フェルナン

フェルナン

Echoesの登場人物。リメイク元である外伝には登場しない、追加キャラクターの一人。
クラスソシアルナイトパラディン
本編では一貫して敵ユニットだが、DLCでは自軍ユニットとして操作可能。

ソフィア王国の貴族であり、クレーベクレアとは実の兄弟のように親しく育った。
平民と触れ合おうと努めるクレーベ、世間知らずだが平民を見下している訳ではないクレアとは違い
露骨に平民を嫌っているが、これは数年続いた日照りによる不作で飢えた領民に屋敷が襲撃され、家族全員を失った事が原因。

クレーベ、マチルダと並ぶソフィア解放軍の初期メンバーでもあるが、フェルナンの理想は「伝統あるソフィア貴族の名において新たな秩序を作り上げる事」であり、
平民を重用するクレーベとはしばしば衝突を起こしていた。
最終的に「平民上がりの伯爵」であるマイセンの孫・アルムが解放軍のリーダーとなる事に反発し、ついに軍を離脱。

その後はあっさりドゼーの軍に捕まるが助命され、リゲル皇帝ルドルフの甥であるベルクトと面会。
彼のカリスマ性に魅了され、ソフィアからリゲルへと鞍替えする。
第3章・第4章にかけて計3回交戦する事になるが、一般兵以上・敵将以下といった感じの能力でそんなに強くはない。

しかし敵対する際の彼の持ち物はプレイヤーに度々ネタにされ、最初の戦闘は「パン」を所持し、2回目では「はちみつ」を所持している。
意外と食いしん坊なのだろうか...
なお最後の戦闘では干し肉とか持ってくると思ったら「鉄の槍」を持参してくる。
この彼の持ち物から「はちみつパン」というあだ名がプレイヤーにつけられた。

リゲル国境での戦闘で敗北したベルクトは前線を外されたため、部下であるフェルナンもリゲル国内での戦闘には参加せず、
リゲル城でルドルフが戦死した後も生き残る。
しかし、妄執の果てに力を求め、ドーマの誘いに乗って正気を失ったベルクトによって重傷を負わされ、
ドーマ神殿の入り口でアルム、クレーベ、クレアらに看取られながら息絶えた。

アルムの事は終始見下していたが、一方のアルムはフェルナンを嫌ってはおらず、解放軍の一員として共に戦いたいとも考えていた。
フェルナンの側も、内心では平民に向けて理不尽な怒りをぶつけていた事には気が付いていたらしく、
最期の瞬間には自分の過ちを認めるとともにクレーベがアルムを選んだのは正しかったと思い至っている。



DLCはソフィア騎士団時代~解放軍立ち上げ直後の時系列を扱っているため
まだ平民への憎しみのない頃の活躍や、殺された弟・妹を想起して一人涙を流す場面など、本編では描かれなかった一面が多く見られる。
クレーベやマチルダに比べると総合力では劣っているがクレーベよりは魔防が高く、それが優位に働く場面もある。
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最終更新:2024年11月10日 13:07