十二聖戦士の武器
聖戦の系譜に登場する、ユグドラシル大陸に
ロプトウスが君臨した時代に立ち上がった12人の聖戦士達が用いた武器。
それぞれが契約した竜族の力の結晶である竜石が埋め込まれている。
戦いの後はそれぞれの子孫が興した国に受け継がれ、体に聖痕が出ている直系の子孫にしか扱えない。
例として
ティルフィングなら、作中ではバイロン・シグルド・セリスが使えるが、直系ではないエスリン・オイフェ・リーフ・アルテナは使えない、という具合になる。
その力はすさまじく、通常の武器なら20もあれば最強と言えるところを、一律30という高威力を持つ。
そして何よりも装備時の補正が強烈で、武器ごとに一項目辺り+10~20、累計+30もの能力補正がかかる(ティルフィングや
イチイバル、
ナーガなど例外もあり)。
他作品では+5の補正が一つあれば最強
クラスであることを見ても、如何にぶっ飛んだ補正であるかがお分かりいただけるだろう。
挙げられる欠点が2つあり、一つは同系統の武器と比較してやや重いことである。
その重さで素早さ補正を帳消しにされているイチイバルや、魔法攻撃にはてんでダメな
ゲイボルグなどがその被害を大きく被っている。
2つ目にして最大の欠点が修理代であり、1回当たり1000Gと尋常ではない金額になり、壊れたものを最大まで修理すれば50000Gと所持金
カンストと同額が必要になる。
多用するとあっという間に金欠になるので、普段は別の武器を利用しここぞという時まで温存したり、
シーフの腕輪などの金策手段を用意したりと、運用はよく考える必要があるだろう。
またこの修理代により、撃破数を稼いで必殺補正を付けるのが困難であり、使い込んだ勇者武器の方が火力面では強くなったりすることもある。
作中では直系以外の人物が使えない手前、
中古屋に売って他のキャラに渡すことはできない。
カップリングによる混血で直系となるケースでも、この仕様により本来の持ち主から譲り受けたり借りたりと言ったことは基本不可能。
味方であれば頼もしいこの神器も、敵が持ってくると当然ながら非常に恐ろしい障害と化す。
特に子世代の7章以降、必ず神器を持った敵が立ちはだかる。
彼らを如何に避けるか、説得できるならどれだけ被害を抑えて説得できるか、避けられないならどう倒すかなど、聖戦の攻略における大きな課題となるだろう。
トラキア776
聖戦から唯一フォルセティが登場している。
他の神器もストーリー中の会話でちらほらと話題に上がることがある。
最終更新:2023年09月04日 02:27