"猛犬王子"クークラン
「どうやらむざむざ殺される気も、逃げ出す気もないらしい。いいだろう、主との盟約に従い―――――この魔神クークラン、推して参る!!!」
概要
分類 |
魔神 |
所属 |
ルーの国 |
異名 |
猛犬王子 |
知能 |
人間並 |
属性 |
光 |
危険度 |
A |
備考 |
魔王ルーの息子 クーフーリンの名称で有名 本名はセタンタ ウルド王国の英雄 |
大種族は
魔神。
ドロドロに溶解した肉をした人型で片方の目は落ちくぼみ、片方は飛び出して明後日の方向を向き、額には歪な眼球が7つもあり、口は十文字に裂けているという異様な容姿をしている。
人間の姿をとることも可能でその際は赤みがかった黒髪で大柄な青年になる。
魔界ムスペルヘイムの魔王の1人ルーの息子。
「クークラン」とは
ムスペルヘイムの言葉で「猛犬」の意――なのだが彼の故郷のかなり訛った発音。
よりメジャーな発音では「クーフーリン」となり、他の地域や
アースガルド大陸ではこちらの呼び方の方が有名。
またこの名前は本名ではなく、彼の武勇から付けられた異名であり本名はセタンタ。
ただしクークラン自身は基本的に「クークラン(クーフーリン)」と名乗るので本名はややマイナー。
勇猛果敢で実直で義理堅いが喝采願望が強く、己の力を過信しがちな性格。
一度交わした約束は命を賭しても守り抜き、また決して裏切らないという
悪魔らしからぬ高潔さを持つ。
神域とまで称されるほどの槍の達人であり魔術にも精通している器用万能の戦士。
愛槍のゲイボルグも強力なマジックアイテムで投げれば凄まじいホーミング効果を発揮する。
強力な魔神だがその分召喚や契約の難易度は非常に高い。
これは供物のレベルの関係ではなく、彼自身の信念とプライドのため。
技・魔法
詳細不明。
魔槍ゲイボルグによる攻撃や魔術を得手とする。
経歴
2014年12月14日遺跡なりチャ
遺跡を守る敵として分身が登場。
探索に現れた
ユキ、
シトロ、
サードラムらと交戦するが
ヘレボラスに寄り代に使っていた骨を破壊され、消滅した。
由来
「クー・フーリン(Cú Chulainn)」…ケルト神話に登場する英雄。名前は「クランの猛犬」の意で「クークラン」、「キュクレイン」、「クーホラン」とも。光の神ルーの息子で幼名はセタンタ。魔槍ゲイボルグを持ち、戦場では恐るべき怪物の姿となって敵と戦ったという。
余談
ちょっと正体をボカしたかったので「クークラン」の呼び方を採用。
最終更新:2015年10月03日 22:13