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Full DW Fury Guide/FAQ - (2007/11/24 (土) 12:54:04) の編集履歴(バックアップ)



 11/24 Patch 2.3に対応

1:Talents


 2.3 Patchで大きく変わった点はここだろう。
 Arms Talentに関しては今までどおり、ImpaleとAnger Managementが必要なので17ptsで変わりない。
 問題はFury Talentだが、色々試してみた結果、Improved Executeを取らずにWeapon Masteryを取る事に決めた。


 Improved Executeを諦めたのには幾つかの理由がある。一つはExecuteを振りの速い武器1本で使った時と、
 速い武器2本で使った時ではExecuteを使用する頻度に差が無いこと。そしてExecute自体のダメージが大して変わらないこと(軽減前で105)。
 そして最も重要な点は、Talentに関わらずExecuteは使用できるということだ。
 Tier 6の2セット効果を持っているなら、殆どロスを感じずにExecuteを撃つことができるだろう。

 そして、上記の理由の多くは私(このガイドの著者)のGearによってカバーされている。
 もしあなたにとってImproved Executeを取ることがExecuteを撃ち続ける為の唯一の方法なら、そうするべきだろう。
 しかしこうすることで、Executeのミスや、そしてその他様々なファクターにおいて問題が発生するだろう。
 この事に関して、私は(Gearが十分だから)特に問題を感じていないのでテストはしていない。
 ただ、もしあなたがFury Warを始めたばかりで、かつExecuteのRageに関して問題を抱えているのなら、
 "Improved Dual Wield"からImproved Executeにポイントを振るのがいいと思う。

2:Hit Rating vs. STR/Crit: ~ 何故、Hit Gemを埋めてはならないのか?


 Hit Rating: 15.8 = 1% Hit
 Critical Strike Rating: 22.1 = 1% Crit

 ここではvs Raid Bossについての話をする。もし相手がPlayerや同LvのMobだった場合は
 Yellow Damage(Skillとか)が5%、White Damage(Auto Attack)が24%のMiss率を持つ事になる。

 Duel Wieldをしている状態だと、White Attackは28%の、Yellow Attackは9%のMiss率を持つ。
 これは、もしPrecisionのTalentを取っている場合、95 Hit RateでYellow Attackの命中率が99%になることを意味する。

 現在Str、Agi、Crit、Hitのどのステータスを上げていくかは、Warrior陣の中で大きな問題となっている。
 ここでは、Hit Rate 95を達成するまではHitが他の何よりも重要で、それ以降は他の何よりも価値の低いステータスであるとする。
 多くのWarriorが過去の統計に従ってHitを最優先して上げているが、これはもう正しくない。
 Hitだけを重視するのは止めるべきだろう。

 Gearは上がるステータスが少ないものよりも、全体的に上昇するものを選ぶべきだろう。
 Str/CritのGearよりも、Str/Hit/CritのGearの方が一般的には優秀だ。
 あなたにとってバランスのよいGearを見つけ、その上でStr/Critの為にGemを埋めるのだ。

 また、あなたのGearのレベルが低いほどSTRの価値が高くなるということも重要だ。
 もしFury用のGearを集め始めたばかりなら、STRが最も価値あるステータスだ。
 そしてGearがよくなるほどCritの価値は上がり、Raid Buffが入った状態であればSTRの価値を超えることもあるだろう。
 これはつまり、Gearが弱いうちは+8 STRのGemが最優先となるが、Gearが良くなるに従って4str/4critのGemを
 あなた自身の強化の為に、また、Socket Bonusを狙う為に埋められるようになることを意味する。

Weapon Skill:


 Weapon Skill RatingがLv73 Bossに対してどのような効果を持つかはここの#500以降を参照すると良いだろう。

 手短に言うと、Weapon Rating 10までは極めて大きな効果がある。
 そしてそれ以降は劇的に効果が薄くなっていくだろう。

3: Attack Tables:


 WoWのCombat Systemの仕様はHit vs Critの話よりは難しくない。
 WoWはこのような(WoW Wiki)Attack Tableを使用している。

 あなたが1回攻撃する度にBlizz製の100面ダイスを振っているようなものである。
 もしあなたが0 Hit Ratingで41%のCrit率を持って背後からBossを殴った場合、以下のようになる。 

 1-28: Miss
 29-53: Glancing Blow
 53-58: Dodge
 59-100: Crit
 (#WoW Wikiと内容が違うが、これはGlancing Hitの発動率が25%に修正された為。こっちが正解)

 この計算式ではGlancingが発動しなかった場合は全てクリティカルヒットとなる。
 なぜならクリティカルヒットは通常ヒットとテーブルを共有しているからだ。
 つまり、あなたのクリティカル率がMiss + Glancing + Dodge率よりも低いうちは、(クリティカルには)何の影響も無い。
 ただ、それがRaid Buff等で41%を超えてしまった場合、そのクリティカル率は全て無駄となる。
 しかしながらこれはHit Ratingが0の場合である。
 Hit Rate95を確保しつつYellow Attackを行えば、あなたは何のペナルティも受けずに51%までクリティカル率を上げられる。
 これ以降は命中率を1%上げる毎にクリティカル率の上限が1%増える事となる。


4: Heroic Strike vs. Cleave


 Heroic StrikeとCleaveはFury WarのRage消費に使われる。
 どちらも追加のダメージを得ることができ、GCDの影響を受けない。
 更に、どちらを使ってもWhite DamageをYellow Damageに書き換えることができる。
 これは28%のMiss率とGlancing発動率25%、クリティカル時ダメージ2倍の通常攻撃が、
 基本Miss率8%、Glancing発動無し、Impaleでクリティカル時ダメージ2.1(恐らく2.2倍のミス)倍の攻撃に変化する事を意味する。
 どちらも追加のThreatは発生してしまうが。

 Fury WarriorにはThreatによるDPSの制限がかかってしまう事は周知の事実だろう。
 よってHeroic Strikeの代わりにCleaveを使う事でThreat生成を抑えようとするプレイヤーは多い。
 しかしながらこれは、BlizzardのTooltipによって招かれる誤解である。

 Heroic Strikeは176dmgを追加して196の追加Threatを発生させる。つまり1.1Threat / 1Bonus Damage。
 Cleaveは70dmgを追加して130の追加Threatを発生させる。つまり1.8Threat / 1Bonus Damage。
 よってHeroic Strikeの方が優秀と言える。
 ただ、2体のターゲットに攻撃出来る時にはThreatを分散できるCleaveの方が優秀である。

 (これには反論が出ていて、Cleaveの方がごく僅か(1Threat辺り0.15Bonus Damage程)に優秀って説もあり。
  それに対する更なる反論が↓)

 あー確かにそうかもね、でも差小さいし、Heroic Strikeは12Rageで撃てるし。HSのがまだ強いよ。


5: Slow or Fast Offhand?


 攻撃速度の速いOffHandはRage生成を助け、Rampageの再使用が楽にできるというメリットを持つ。
 攻撃速度の遅いOffHandはHasteの効果を大きく受け、更にFlurryのChargeを無駄にしない。
 更にMain Handと同じ速度のOff Handをつけると稀にFlurryが4Chargeつくことがある。

 個人的にはステータスで決めれば良いと思う。
 もし同じステータスで速度の違う武器があったら、遅い方を選ぶだろう。
 OffHandにおけるUnbridled WrathやRage生成力による差異はそれ程大きくないからだ。


6: Skill Rotation:


 普通のFury BuildだとImproved WWに1point振っているだろう。
 その場合のスキルローテーションは以下の通り。

 ※数字は秒数
  0: BT
  1.5: WW
  3: Global cool down free
  6: BT
  7.5: Global cool down free
  10.5: WW
  12: BT
  13.5: Global cool down free
  15: Global cool down free
  18: BT
  19.5: WW

 このローテーションではBTとWWのCDを無駄なく使用している。
 途中自由にスキルを使える所があるので、Rampageの再使用やShout、可能ならHamstringを入れるといいだろう。
 Rageが50を超えるようならHeroic Strikeを撃ちこむ。


Should hamstring be a part of my skill rotation?


 WF Nerf前なら十分な価値があった。
 現状でもFlurryのトリガーになる上に、Weapon ProcやHaste Procは発動するが、
 1発毎に181の追加Threatを得てしまう。RageとThreatに余裕がある時のみ撃つべきだろう。
 ただ、私はHamstringを撃つよりはHeroic Strikeに回した方が良いと考える。
 これは追加Threat量が同じで、かつ与えるダメージはHeroic Strikeの方が上だと思われるからだ。
 しかし、これはあくまで私の個人的な見解である。


7:PvP


 PvE SpecでPvPとか無理すぎるから割愛。MSでオッスオッスすればいいと思う


8. Executeの使い方


 Execute Timeはあなたがダメージメーターにおいて最も輝ける瞬間である。
 もしあなたが攻撃速度の速い武器で戦っているならすぐに十分なRageをためられるだろう。
 もし50以上のThreatをためてしまったなら、BloodThirstをかましてからExecuteを使うと良い。

 DeathWishを使うのはBossが死ぬ(と思われる)約40秒前までとっておく。
 DeathWishの残り時間が20秒になったらRecklessnessも発動させる。
 グループ内にシャーマンがいるなら、Bloodrust/Heroismももらう事。


9: Weapon Enchants:


 1:Blueの71 dps weapons: Potency x 2
 2:Epic 80-91 dps weapons: Mongoose main hand potency offhand.
   両手にMongooseつけてもPotencyと大して変わらない。お金を節約する事。
 3:S2 Arena武器もしくはSSC以上の武器: Mongoose x 2


10: Haste


 近いうちにMelee Haste RatingのNerfが入ってしまう。
 しかしそれでもDragon Spine TrophyやDragonstrikeのようなHaste Gearは非常に有用だ。
 Haste Rateを上げる事は更なるProc発動や通常攻撃の増加につながる。


11: 装備


 ここに装備をアップグレードさせていく上で、基本的な事を教えてくれる二つのガイドを提示しておく。
 このガイドではステータスをポイントに置き換えて(どれ位有用なのかを)数値化しているのだが、
 そのポイント化はLvの低い装備もいっしょくたにまとめられている事に注意したい。
 何故なら、あなたのステータスによって、それぞれの価値は変わってくるからだ。
 例えば、あなたがもし高いSTRを持っているならCrit Ratingは(低STRの時より)更に重要性を増す。
 ガイドで示されたポイントをそのまま鵜呑みにしてはならないだろう。

 同様に、Haste Ratingも次のパッチで大きなNerfを受ける。
 そして私はそれに関してこのガイドをまだ書き換えていない。
 Armor Penetrationの効果も、敵毎にArmor値が異なるので一概にポイント化する事は不可能だ。

 ただ、これらの事(鵜呑みにはできないって事)を除いても、以下のガイドは優秀だ。


12: Gem選び


 Gem選択は非常にシンプルだ。
 もしあなたがSocket Bonusを必要としないなら8 STR Gemで埋め尽くせばいい。
 Socket Bonusが必要なら+STRがついた色のGemで埋める。

  Red: 8 str
  Yellow: 4 str / 4 crit
  Blue: 4 str / 6stam

 私の幾つかのGearはこのガイドに従っていないが、それはReplace待ちのGearであって、
 Replaceされた時点で即座にGemをつけかえるだろう。

 Meta Gemについて:
  現在Haste Meta Gemを使用している。
  Haste Nerfパッチ後はAgi / Crit Damage+のMeta Gemを使うつもりだ。
  Haste Nerfが入った後はRelentless Diamondが明らかに(最も)強力なMeta Gemとなるからだ。
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