ギガコーション


「TIME OVER・BOUNDS,THRUST ARTIFICIAL ROCKET PUNCH.」

概要

横一文字の目を持つ青緑色の巨体を持つロボット。
前腕部と脹脛が太いのが特徴で、生物的・機械的両方の特徴を持つ半生物・半機械破壊兵器。
強力な殺戮兵器を全身に搭載し、多対一も難なくこなす高コストなロボット。
その為か消費が早く、戦闘力はかなり高いが継戦能力が低く、太く短く暴れるタイプ。
その上武装の積み過ぎで装甲が甘く、防御面に不安を残している。
高岡マター及びデスポートを研究して作り上げたものだが、これでもコストは抑えているらしい。
理想のスペック、継戦能力を得るには膨大な資金が必要なので実現していない。
ギガコーションの更なるコストダウンバージョンに、「メガコーション」や「ハイコーション」、「コーション」なる機体も存在するとかしないとか。

身長:220cm 体重:323kg


能力・技

「クラモラスレコグナイション」
デスポートの「デスラント」を研究しサンプリング・改良されギガコーションに搭載された強烈音波。
相手の五感に有りもしない激烈な刺激臭、閃光、爆音、痛みなどを与え動きを止める。
幻覚の類で実際には何のダメージも無いが、直撃後も感覚が抜け切らないほどに強烈。
感覚が鋭敏な者ほど大きなダメージを受け、デスポートのデスラントとは違い相手を判別し、敵だけに効果を及ぼす事が可能。
発振器の疲労損壊を避ける為、20秒に一度5秒間音波の展開を停止しなければならない。
更に指向性が強く、特殊な音波である為遮蔽物に極端に弱く、物陰に隠れられたり固めの耳栓をされると効果が劇的に弱まる。

「スピナースピアー」
全身の間隙から発射する小型ドリルホーミングミサイル。
一度に30数発発射し、敵の体へ潜り込んだ後小爆裂を起こし、敵の肉や骨を内部から吹き飛ばし混ぜ返す。

「ドレッドフルディープレッド」
両手から繰り出す強烈な破壊光線。
熱や電撃による破壊ではなく、流動魔力による衝撃エネルギー的な破壊を引き起こすもの。
食らった相手は強力な砲弾を食らったように、ビームを照射されている間破壊され吹き飛び続ける。

「モンストロフレイム」
生物的な牙や肉を持つ口腔内部から噴出す分厚い鋼鉄の塊にも一瞬で穴を開ける、電撃を含んだ強烈な火炎。
魔力と機械の両方を使って生み出した電撃火炎である。

「ティアープレート」
両腕の手の甲側から突き出す鋭い刃。
幾つもの短い刃が鋼線によって連なり、挿し通る事で剣状になっている為、通さないままムチのような剣として振り回す事も可能。

「ウォーリートランシジョン」
魔力を使った転移術。テレポート。
異次元空間を抉じ開け別の位相へ移動し、別の地点に移動してからもう一度空間を抉じ開けて出て来る事で魔力的な壁に阻まれても行動可能。

「クライングヒーリング」
掌から繰り出す回復。
疾病などは治せないが、簡単な骨折や切創などなら治療可能。
威力は中級魔術のそれ。

必殺技

「ギガデトネーター」
広範囲に爆発による熱とエネルギーの奔流を撒き散らす自爆装置。
駆動エネルギーがゼロになる直前に発動するものであり、本体駆動エネルギーとは別口の動力源で引き起こす。
爆発の威力もかなりのものだが、本命は爆発の威力によって打ち出される「ロケットパンチ」である。

アイテム

「アイテムラック」
背中側に取り付けられた小さなアイテムラック。
協同者に使わせる回復アイテムやテレポーター、小型ビームガンなどを収納している事が多い。

登場


2015年1月17日脱獄阻止なりチャ
突然空から投下される形で、牢獄に設置された対空砲の直撃を食らいながらも無傷で着地。
賊を逃がすべく支援戦力として登場した。
「クラモラスレコグナイション」により広範囲にダメージを与え、それからディプスアイギスと交戦。
様々な機能で追い込み、「ティアープレート」による格闘戦に発展した末に「ドレッドフルディープレッド」にてディプスを追撃。
その後はモニールアギフテレンツの援護にサイプレス及びムヴァと交戦。
内在エネルギーが一割を切った後は「ギガデトネーター」によって自爆し、ロケットパンチにて獄舎を崩壊させた。
本体は自爆による爆裂熱波、ロケットパンチはムヴァの「最果(サイハテ)」により消滅する。

由来

ギガコーション。つまり「すごい警告」。
由来は特に無く、適当に付けた名前。
本体の元ネタは映画「パシフィック・リム」に登場する巨大ロボット、「ジプシー・デンジャー」。
炎を吹くのは「KAIJU」のイメージから、怪獣らしい技を搭載。
身長は当初190cmと書かれていたものの、それでは威圧感が足りないような気がしたので220cmに。
最終更新:2016年05月17日 01:20