フレアー
封印の剣第12章、及び13章に登場する敵将。クラスは
ドラゴンマスター。
三竜将の
ナーシェンの部下であるベルンの竜騎士であり、西方三島を後ろから操ろうとしていた。
顔グラは
七三分けらしき茶髪に八の字のちょび髭。コールマン髭というらしい。
眉間に皺が寄っており、貴族的だがどこか頼りない表情をしている。鎧の色は濃い紫。
まず12章で
顔見せとして登場。弱腰の総督
アルカルドをエトルリアへ送り返し、
ロイ達
リキア同盟軍を倒して、そのまま西方三島を支配しようとする。
初登場時のアルカルドの反応から、元々彼との交渉を担当していたようである。
そんなわけで敵将面をして居座るも、直後に
アインに城を任せてナーシェンの下へ向かってしまう。
リキア
同盟軍も竜相手ではどうしようもないと言っており、勝利報告に向かったようだが、
結果的にこれが自分と、最終的にはナーシェンの命取りになる。
13章で再登場。勝利報告を済ませ、
セシリアが立てこもる城の攻略に難儀していたところ、
リキア同盟軍が現れ驚愕し、ナーシェンに同盟軍との戦いを強制される。
このシーン、ナーシェンの無能シーンのように挙げられることもあるが、
前述の通り完全にフレアーの責任であり、本人は捨て石にするのかなどと抗議しているが、
ナーシェンの、西方三島乗っ取りを失敗した時点で命はなかった、
今ここで処刑されたいのか、といった発言の方がもっともな言い分である。
ただナーシェンとしてはナバタ攻略の任務を直前に任されていたため、
フレアーにナバタを任せ、自身はリキア同盟軍への対策を練る、という対応をすべきだったとは思われる。
実際、竜を相手にリキア同盟軍が勝利したのはナーシェンとしても意外な結果らしく。
仮にナーシェンが同じ立場でも竜に任せて自身は帰還するという選択をしていた可能性は高い。
武器は
スレンドスピア。ナーシェンを全体的に弱くした感じだが、なぜか力だけは勝っている。
ちなみに12章での武器は
鋼の槍で
傷薬を持っており、パラメータは同じだがレベルが1低い。
無音成長したのか。
なお、どちらの章でも敵将ポジションが目まぐるしく変わるのが特徴で、
12章:アルカルド→フレアー→アイン
13章:セシリア→
ゼフィール→ナーシェン→フレアー
となる。
ついでにナーシェンの部下だったことが幸いし、彼が大活躍(?)する
覇者の剣にも登場。
オリキャラの
ジードと共に、ナーシェンによってアインを紹介されるシーンが描かれたり、
同じくオリキャラの
ガント・
キルマーとの戦闘シーンが実に10ページも描かれるなど、
普通の敵将がほとんど登場しない同作では非常に優遇されている。
こちらではしっかりと西方三島で竜が倒されたことを報告してはいるのだが、
リキア同盟軍の予想外の奮闘ぶりに、やはりナーシェンの捨て石にされる。
ナバタ攻略はジードに一任されるも原作以上の少数部隊に、攻略不能と判断して放棄されている。
最終更新:2025年07月21日 17:27