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【桜桃さんコラボ】イラストメイキングと水彩画のコツ

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今回は特別に桜桃さんにイラストメイキングについてお話を伺うことができました!
みなさんのイラスト制作にお役立てください〜

自己紹介

桜桃(outou)と申します。普段は版権と創作のキャラクターイラストをメインに、主にメディバンペイントで絵を描いてます。


作品紹介


2022年文化祭企画「どこかの絵描きの挑戦状」で制作したものです。サイトで表示されるイラストからモチーフとなったものは何か、を予想するクイズ企画でした。私はモチーフとしてめんだこ、捩花、そして初級と上級のサイト背景ドッド絵を担当しました。

イラストメイキング

今回はめんだこモチーフの子を紹介したいと思います。

【①ラフ】

まずはモチーフとなるメンダコを見ながら特徴を考え、髪型とスカートに特徴的なシルエットを入れることに決めました。海の中の生き物ということで珊瑚の耳飾りや貝殻のブローチをつけることにしました。


【②線画】

線画に取り掛かります。深海を漂っている雰囲気にしたかったため、スカートのボリュームを増やし全体のバランスを見ながら小物を増やしました。


【③色塗り】

光源を決めて好きな色を置いていきます。個人的には一番ここが好きなポイントです。メンダコは外が暖色、中が寒色なのが特徴的だったため服と裏地には吸盤デザインの模様も入れました。


【④仕上げ】

背景を黒く、水の泡を白で浮かばせて顔や髪にハイライトを足して完成です。




水彩



果物や花を2ヶ月に1回くらいの頻度でデッサンすることがあり、この2枚はお気に入りのものです。苺と椿を描きました。
それぞれ描いた時期は離れているのですが、ホルベイン透明水彩のオペラ、ターコイズ、イエローの絵の具を下地として使用しており、発色や馴染みがよく手放せない商品です。


【水彩画を描く流れ】
簡単に工程をまとめるとこんな感じになります。
①鉛筆で紙に丸などで辺りを描いてから細かい部分を線にして邪魔な部分を消す
②木の板に水彩紙を置いてマステで囲むように端を張り付ける
③霧吹きで紙に水をかけて大きい平筆で全体に馴染ませ1日乾燥させる
④基本となる色や軽い陰影を透明水彩で着彩する
⑤納得のいくまで色を重ねる
⑥ホワイトでハイライトを入れて完成!

【画材】
  • 絵の具:透明水彩と呼ばれるものと、絵墨を好んで使っています。
  • :ホルベイン
  • :大きいサイズだとvif Art、ポスカサイズだとホルベインを使用してます

【水彩画を描くのにかかる時間】
私は大体6時間ほどになります。
ただ、完成までの時間は部屋の湿気や紙の乾燥具合、何回色を重ねたいかによって変わるので一概には言えません。

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イラスト
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