聖杖バルキリー
聖戦の系譜に登場する
杖で、十二神器の一つ。
戦死したキャラを復活させる、暗黒竜と光の剣シリーズにおける
オームの杖の後継。
大司祭ブラギの末裔である
エッダ家の直系の者のみが使用可能で、
ゲーム中では
クロード神父と、
杖適正をもった息子のみが該当する。
長年行方不明だったが、クロードがブラギの塔で神託を受けるために訪れた際に見つかり、持ち出される。
対象は、同じ世代に登場する自軍のユニットのみ。
離脱中に戦死する
キュアン・
エスリン夫妻や、子世代にて親世代ユニットを生き返らせたりはできない。
本編中ではこのことについて、何らかの運命的な条件があると軽く触れるのみである。
無論ゲーム的には、物語の整合性やゲームバランスを維持するための仕方のない仕様であろうが。
効果は強力な反面、使用回数はわずか1回。
修理価格も3万ゴールドと
スリープの杖と同様最高額で、乱用はまず出来ないだろう。
もっとも、プレイヤーによっては全くといっていいほど使用されない。
ターンセーブや
闘技場など独特の仕様がある本作では戦死者を避けられない状態にはなりにくく、
本シリーズは戦死者が出ないようにプレイするのが(攻略評価がある本作では尚更)基本である。
初心者にはあくまで救済アイテムだが、熟練プレイヤーには
意図していないカップルが成立してしまいそうな場合にキャラのどちらかをわざと死亡させ、
目的のカップルが成立後に生き返らせるというあんまりな使い方をされる事が多い。
また、
クロードにカップルができても、
フュリーor
シルヴィア以外とのカップルの場合は、
息子が杖を使えないのでバルキリーがアイテム欄を喰うだけで死蔵されてしまうのが痛い。
親世代では前述の使い方をされ、子世代では継承者無しか継承しても使えない、
そもそも使わないという憂き目にあいやすい不遇な神器。
バルキリー使用の選択画面で特定の操作をすると、戦死者のもちものがバグることがある。
バグアイテムを持ったままセーブを行うとデータが壊れる可能性があるため、念のため注意。
最終更新:2024年11月15日 12:02