【MM】菩提樹の迷宮

◆システム:モノトーンミュージアムRPG
◆話数:6話
◆GM:いなえ

▼人間道

「私が長い旅路の果てに知り得たこと。意味、本質はなく、世界の在り方は全てそうであること。そのことを知った時、一切の苦しみから解放された気がした。そして世界の苦しみさえも……」

モノトーンミュージアムRPG
『Reincarnate Lindenbaum』

かくして、試練の旅は紡がれる……

▼天道

+ ...
コンストラクション:僧侶
パートナー:サフェード/関係:夢想
君は罪を犯した。君の罪は信仰に対する疑念。
……君は優秀な僧侶であった。教えに敬虔であり、誰よりも教義を理解し、教会内での地位もあった。
しかしある日、全てを疑問に思った。きっかけは自由に決めて良い。
「神の慈悲は厚く、御標に従っていれば幸せになれる。御標に背けば神の加護を外れ、破滅する」
そう信じてきた。しかし、そのことに疑問を持ってしまったのだ。
御標とは何か。神とは何者なのか。何故人は自由意志を剥奪され、神の加護の中でしか生きられないのか。神の加護とは。
悩む君の前に、少女が現れ、告げる。
「疑問に思ってしまったあなたの答えはここにはない。あなたは旅に出ても良いし、出なくても良い。答えを探しても良いし、探さなくてもよい」
君は、最終的に旅に出ることにした。
少女はサフェードと名乗り、君に行くべき先を示してくれた。神の座す右の地へと向かえ、と。

▼修羅道

+ ...
コンストラクション:不死者
パートナー:スヴァルナ/関係:罪
君は罪を犯した。君の罪は暴力。
……君は不死者だ。この世界の不死者は憧れであり賢者であり権力者だ。
君が不死者となった経緯は好きに決めて良い。
君は、その在住する街において特権階級であった。君に逆らう者はおらず、まさに君の天下であった。
権力か、物理的な力か、精神的な攻撃か、あるいは全てか。
ともあれ君は、力によって他者の選択肢を奪った。それが君の暴力であり、罪。
だが君の天下は長くは続かなかった。
貧民街出身の女性スヴァルナは町衆をまとめあげ、その反逆は起こるべくして起こった。
しかし不死者である君を殺すことは出来なかった。君は幽閉され、地下深い牢に繋がれることとなる……
【天道】によって解放されるまでは……

▼畜生道

+ ...
コンストラクション:従者
パートナー:ターロック/関係:追憶
君は罪を犯した。君の罪は過剰な罰。
……君は従者だ。とある国の王宮に仕え、とても優秀な従者であり、王の信頼も厚かった。
王子ターロックは君をよく慕い、君は彼の世話係であった。
ある日、君は仕事でミスを犯した。些細なことであり、被害者が出るようなものではなかった。自由に決めて良い。
君はそのミスを悔い、職を辞した。王やターロックは君を引き止めたが、君は自らを罰するために去った。
君は今、物乞いのような身に自らを窶している。君は優秀な従者であったのに、その力を持て余し、適切に使わずにいる。思考を放棄し、さながら家畜のように日々を過ごす。
それが君の罪だ。
【天道】と出会い、君は罪と向き合うために旅立つことになる……

▼餓鬼道

+ ...
コンストラクション:日陰者
パートナー:パラド/関係:別離
君は罪を犯した。君の罪は窃盗。
……君はスラムの出身であった。生きる手段として窃盗を選んだ。選ばざるを得なかった。他に何もなかった。
君にはその才能があった。君の腕は裏社会でたちまちに知れ渡り、君が成人する頃、君は周辺地域一帯のシーフギルドのボスとなっていた。
自らが生きるためだけであった窃盗は、いつしか私腹を肥やす手段となった。
果てのない欲に呑まれた餓鬼。それが君の罪。
ギルドはどんどん巨大になっていった。
次第に分裂するようになり、No2であるパラドと君は、互いに貧民街の出て幼馴染であったのに、分かり合えなくなった。
そして君が、パラドに裏切られ、組織を追われ、地位も富も、失った。
罰なのかも知れない、そう考えたとき、君は【天道】に出会い、贖罪の旅に出ることになった。

▼地獄道

+ ...
コンストラクション:異形
パートナー:神/関係:憎悪
君は罪を犯した。君の罪は、御標に対する反抗。
……君は御標に背いた。異形化してでも自由に生きようとした。自らが自らであるために、生きる場所に地獄を選んだ。
自由に決めてよい。
神は君を許さないだろう。君も神を認めないだろう。
君の罪は果たして罪なのか。【天道】と出会い、共に旅することで、君はそれを知ろうとした。

◆演目一覧



◆演者一覧



名前:
コメント:
最終更新:2019年11月21日 19:07