ボステージ

ストライフのロボット戦士、ヴァウが作り出した8体のロボット戦士メタルファクターズ
が、更に自分達とヴァウで共同製作した部下ロボット達を率いて建設、奪取した施設の総称。
以下に各人の占拠、担当するプレースを記す。



ビュール担当:

「空中要塞戦艦キングウィンダーΩ」
巨大な翼を付けたクジラのような外見が特徴の空中戦艦。
全身に巨大な「エアーブレイカー」を装備しており、周囲に激しい竜巻を発生させる事ができる。
強さの秘密は不可視の真空衝撃波とその中でも影響を受けない事だ!

代表的部下ロボット:
「サウザンドウィンドマシン」
巨大な扇風機に手足を生やしたような、風属性の攻撃を得意とするロボ。
身長は約2mほど。構造上装甲がそんなに硬くない。
先日道中に一機が出現、ケビンの銃撃に破壊されている。

「スペラッター」
イカの頭から人間の腕を生やしたような外見のロボ。
クトゥルー的なものは関係ない。
腕の先はプロペラになっており、硬質のブレードで目標を斬り裂く。
プロペラで飛行する事も可能。

「マッドバルーン56−C」
爆薬や強酸を積んだ風船型自爆ロボット。
ふわふわと寄ってきては中身を相手にブチ撒く。
無関係な人間の近くでは意地でも爆発しないのが特徴。




バリバ担当:

「クラフティー発電所」
廃棄された発電所を占拠、改修して復活させアジトとした所。
所内の至る所に電撃トラップが仕掛けられており、種類は豊富。
バリバ専用のホビープレイスも存在する。

代表的部下ロボット
「Gチャージャー」
GはギタイのG。壁の一部や発電機の一部にしか見えないような外見で相手を
油断させておきながら、相手が接近すると突然放電して攻撃する。
放電の瞬間にモノアイ型のスコープユニットが展開する。

「スプリンクラウド」
アースガルド大陸のモンスター、「ガスクラウド」のような物を発生させる装置。
有毒ガスの雲は内部の球形マシンで制御され、敵性物体、生命に突進する。
制御マシンを撃破すれば雲は霧散する。

「デンチャー」
義歯とは関係ない。
人の身長ほどある電池型ロボット。−局+局両方をバネにし、回転跳躍しながら移動する。
胴体にエレキテルビーム発振機を仕込んでおり、体当たりと共にビームソードで攻撃する。
雷属性の攻撃をしても充電して強力になるだけで、かなり危ない。


パッチ担当:

「スターシング火口基地」
火口に建設された秘密基地。大掛かりなマグマエネルギー採取装置を完備。
エネルギー採取・加工工場でもあり、キングウィンダーの飛行エネルギー送信装置でもある。
味方のサポートを念頭におかれた設計らしい。

代表的部下ロボット
「マウントフジ」
火山型ロボット。大きさは130cmほど。頭の砲口から灼熱弾を発射して攻撃する。狙いは正確。
足がついていて自立歩行可能。走行となるとバランスのせいで少し難しい。

「ネップウフェイサー」
大きな顔型のロボット。顔の形は円錐と鬼を組み合わせたような外見。
地熱を吸い上げて熱風として広範囲に放射する。固定砲台なので動けない。

「ケズリーマー」
地面を駆け巡る削岩ロボット。頭頂部に円状ドリルが付いている。
ジェットを底部に装備しており、空中を突っ込んでくるだけの時もある。


ゴール担当:

「ラグランジュ元浄水施設」
どこかの浄水施設。自称国家を一つ滅ぼして獲得した物らしい。
浄水施設だが、設備の全てが冷却装置、降雪装置に置き換えられている。
施設の周囲は常に−80℃を保っており、今まで生えていた草や花は
ばりばりに凍りつき、新たに生える事も無く全てが彫像のようになっている。

代表的部下ロボット
「EAT(イエティ)」
雪男のような姿をしたロボット。親玉であるゴールの簡易生産版。
体長は2mほどで、腕力は強力。強固な雪球を投げつけて攻撃したりもする。
見た目通り動きはのろく、吹雪を発生させたりする事も出来ない。

「マーベラスライダー」
爆弾をバラ巻きながら走るボブスレーに乗るライダーロボット。
よく施設周辺の斜面に現れ、雪崩と共に侵入者を追い返す事を得意とする。
本体の能力は腕力B、他全部Cといったところでまるで強くはない。

「ガリゴン」
カキ氷機型ロボット。体内にセットした氷を削り、アームと頭の先にある放射器から
削った氷を放出、吹雪を巻き起こす。かなり粗めに氷を削る事で、当たれば怪我を免れない
やたらと迷惑な吹雪を巻き起こす事も可能。
削り器の中にでも転び込もうものならミンチになる事必死。


バサラ担当:

「スウィーパーズフォレスト」
突如出現した巨大な森。正体はバサラの能力「マッスルグローサー」によって成長した植物群。
内部は見た事もない異形の植物や生物によって覆われており、とても霊長類の暮らせる環境ではない。
バサラ配下のロボットよりも、生息している異常発達生物の方が危険である。

代表的部下ロボット:
「ミズヤリーナー01」
森林の管理ロボット。オーバーオールを着た麦藁帽子の大男のような風体をしている。
森林を荒らす存在を感知すると、瞬時に庭師型戦闘モード「チョーカー01」となる。
戦闘形態では伸縮自在の、鋭い刃を持つハサミ型アームでの攻撃を得意とする。

「デミウッディ」
木に擬態したロボット。根を足に、枝を腕に蠢く姿は魔物「ビッグウッド」や「彷徨う大樹」とよく似ている。
攻撃も同じく似通った物が多く、合金製の葉型カッターや鋼鉄の根を操り相手を四方八方から攻撃する。
戦闘中にも瞬時に擬態する事が可能。その際にはセンサーにも普通の木として映ってしまうほど欺瞞性能は高い。

スカーテール
上半身が鍬形虫、下半身がムカデのような姿をした飛行型メカ。
全長は10mあまりが基本だが、個体によっては小型、大型のモノも存在する。
複雑に入り組んだ森に更に複雑に巻きつくような形で森を自在に移動する。
体の各所には熱線弾を吐き出す砲台が取り付けられており、自律して相手を狙う。


ドップラー担当:

「ハイドトレイナー」
夜な夜な現れる、線路も無いのに道を自由に走る「幽霊列車」。
窓の桟には蝙蝠が、車内の席には骸骨が座っているらしい。車掌はひんやりとした鉄の体を持っている。
という噂の正体。ドップラーの管理する移動装甲列車であり、ホバークラフトと重力制御で動く。
列車内部は所属ロボットの熱線だけを反射する特殊装甲が張り巡らされている。
もちろん車掌とはドップラーの事。

代表的部下ロボット
「メカバッツ」
種族としての意識、固体としての体を持つ全体一意の蝙蝠型魔物「バッツ」を改造した半メカ半生物。
一機が侵入者を発見すると電子通達より早く仲間に伝達し、以後の陣形、召集を何よりも早く行う。
攻撃は腹部から出現する熱光線砲、翼に取り付けられた刃で行う。
列車内部に居る個体と、列車の外に居る個体が居る。
各々機械に対するセンサーへのステルス製は高いものの、熱源センサーに少なからず反応してしまう。

「ナイトフライヤー」
メカバッツ達の親玉の大型個体。そのまま大型にしたような外見を持つ。
普段はトレインの屋根の装飾物に擬態しており、センサーにもただのパンタグラフとして映る。
動き出すと欺瞞反応は解かれ、生物として映るようになる。
武装は口からの超音波兵器、翼の大型ブレード、腹部の飛行カッター、背部の大型プラズマ砲と豊富。
その他にもアタッチメントによって様々な武装、機能を追加する事が出来る。
腹部の飛行カッター収納ラックにメカバッツを収容、放出する事も出来る。

スケルトン?〜?」
現在まで魔物かと思われていたスケルトン型のメカ。
各々が単純で少々足りない頭をしているものの、自我を持っている。
人型は人型なため、いろんな武装、防備が可能。
状況がいよいよとなれば第一装甲(骨)を剛速投球する事も出来る。
スケルトン?(サード)はスケルトン?(ツヴァイ)を、スケルトン?はスケルトン?(いち)を
強化装甲として合体パワーアップする事が出来る。
三機合体した形態を「ロボガシャ・スケルトン」と呼ぶ。

「ラミヤ」
ドップラーの副官。ドップラーとだいたい同じ姿をしているが、体は偏光クリスタルで出来ている。
女性型の思考を持ち、ドップラーに従順。武装は遠距離線特化となっており
手持ちの武装でも投擲物、重火器、小火器を得意とする。
名前はドップラーが「とっぷり」のもじりで有るように「くらやみ」のもじり。

オンギョウ担当:

「偏光クリスタル採掘場『ライトケイヴ』」
感知センサーレイやレーザー光線を反射する特殊装甲の原料である
偏光クリスタル「リフ・レイ水晶」を採掘する為に施工された洞窟。
内部は天然の偏光クリスタルに満ちており、入り口のクリスタルが採取した僅かな光を
洞窟内部のクリスタルに反射、取り込み増幅し一切の機械的光源なく神秘的な光加減を持つ。
多種族の手が加わった今でも、先住の爬虫類が多く生息している。

代表的部下ロボット
「ザップ」
厳密に言えばオンギョウの部下ではない。
ヴァウが気紛れでかなり先行して作ったメタルファクターズ第二世代「メタルシージャーズ」の試作型ロボ。
ロボ然としたボディなものの、人間の子供のような身長、顔を持ち性格も子供っぽく気弱。
大気中の水を自由自在に操る能力を持っており、その気になれば戦闘もこなせるほど強力。
ファクターズに負けない性能は秘めているものの、本人の気弱、臆病な性格が祟りダメダメ。
とりあえずオンギョウを姉として慕い、面倒を見てもらっている状態。
「やだよう…」が口癖。

「アッパーク」
壁からせり出してくる「壁型」ロボット。馬力はかなりのもので、侵入者を全力で押し潰す。
ただの壁にしか見えないが、よく見ると壁面上部に目が付いている。いつも眠そう。

「ヘイル2・no」
ヘイル・ツノ。全身が偏向クリスタルで出来た、特殊補強を受けたトリケラトプス型のロボット。
馬力はかなりのもので、突進力に優れ、顔に生えた3つの角は回転し、ドリルにもビーム発振器にもなる。
口腔部からは火炎放射を噴出す。

ボンカー担当:

「兵器生産神殿ガミオン工場」
ボンカーの管理する神殿型兵器生産工場。何故か見た目がギリシャ風の神殿型。
というのも、ボンカーの兵器に対する奇妙な信仰心から来ているらしい。
兵器と殺戮は戦闘用ロボットにとって神聖な物であり、それは厳かに行わなければいけないという事らしい。
戦いはどんなに野蛮に見えようと生命を賭け争う行為は本質的に神聖である とはボンカーの言。

代表的部下ロボット:
「シス・ユール」
神官型の管理ロボ。自らが管理官の役を務めながらも、全身が兵器となっている。
普段は目と口を貞淑に閉じた清楚な雰囲気を持つ姿だが、戦闘時には体をバラバラに
開くようにして全身から兵器を出現させる。

両手両足をフルに動かして壁や天井に張り付き、熱線を乱射しながら侵入者をどこまでも追いかける。

「マクレイン」
蜀台に見せかけた侵入者撃退用の電磁武器ラッチ。
侵入者を感知すると電磁力を全開にして周囲の武器を引き寄せ、合体して火器管制塔となる。
主な武装はギロチン・シューターやスタンブラスターなど。

「ウォッシャー・ウォッチャー」
神殿内の長い廊下を精一杯雑巾掛けしている体当たりロボット。
かなり高速で動き回っており、床一面に敷き詰められているので避け辛い。
しかしレールで体を担当の廊下に繋ぎ止められているのでそれ以外の行動が出来ない。
実は奴隷型メカ。
最終更新:2012年03月27日 19:42