カティア


概要

フルネームはカティア・ゴルドウィッチ=エルヴィアン。

鳥人族の一種、エルヴィアン族の女性。101歳(外見20歳)。
未成年のときに窮屈だと思っていた里を抜け出したところを攫われ、以来豪邸で飼われていた。
「飼い主」達からは愛玩道具扱いされ、そのうち成人になってしまい卵を身ごもる。
自分が産んだ卵を愛せないまま、しかし鳥人族の本能に従って卵を割るのを激しく拒絶したためにオークションへ売りに出された。
母性本能と道具扱いされたことへの嫌悪感で板ばさみになり、発狂寸前だったところに同族のティマフに出会う。
母親としてできる最後の愛としてティマフ達に卵を託し、自身はそのまま檻の中に残る。


以降はどういう経緯かキズバに買われたらしく、ファルフィールの素体となり魔物を製造し続けていた。
ミニチュアガーデンでユキ達と対峙した際、ティマフが彼女の気を引くために雛の鳴き真似をしたのをきっかけに、それ以後魂の一部(彼女の母性)がティマフにひっついていた。
完全な幽霊ではないため誰にも存在を気付かれなかったが、夢魔の夢からティマフを起こしたりほとんど崩壊しそうだったティマフの精神を支えたりしていた。

今はティマフが回復したため、ティマフの魂に取り込まれた。


容姿

陶器の人形のような、かなりの美人。
長い青色の髪と緑に縁取られた藍色の目を持ち、全てに絶望しているような退廃的な表情すら一種の彫像のようにも見える。
当たり前だが、本来は凛とした雰囲気の人だったようだ。

鳥人化すると髪が短くなる変わりに髪と同じ色の羽毛の長い翼が背中から生える。
その羽毛もつやがあり毛先に行くほど銀が混じり、一枚だけでも高価な値がつく。
そのなかでもひときわ美しい羽毛が、両こめかみから飾り羽として生えている。


登場

2010年9月11日オークションイベントなりちゃ
商品として倉庫にいたところを希鳥に発見され、その場に一緒にいたティマフに卵を託す。
そして自分は周りの助けを断り、一人檻の中に残った。

2012年8月31日ユキの長編外伝
ないとめあが作りだしたカストルムからティマフを守るために姿を現し、カストルムと対峙する。
ティマフの知り合いとはほとんど面識がないため、敵に対して全く遠慮なく豪華を浴びせた。
無事にティマフが夢から脱出できてからは、ティマフの精神力の回復に伴いティマフに取り込まれた模様。


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最終更新:2012年09月01日 15:19