうか?
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最終更新:2024年11月13日 09:46