作品解説

ファイティングバイパーズ2は
セガより1998年にアーケード版が発売された対戦格闘ゲーム。
2001年にはドリームキャスト版も発売された。
2023年発売「龍が如く7外伝」と
2025年発売「龍が如く8外伝」にもAC版準拠で収録。

本作の特徴は以下の通り。

●似て非なる部分も多いが、基本的にはバーチャファイター(VF)シリーズの流れを汲む。

●リアル路線のVFとは違い、ヒット時やガード時のエフェクトがあるのでわかりやすく、
攻撃された側が吹っ飛ぶ、アーマーが砕け散る、などの大袈裟な演出も楽しめる。

●アーマーの概念があり、破壊されると防御力が低下し、食らうコンボが増え、
当て身のリスクも大幅に上がるので、終盤の展開がどんどん加速していく。

●前作FV1の大味すぎた部分が改善され(そこがFV1の魅力のひとつではあるが)、
概ね良好な対戦バランスとなった。
攻守が目まぐるしく移り変わる、スリリングな駆け引きを楽しむ事ができる。

●全キャラが持つ当て身技(ガード&アタック、テックガード)や各種スカし攻撃、
空中受け身、地上受け身、投げ抜け、よろけ回復、起き上がりの攻防などなど、
防御している(もしくは攻撃を受けている)側の取れる行動が非常に多い。

●攻撃している側は常に当て身などにより返されるリスクはあるが、それでもなお
攻めている側のほうが有利なバランスとなっており、相手の当て身行動を逆に誘ったり、
自分側の攻撃後のスキに当て身+投げ抜けを入れて、相手の反撃を潰す事もできる。

●しゃがみパンチが特殊下段(立ちでもしゃがみでもガード可能)になった。
しゃがみパンチの性質や地上受け身などのシステムは、VF4にも引き継がれる事になる。


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最終更新:2025年03月17日 14:40